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ベーコンの保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

自家製ベーコンを作ったり、あるいはもらったりした場合や、
コストコなどでベーコンが安いため多量に買った場合、
一人暮らしで一度には食べきれない場合などに、
ベーコンをどのようにして保存するのが良いのか?
また、常温で置いておいた場合や、冷蔵庫、冷凍庫で
保存するにはどうしたらよいのか?など
ベーコンの保存について紹介いたします。

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常温で保存できる?

昔は保存食として常温保存が可能だったようですが、
最近は低塩になっており、作る際に水分もたくさん注入するそうなので、
常温保存は怖いものがあります。

寒い季節などは保存できるかと思いますが、
現在は基本的に冷蔵庫などの低温化で保存するものなので、
常温で保存するのは避けてください。
特に夏場など暑い季節に常温化に置いておくと
菌が繁殖して傷みが早くなってしまいます。
ただし、市販のものでは常温可能なベーコンが
ありますので、そういったものは問題ありません。

また、自家製ベーコンなどで塩分が濃いものは、
冷暗所にてある程度保存することは可能かと思いますが、
やはり冷蔵保存が無難でしょう。

保存期間(賞味期限)の目安は?

賞味期限については、ベーコンの塩分や塊なのか
スライスなのか?などベーコンの状況により
変化すると思いますが、低塩のもので夏場などは
6時間程度を目安に考えておくと良いかと思います。

丸一日要冷蔵のものを冷蔵庫に入れ忘れて
放置していたようなものは、危ないかもしれません。

ベーコン

冷蔵保存方法は?

冷蔵保存の場合は、パックに入ってるものや
ブロックの場合で、包装されているものは、
そのままチルド室かパーシャル室で保存します。

一度封を開けたものは、できるだけ空気に触れさせないように
ラップで包み、ジップ付袋に入れてチルド室やパーシャル室で
保存します。
空気に触れると、乾燥した菌が付着して傷みやすくなります。

塊の場合で、数日中に食べきれない場合は、
食べれる分だけを冷蔵庫で保存、残りは冷凍保存するとよいでしょう。
自家製ベーコンの場合も同じ要領で
できるだけ空気に触れさせないようにして保存してください。

なお、チルド室やパーシャル室がない場合は、
冷蔵庫の風が出る付近(送風口)が一番冷えますので、
そこで保存すると良いでしょう。

送風口について
送風口はたいてい冷蔵庫の
上の奥部分にあります。
その場所が一番冷えるのですが、
その場所が空いてない場合は
冷気の性質上、暖気よりも下に行きますので、
下の奥部分で保存すると良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?

封を開けてない状態の場合は、記載されている期限を目安に。
封を開けた場合は、記載されている期限が
ぎりぎりだとかそういった場合ではなく、
新しいものであれば3~4日程度を目安にお使いください。

なお、スライスされたものよりも塊のものの方が、
保存は長くなります。

自家製ベーコンの場合も低塩などでなければ、
上記を目安に考えていただければ良いかと思います。

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冷凍保存方法は?

冷凍保存の場合は、
スライスされたベーコンは1~2枚ずつラップして
フリーザーバッグに入れて
しっかりと空気を抜いて封をして冷凍します。
パックに入っているものも、そのまま冷凍するのではなく
一度パックから出して、上記のようにして保存してください。
パックのまま冷凍してしまうと、全て解凍し使わないといけなくなります。
全て使う場合はかまいませんが、分けて保存した方が
使い勝手は良いかと思います。

真空パック状のものは、そのまま保存した方が
鮮度が保たれるため、使い方にもよりますが、
長期保存するなら開けずに
そのまま保存した方が良いでしょう。

塊の場合は1回に使うくらいの塊に分けて、
ラップに包んでフリーザーバッグに入れて、冷凍します。

サイコロ状に切っているものも同様で、
1回に使う分をラップで分けてフリーザーバッグに入れて保存します。

なお、金属製のトレイの上に置いて保存することで、
急速冷凍となりますので、普通に冷凍するよりも
風味が保たれます。
※市販のものも自家製のものも同様の保存となります。

解凍方法は?

スライスされたベーコンの場合は、
2~3分程度常温に置いておけば、解凍されるかと思います。

塊やサイコロ状のベーコンは、調理する半日から一日前に
冷蔵庫に移して自然解凍すると良いでしょう。
なお、急激な解凍よりも緩やかに解凍をした方が
ドリップを抑えることができるので、
スライスされたものについても、冷蔵庫で解凍する方が
良いかと思います。

※解凍したベーコンを再び冷凍しないでください。

保存期間(賞味期限)の目安は?

どの状態のものも1か月を目安に使い切りましょう。
長く保存しておくと冷凍やけしてしまい、風味や食感が
損なわれてしまいます。

風味を気にされないのであれば、
3か月程度は保存できるかと思います。

腐ったらどうなる?どうなったら食べない方がいいの?

  • 異臭がする
  • カビが生えている
  • 糸を引いている
  • 表面がぬるっとねばっとしている
  • 変色している
  • 酸っぱいにおいがする
  • 酸っぱい味や変な味がする


このようになっている場合は、食べない方が良いでしょう。
また、夏場などで常温化で長く放置していたものも食べない方が
無難かと思います。
なお、保存したものは必ず中心部まで
火がいきわたるように加熱して食べるようにしてください。

まとめ

数日中に食べる場合は、冷蔵庫で
たくさんあって食べきれないような場合は、
冷凍保存をしましょう。

保存のポイントは、
いかに空気に触れさせないようにするかです。

冷凍については、肉類全般に言えることですが、
急速冷凍をして、緩やかな解凍が望ましいです。

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食べれるかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。