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酢の保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

酢は殺菌力が強いので、
基本的には腐りません。
ですが、酸化することはありますので、
こちらで保存方法を確認していきましょう。

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酢の常温保存は?

酢は殺菌効果に優れているため、
基本的に腐りません。
ですので、常温保存で構いません。

保存方法ですが、
日の当たらない冷暗所、流しの下などで保存されると良いでしょう。
開封後は、横にせず立てて保存してください。

また、腐らないといっても酸化することはあります。
夏の暑い時期などは、常温ではなく
冷蔵保存されたほうが、鮮度が落ちにくいかと思います。

酢といっても、様々な種類があります。
たとえば、ポン酢などの出汁などの入っている
混じりけのある酢は、
開封後は常温だと腐るおそれがありますので、
必ず冷蔵保存するようにしてください。

また、果実酢やもろみ酢なども開封後は常温保存ではなく
冷蔵保存したほうが、品質は保たれます。

保存期間(賞味期限)の目安は?

酢の常温保存の賞味期限は、
開封前も開封後もおよそ2年程度

酢の冷蔵保存は?

酢は常温保存で大丈夫な調味料なので、
冷蔵庫内でしたら、どこに置いても構いません。

夏場でしたら、酢の酸化を防ぐために
冷蔵保存が良いでしょう。
また、開封後冷蔵保存が良い酢もあります。
ポン酢や果実酢、寿司酢、酢を使ったドリンク
などがそれに当たります。

酢だけなら良いのですが、
出汁や昆布、水などの成分が混じってしまうと
傷みやすくなりますし、希釈度によっては
カビが生えることもあります。
ですので、このような酢は開封後は冷蔵保存してください。

保存期間(賞味期限)の目安は?

開封後の目安となります。

  • 穀物酢の賞味期限は、およそ2年程度
  • ポン酢の賞味期限は、およそ1か月程度
  • 果実酢の賞味期限は、およそ1年程度
  • もろみ酢の賞味期限は、およそ1か月程度


賞味期限は目安ですので、それを超えたからと言って
使用できなくなるというわけではありません。
ただし、酸化したり長期保存しておくと、
酢の種類によっては味が濃くなったり
風味が抜けたりすることもありますので、
基本的には賞味期限内の使用をお勧めします。

また、出汁や砂糖など違う成分が入ってる場合は、
傷みやすくなっていますので、早めに使用されることを
お勧めします。

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どうなったら使用しないほうがいいの?

酢を長期保存んしていると白い膜のようなものが
浮かぶことがあります。
これは酸化した状態で、使用しても特に問題はないのですが、
味はかなり落ちていると思います。

この場合は、食用にはせず
掃除用として使用されるといいかもしれません。
殺菌効果はありますので、カビや水垢などを落とすのに
便利です。
また、食器のアクをとったり臭いとりとしても使用できます。

酢はふたを開けっ放しにしておくと、
酸味が飛んでしまいます。
酸味の主成分である酢酸は、揮発性であることと、
菌が侵入し酢酸を食べて分解するため、酸味が
落ちるそうです。
最後には水と酢のカスだけになるようです。

食べないほうが良い状態というのは、

  • 白い膜のようなものが浮いているとき
  • 酸味が飛んでいるとき


ということになります。

まとめ

  • 酢は腐らない
    ただし、出汁や水など入っており、希釈度が高い場合はカビたり腐る可能性がある
  • 酢は常温保存で冷暗所で保存する
  • 夏の暑い時期は冷蔵保存したほうが、鮮度が保たれる
  • 酢の種類によっては、保存方法が異なるので容器の説明をよく読む
  • 長期保存していると白い膜のようなものが浮くことがある
  • ふたを開けて保存すると酸味が飛んでいく


最後に注意点として、
自家製で作られた酢や砂糖やしょうゆなどを
ご自身で混ぜた三杯酢などを、保存される場合は
冷蔵保存し、できるだけ早めに使用するようにしましょう。

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