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チョコレートの保存方法は、冷蔵保存?常温保存?賞味期限はどれくらい?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

チョコレートの保存は、冷蔵保存が良いと
言われたり、常温保存が良いと言われたりしますが、
実際はどちらが良いのでしょうか?
調べてみると種類ごとに分かれるようです。
こちらでは、チョコレートの保存方法と
賞味期限について紹介いたします。

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チョコレートは常温保存が適している?

一般的なチョコレートは、適正温度が
15~22℃程度となっていますので、
常温保存が良いです。

チョコレートの大敵は湿度の高いところと高温ですので、
保存場所は直射日光が当たらなく、湿気の少ない
涼しいところが適しています。
なお、このようなチョコレートを
冷蔵庫に入れると品質が低下してしまいます。

この条件に当てはまらない季節は夏です。
チョコレートは28℃あたりより溶け始めますので、
夏の場合は、常温保存よりも冷蔵保存が良いでしょう。
その他の季節で28℃を越えなければ、常温保存で
かまいません。
また、開封後も常温保存でかまいません。
ただし、開封後は早めに食べるようにしましょう。

チョコレートには様々な種類がありますが、
その中でも要冷蔵のチョコレートがあります。
たとえば、ガナッシュチョコレートや生チョコレートなどです。
基本的には、保存はせずに早めに食べた方が良いのですが、
保存される場合は、冷蔵庫(10℃以下)で保存するようにしましょう。

チョコレート

保存期間(賞味期限)の目安は?

賞味期限は、チョコレートの種類によって変わってきます。
常温保存と書かれているものでしたら、1か月のものもあれば、
1年のものもありますし、長いものですと2年というものもあります。
たとえば、ゴディバチョコレートだと、短いもので1~2か月程度。
長いもので、3~4か月程度。
通常の板チョコだと短いもので1か月程度。
長いもので1年程度保存できます。
基本的に市販で購入されたものは賞味期限が
書いてあると思いますので、それに従ってください。

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冷蔵保存する際の注意点

夏場など高温で多湿な環境の場合は
どのチョコレートも冷蔵保存が適していますが、
そのままの状態で保存すると、
他のにおいがついたり、
冷蔵庫の湿気を吸ってしまう恐れがあるので、
ジップ付き袋に入れてしっかりと空気を抜いて
保存されると良いでしょう。

また、品質の低下を抑えるためには、
発泡スチロールなどの断熱材に入れると
多少変わってきます。

なお、一度溶けた、あるいは溶けかけている
チョコレートを冷蔵庫に入れると
均等に混ざっていた成分が溶けたことによって
脂肪分が浮き出てしまい表面が白くなってしまいます。
これをファットブルームというのですが、
こうなると、本来の味は損なわれてしまいますが、
食べれないわけではないです。

また、冷蔵庫から出して常温化で置いておくと
結露がついてしまい、それが糖分と結合し
小さな白い斑点がぽつぽつとできることがあります。
これをシュガーブルームというのですが、
やはり品質の低下につながります。

これを防ぐには急激な温度変化を防ぐしかないので、
基本的には冷蔵庫に入れたチョコレートは
全部食べてしまうか、
食べる分だけを分けて、残る分はすぐに
冷蔵庫に戻しましょう。

保存期間(賞味期限)の目安は?

ガナッシュチョコレートは短いもので、数日。
長いもので1か月程度は保存できます。
生チョコの場合は、短いもので数日。
長いものでも1~2週間程度でしょう。
しかし、本来の味を味わいたいのであれば、
早めに食べることをお勧めします。

その他のチョコレートに関しても
1か月以内には食べたいところです。
品質にこだわらなければ、1年程度はもつかと思います。

生チョコやトリュフチョコの美味しい食べ方
生チョコやトリュフチョコを
冷蔵保存した場合、美味しく食べるには、
一度常温に戻します。
こうすることで口どけがよくなります。
好みによっては、少し硬いのを口に入れるのを
好む方もおられますので、
好みに合わせて食べましょう。

冷凍保存することは可能?

できるかできないかでいうと、
冷凍保存は可能なのですが、
冷蔵庫で保存するよりも品質は落ちるでしょう。
それに冷凍庫に入れたからと言って、
メリットがあるかというと、
冷たくて美味しいことくらいしかなく、
保存が長くなるなどはありません。

冷凍庫で保存すると、
脂肪分が白濁して固まるのを
早める可能性があります。

冷蔵か冷凍で迷われるなら冷蔵庫で
保存した方が良いでしょう。

手作りチョコレートの保存は?

どういうチョコレートを作るかにもよるのですが、
トリュフや生チョコなど生クリームを使用したものは
冷蔵庫保存します。
もしくは10℃以下の直射日光の当たらない場所。

湯銭して溶かしたチョコレートを型にはめて固めたものは、
常温保存で良いでしょう。
これを冷蔵庫に入れてしまうと、表面が白くなる可能性があります

生チョコなど作ったはいいものの、たくさん作りすぎた場合は、
冷蔵保存であってもあまり日持ちしませんので、
その場合は、冷凍保存するしかありません。
冷凍保存方法は、フリーザーバッグに入れて、
しっかりと空気を抜いて保存します。

食べる際は、急激な温度変化を避けるために、
前日に冷蔵庫に入れて、当日食べる30分程度前に
常温に置いておくと、良いでしょう。

保存期間(賞味期限)の目安は?

通常は3~4日程度もつのですが、
人に渡すのであれば、前日に作ったものを渡しましょう。
また、渡すまでに10℃以上のところに置かないと
いけないような場合は、保冷剤を乗せておくと良いでしょう。

まとめ

生クリームなどが入ったものは要冷蔵(10℃以下)ですが、
その他のチョコレートは夏の暑い時期以外は
常温保存でかまいません。
冷蔵庫に入れた場合は、劣化を防ぐために
早めに食べるようにしましょう。
特に気にされないという場合は、
非常に長く保存できます。

手作りチョコについても、
上記同様通常は常温保存ですが、
生クリームを使用している場合は、
冷蔵保存(10℃以下)しましょう。

人にあげるのでしたら、やはり当日もしくは
前日作ったものにした方が良いです。

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