このサイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

また、プロモーションを含む場合があります。

豆腐の保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

豆腐は、パックのまま保存するとあまり日持ちしませんが、
適切な保存を行うと、案外長持ちします。
冷凍すると食感が変化してしまいますが、
それ用のレシピなども存在します。
こちらでは、豆腐の保存について徹底的に
紹介しております。

スポンサーリンク

パックに入った豆腐の保存は?

基本的にパックに記載されている消費期限内に食べることを
おすすめした上でお話しします。
パックのまま冷蔵庫か野菜室に入れて保存でも構いませんが、
パックに入った状態だとアクが溜まりやすく傷みやすいため、
すぐに使わないのであれば、一度パックから取り出して、
毎日水を替えるようにしましょう。

豆腐を一度茹でると、殺菌されますので、
さらに安心です。
方法としては、そのままだと豆腐が崩れてしまうため、
豆腐を布巾などで包み、沸騰したお湯に入れて、
再度沸騰したら付近ごと取り出して、冷水で冷まします。
これをタッパーかもともと入っていたパックに入れて、
水を張って、しっかりとラップをして、冷蔵庫で保存します。
布巾などで包むのが大変な場合は、賽の目くらいの大きさに切って
茹でても問題ありません。

パック入りの豆腐は?
パック入りの豆腐は、
パックごと沸騰したお湯に2分程度浸けるか、
電子レンジで1分程度加熱しても
同じような効果が得られます。

いずれの場合も、水は毎日交換するようにしましょう。
なお、夏場は1日に2回程度水を交換すると良いでしょう。

2~3日経っても豆腐が残っているようなら、
再度中心まで熱が通るように加熱します。
沸騰したお湯に入れてもいいですし、電子レンジで
加熱しても構いません。
これで、保存期間が延びるようです。
なお、木綿でも絹ごしでも焼きでも
種類に関係なく保存方法は同じです。
ただし、充填豆腐は、封を開けない方が長持ちします。

保存期間(賞味期限)の目安は?

上記の方法での保存期間は、3日程度
定期的に熱を通せば、もう少し保存が延びる
※基本的には記載されてる消費期限内に食べるのが望ましいです。

豆腐

残った豆腐の保存は?

使いきれずに残ってしまった豆腐の保存も上記と同じです。
一度加熱し、冷ましたらタッパーなどに入れて
ひたひたの水に浸けて蓋をして冷蔵庫で保存します。
水は毎日替えましょう。

保存期間(賞味期限)の目安は?

加熱してから2~3日程度

なぜ充填豆腐は長期保存できるのか?

充填豆腐が長期保存できるのは、その作り方にあります。
通常豆腐は、形作ってから容器に入れたりしますが、
充填豆腐は、型に流してから加熱し固めますので、
ほぼ無菌状態となるのです。
つまり菌がいないから長持ちするのです。
森永より長期保存が可能な絹ごし豆腐というものが
販売されています。

[楽天]森永の絹ごし豆腐
こちらの賞味期限を見てもらうとわかると思うのですが、
なんと製造日より10か月間も保存できるのです。

豆腐を長持ちさせるなら、菌の繁殖を防ぐこと。
ですので、通常の豆腐でも加熱して殺菌してしまえば、
長持ちするというのも、理にかなっているわけです。
ただし、再び菌が付着するので、気を付けないといけませんが。

豆腐の常温保存は?

豆腐は基本的に常温で保存しない方が良いです。
気温が高ければ高いほど、菌は活き活きとして
繁殖を始めます。
菌にもよりますが多くの菌は、
30~40℃で最も増殖し、10℃以下で増殖が一気に低下します。
ですので、冬場の寒い場所での常温保存ならともかく、
それ以外で、
冷蔵庫に入れるのを忘れて常温で放置していた・・・
ということになると
半日~1日でも豆腐は傷んでいる可能性があります。
その場合は、食べないようにしたほうが無難かもしれません。

[quads id=1]

豆腐の冷凍保存は?

豆腐を冷凍すると、食感が高野豆腐の様になります。
普通の豆腐の食感を楽しみたいなら、冷凍しない方が
良いですが、冷凍豆腐用のレシピも存在するので、
違った楽しみ方が出来るでしょう。

保存方法は、パックのまま冷凍庫に入れるか、
使いやすい大きさに切ってからタッパーに入れて、
冷凍します。

解凍は、使用する前日に冷蔵庫に移して自然解凍するか、
切ってある場合は、そのまま調理に使用しても構いません。

冷凍豆腐レシピ

冷凍豆腐を解凍して潰さないようにギュッと押して、
水気を切ってから調理に使用します。
例えば、この状態の豆腐に片栗粉をまぶして
油を敷いたフライパンで焼けば、豆腐ステーキになります。
だし・醤油・みりんなどでソースを作ると、美味しいですよ。
その他冷凍豆腐は、
炒め物や煮物など味のしみこみやすい料理に良く合います。
冷凍豆腐レシピを見てみる

腐ったらどうなる?どうなったら食べない方が良いの?

  • 異臭がする(酸っぱいにおい、下水っぽいにおいがするなど)
  • 酸っぱい味がする(舌がしびれるような感じなど)
  • ぬめりがある
  • 糸を引いている
  • 豆腐が黄色っぽくなっている
  • カビが生えている
  • 封を開けていないパックが膨張している


このような状態になっているものは、腐っています。
パックが膨張しているものは、発酵しているか腐っているかのどちらかですが、
どちらにせよ、食べない方が良いでしょう。

まとめ

  • 豆腐は、パックのままだと傷みやすい
  • パックからだして水を毎日替えることで日持ちする
  • 茹でたり電子レンジで加熱すると、殺菌されるため日持ちする
  • 充鎮豆腐は、封を開けなければ長期保存できる
  • 冷凍すると、高野豆腐のような食感になる
  • 冷凍豆腐用のレシピが存在する
  • 豆腐は腐ると見た目や臭い、味で判断しやすい


豆腐は充鎮豆腐を除いて、保存期間は短いと言われていますが、
適切な保存をすると結構長持ちします。
保存方法をしっかりと行い、腐らせないように食べましょう。
豆腐の買い置きをするなら、充鎮豆腐がおすすめですよ!

LINEで送る
Pocket

スポンサーリンク




コメントは受け付けていません。

当サイトの賞味期限表記について

⇒当サイトの賞味期限表記について

当サイトの保存期間はあくまでも目安ですので、
食べれるかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。