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梨(なし)の保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

梨は、リンゴやミカンと違い、日持ちしにくい果物です。
品種によって、保存期間にばらつきはありますが、
購入もしくは、いただいてから、
できるだけ早めに食べた方が良いでしょう。

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そのままの状態の梨の保存は?

切っていないそのままの梨の保存は、
乾燥を防ぐことが肝心。
新聞紙に一つ一つ包み、ビニール袋かジップ付き袋に入れて、
冷蔵庫の野菜室で保存します。
新聞紙がない場合は、ビニール袋に入れるか、
ラップに包むだけでも、なにもしないよりかは、
日持ちします。
ヘタの部分を下にしておくと、
長持ちします。

常温保存もできます。
その場合は、新聞紙で包むか、ビニール袋に入れて
冷暗所で風通しの良いところに保存します。
ただし、冷蔵保存の方が日持ちはします。
食べる2時間ほど前に冷蔵庫に入れると、
美味しく食べれます。

保存期間(賞味期限)の目安は?
  • 常温保存の賞味期限は、3~4日程度
  • 冷蔵保存の賞味期限は、1週間程度


※保存期間は、品種や状態によって異なります。

なし

切った梨の保存は?

切った梨は、リンゴ同様に酸化が始まります。
酸化すると味が落ちますですので、
早めに食べることが望ましいです。
※あたごなしのように切っても変色しにくい品種もあります

酸化を防ぐ方法としては、
ボールに梨が浸かるくらいの水と
適当な量の砂糖を混ぜ合わせたものに、
食べやすい大きさに切った梨を入れて付けておくことで、
酸化をある程度防ぐことができます。

また、レモン汁をかけたり、塩水に浸ける事でも
酸化を防ぐことができます。
ただし、塩水に浸けると酸化は防げますが、
梨本来の味が損なわれる可能性があります。

保存方法としては、
半分に切ったものでしたら、空気に触れないよう
しっかりと、ラップに包んで冷蔵庫で保存します。
食べやすい大きさに切ったものでしたら、
皿にのせ、ラップをして冷蔵庫、
もしくは、タッパーに入れて、しっかりと密封して
冷蔵庫保存します。

保存期間(賞味期限)の目安は?

切った梨の賞味期限は、1~2日程度
出来ればその日にお召し上がりください。

梨の冷凍保存は?

梨は、冷凍し解凍すると、ベチャベチャになってしまい、
本来の梨ではなくなってしまいます。
基本的には冷凍保存はできないでしょう。

ですが、ピューレ状にするか、
シャーベットとして食べるのでしたら、
冷凍保存は可能です。

まず、ピューレの作り方ですが、
梨の皮を剥き、レモン汁をかけて
ミキサーにかけます。
これを、フリーザーバッグに入れて、
しっかりと空気を抜いて平らにならしてから
冷凍します。

続いて、シャーベットとして食べる場合は、
梨を食べやすい大きさに切って、フリーザーバッグに入れて
冷凍保存します。
食べる際は、半解凍にして召し上がってください。

ピューレ状の梨は、半解凍にして
シャーベットとして食べるかスムージーにしてもいいですし、
ソースの隠し味として使用しても良いですし、
解凍してから、肉を付けておくと、
梨の持つプロテアーゼという食物酵素の作用で、
肉を柔らかくすることができます。

保存期間(賞味期限)の目安は?

冷凍梨の賞味期限は、1か月程度

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腐るとどうなる?どうなったら食べない方がいいの?

  • 中心より、もしくは外側より
    グレーや黒い部分が広がっている
  • 異臭がする
  • 変な味がする(酸っぱいような味やピリピリした感じなど)
  • シワシワに干からびている
  • カビが生えている


このようになっている場合は、
腐っているもしくは食べない方が良い状態です。

よく腐っていると間違えられやすいのが、半透明になり食感も梨っぽくないのですが、非常に甘い味がするものがあります。
これは『うるみ(蜜症)』と言って、リンゴですと、蜜の部分にあたります。
特に豊水と言う種類に多いのですが、食べると甘いかと思います。
ですがシャリシャリ感がなくなっているので、美味しくないと感じる方もおられますし、腐りやすい部分になります。

梨のうるみ画像はこちら

腐ると真ん中部分が黒っぽく茶色っぽく変色します。
万が一腐った場合は、明らかににおいや味がおかしくなります。

腐った梨の画像はこちら

美味しい梨の選び方は?

  • 大きいものを選ぶ
  • お尻がふっくらとしていた、肩部分が張っているもの
  • 同じ大きさなら重いものを選ぶ
  • 軟らかいものより固いものを選ぶ
  • 表面がざらざらしているものよりつるつるしているもの
  • 皮の色つやが良い物


梨は大きいものの方が味が良く、できるだけ真ん丸でないものを
選びましょう。また、重いものを選ぶのは、水分がしっかりと入っているため。
軽いものは、乾いている可能性があります。
軟らかいものや弾力があるような梨は、売れすぎている可能性があるため、
できるだけ固いものを選ぶと良いでしょう。

まとめ

  • 梨はりんごやミカンと比べて日持ちしない
  • 梨は品種によって、保存期間が大きく異なる
  • 常温保存より冷蔵保存の方が長持ちする
  • 乾燥に弱いため、出来るだけ水分が外に逃げないように保存する
  • 梨は水分が多いため、冷凍保存に向いていないただし、食べ方や使い方を変えると、冷凍保存できる
  • 腐ったものは、味やにおい、見た目で判断しやすい

このようになります。
梨は傷みやすい果物ですので、出来るだけ早めに食べるようにしましょう。

梨に使える便利グッズ

梨の皮むき器

梨やリンゴなどの皮を剥くのに非常に便利なグッズがあります。
画像を見ていただくとわかるように、
芯の部分を突き刺して、あとはクルクルと回すだけで、
簡単に皮を剥くことができます。

皮を剥くのが大変だなって人は、重宝するアイテムですよ!!

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