ぜんざいは関西と関東で意味合いが違います。
関東では、汁なしの餡をお餅にのせたものをぜんざい。
関西では、粒あんを使用した汁ありのものにお餅などを入れた物を
ぜんざいと言います。
こちらでは、関西のぜんざいの保存方法と賞味期限について紹介致します。
常温保存は?
ぜんざいの常温保存は基本的にNGです。
常温に置いておきたい場合は、器に入っている場合は、上からラップをして
置いておきます。
鍋に入っている状態であれば、フタをして置いておきます。
置いておける時間としては、
夏場などの暑い時期の場合は、4~6時間程度。
冬場の寒い時期で暖房などが入っていない場合は、12~24時間程度。
それ以外の季節は、6~12時間程度でしょうか。
ですが、砂糖や塩の量、お住まいの地域、室温などによって変化しますので、
上記の時間はあくまでも参考程度にとどめておいてください。
なお、4時間程度置きに中心部が75℃以上で1分以上加熱した場合、
季節関係なく、しばらくは持ちます。
ただし、汁気が過熱するたびになくなっていくので、
途中で水を足すなどして調整する必要があります。
冷蔵保存は?
冷蔵保存する場合は、お餅や白玉などが入っている場合は、
取り除いて、ぜんざいの汁のみを保存します。
保存方法としては、器に入っている場合は、ラップをして
あら熱が取れてから冷蔵庫で保存します。
あるいは、タッパーに入れるかジップ付袋に入れて保存します。
食べる時には鍋に入れて加熱するか、電子レンジで加熱すると良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間の目安は、2~3日程度。
それ以上保存するとたとえ冷蔵庫の中とはいえ、
菌は繁殖しますので、腐る可能性が出てきます。
毎日火を通せば(中心部が75℃以上で1分以上加熱)1週間程度は日持ちするかと思います。
冷凍保存は?
冷凍保存する場合は、タッパーに入れるか、
フリーザーバッグなどの密閉できる物に入れて保存します。
お餅や白玉が入っている場合は取り除いてください。
保存方法としては、あら熱が取れたらフリーザーバッグの場合は、
しっかりと空気を抜いてできるだけ平らになるようにして保存します。
できれば、金属トレーの上にのせて凍らせるか、
急速冷凍機能が付いている場合は、その機能を使用して凍らせると
劣化がある程度抑えられます。
なお、日付を付けておくことでいつ保存したのかがわかるため、
日付は付けておいた方が良いです。
解凍は?
解凍は、食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍を行ないます。
急いでいる場合は、流水にあてて解凍を行なっても良いです。
解凍後、鍋に入れて加熱するか、
電子レンジで加熱すると良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間の目安は、1ヶ月程度。
それ以上保存すると冷凍焼けなどによって
風味が劣化する可能性があります。
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腐るとどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
- カビが生えている
- 変なにおいがする
- 変な味がする
- 風味に違和感がある
このような状態になっている場合は、食べない方が良いでしょう。
ぜんざいは傷みだしてもあまり変化がわかりにくい食べ物ですので、
少しでも違和感があるようなら食べるのを避けた方が無難です。
特に常温に長く放置していたものや冷蔵庫で長期間保存していた物は
注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ぜんざいは冷蔵保存で2~3日程度。
毎日火を通したとして1週間程度は日持ちしますし、
冷凍保存も可能ですので、長期保存したい場合は、
冷凍保存すると良いでしょう。