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キムチの保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

キムチは、日に日に酸っぱくなっていき、
冷蔵庫に入れておくと臭いが移っちゃって・・・
と、うまく保存しないとこのような事態になりかねません。
こちらでは、キムチの保存を徹底的に紹介しております。

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キムチの常温保存は?

キムチの保存は10℃以下なので、
基本常温保存には向いていません。

10℃以上の環境で常温保存すると
発酵が進んだり腐る恐れがあります。

もし常温保存するのでしたら、
冬場10℃以下の冷暗所で金属製やせとものの
容器に入れて、密封して保存します。
プラスチック容器ですと、
酸っぱくなりやすい傾向にあります。

保存期間(賞味期限)の目安は?

冬場を除いて、2~3時間で酸味がまわる。
冬場の場合は、10℃以下で保って1週間程度

常温は危険?
キムチの未開封のものや、
完全に密閉しているものは、
常温化により発酵が進み、
膨張していきます。
膨張が進むと、逃げ道がなくなるので
やがて爆発するものもありますので、
注意が必要です。
キムチ

キムチの冷蔵保存は?

キムチの保存温度が5~10℃以下なので、
通常は冷蔵保存します。

保存方法としては、プラスチック容器に入っているものは、
金属製か、せとものの容器で密閉できるものに
入れてさらに、ジップ付袋に入れて空気を抜いて保存するか、

プラスチック容器のまま、ビニール袋に入れて、
縛らなくてもよいが封をした上から、
ジップ付袋に入れて、空気を抜いて保存します。
※他の容器に移し替えた方が良いです

こうすることで、冷蔵庫内がキムチの臭いに
なることを防げます。

キムチは、冷蔵保存であっても、発酵して徐々に
酸っぱくなっていきます。
酸っぱくなるのに抵抗があるのでしたら、
チルド室での保存をお勧めします。
チルド室は、冷蔵庫よりも温度が低いため
発酵を遅らせることができます。

保存期間(賞味期限)の目安は?
  • 冷蔵保存の賞味期限は、1週間程度
  • 本格キムチの場合は、1~2か月程度


本格キムチではないものというのは、
日本向けに作られた、浅漬けのようなキムチです。
日本で売られているキムチは大体日本向けと
思った方が無難です。

キムチの出し方
キムチを出すとき、
食べる分だけ小皿にとって、
容器はすぐに冷蔵庫にしまった方が、
温度の変化がないため、保存には適しています。
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キムチの冷凍保存は?

キムチの冷凍保存はあまりお勧めできません。
生の野菜を使用していますので、
冷凍して解凍すると、野菜の中の
水分が出てきます。
こうなると、食感が失われてしまいますし、
そのまま食べるには、味もかなり落ちてしまいます。

ですが、豚キムチ、キムチチャーハン、
キムチお好み焼きなど加熱した料理にする場合には、
冷凍保存しても問題ないでしょう。

保存方法としては、
使いやすい量に分けて、
できるだけ平らになるようにラップに包んで
フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて
冷凍保存します。

理想としては、ラップに包んだ後
金属製のトレイに重ならないように載せて
一度凍らせてから、フリーザーバッグやタッパーに
入れて保存した方が、良いでしょう。

解凍は?

解凍をすると、キムチがふにゃふにゃになってしまいますので、
解凍せずに直接料理してください。

普通の料理として食べることができます。

保存期間(賞味期限)の目安は?

キムチの冷凍保存の賞味期限は、1か月程度

腐るとどうなる?どうなったら食べない方がいいの?

  • カビが生えている
  • 嫌なにおいがする(酸っぱい匂いではない)
  • アルコール臭がする
  • 白いぬめりのようなものが出ている
  • 酸っぱすぎる


このような場合は食べない方が良いでしょう。
キムチは発酵していくと、どんどん酸っぱくなっていきます。
酸っぱくなっても食べれるのですが、気になる方は
加熱料理に使うと、美味しくいただけるかと思います。

まとめ

キムチは、発酵防止腐敗防止のため
常温保存せずに冷蔵保存しましょう。
長く保存したい場合は、冷凍保存ですが
そのまま食べるのは難しくなるので
炒め物などにして食べると良いでしょう。

保存容器はキムチ専用のものも販売されていますので、
そういったものを使用すると保存が長くなりますし、
臭い移りなども最小限に抑えることができるでしょう。

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