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みかんの保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

みかんが段ボールで送られてきて、
たくさんあって食べきれない・・・。
そうこうしているうちに、下の方で
カビが生えてきて、あえなく捨てることに。
というもったいない経験したことありませんか?

こちらでは、みかんの様々な保存方法について
紹介いたします。

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みかんの常温保存は?

みかんは基本的に常温保存
かまわないのですが、段ボールに
入れっぱなしにしておくと、乾燥したり
カビが生えてきてしまいますので、
まずは、できるだけ風通しの良い
涼しいところで直射日光にあたらないところに
保存するようにしてください。
(例:玄関など)

そして、段ボールに入れたままにしておくと
下の方からカビが生えてきますので、
時折上のみかんと下のみかんをひっくり返してください。

乾燥防止のために、
段ボールの下に新聞紙を敷いて、
上からも新聞紙をかぶせて
段ボールのふたはせずに保存するようにしましょう。

また、段ボールの底の方は
通気性が悪く傷みやすいため、
通気性をよくするために、底がメッシュになっている
カゴ(スーパーなどでみかけるような)にみかんを
移して、そのかごごと段ボールに入れると
底の方も通気性が保たれます。

みかんを敷き詰める際ですが、
へたが下になるようにおいていきましょう。
こうすることで、みかんの傷みを遅らせることができます。
ヘタの方が固いため、ある程度重みに耐えられるというわけです。
1段目だけでなく、2段目、三段目もヘタが下になるように
敷き詰めていってください。

かごが見つからないようであれば、
新聞紙を適当に丸めたものを
底に敷き詰めるだけでも
だいぶ変わってきます。

みかん

ネットに入っているようなみかんは、
ネットから出して、一つずつ新聞紙に包んで
冷暗所で保存すると長持ちします。
段ボールにたくさん入ったみかんも本来
一つずつ新聞紙で包んだ方が
長持ちはするのですが、量がたくさんあるため、
この方法は難しいかと思います。

傷んだみかんを見つけたら
段ボールなどに入ってるみかんで
もし傷んだ、腐ったみかんを見つけたら、必ず取り除いてください。
傷んでいるみかんを入れておくと、
その周りのみかんも傷んできます。
なお、箱を開けるときは、裏側からあけましょう。
これは重みで傷んだみかんを見つけるためです。
それに、ひっくり返す手間が省けます。
保存期間(賞味期限)の目安は?

賞味期限の目安として、2~4週間程度

冷蔵庫での保存は?

カビを発生させないという意味では、
冷蔵庫での保存の方が、長持ちはするのですが、
ずっと入れておくと、乾燥したり酸っぱくなってしまいますし、
みかんの甘みが下がってしまいます。

冬場であれば常温保存をお勧めしますが、
冬以外であれば、冷蔵庫保存が良いでしょう。

冷蔵庫での保存方法は、
乾燥を防ぐためにみかんを
一つ一つ新聞紙もしくは
キッチンペーパーに包んで、
さらに、ビニール袋に入れて保存します。
冷蔵庫に入れても野菜室に入れても
どちらでも構いません。

みかんを冷やして食べるのであれば、
食べる2~3時間くらい前に
冷蔵庫に入れて冷やして食べましょう。

保存期間(賞味期限)の目安は?

賞味期限の目安は、2~3週間程度

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冷凍庫での保存は?

売っているような冷凍ミカンになります。
冷凍保存方法は、
みかんを皮つきのまま金属トレイに並べて、
冷凍させます。
冷凍後、一度水にくぐらせて、
再び、金属トレイの上に乗せて凍らせます。

凍ったら、フリーザーバッグに入れて、
しっかりと空気を抜いて保存してください。
フリーザーバッグがないようでしたら、
ビニール袋でも構いません。
封はしっかりとしてくださいね。

一度水にくぐらせるのは、
氷の膜を作って乾燥を防止するためです。

もう一つの方法は、
皮をむいた状態で冷凍するという方法です。
皮をむいて、一房ずつ分けて
金属トレイの上に乗せて、
凍らせます。
凍ったらフリーザーバッグに入れて
しっかりと空気を抜いて保存します。

解凍方法は?

解凍方法は、自然解凍で半解凍くらいで
食べるとシャーベットのように美味しくいただけます。

待つ時間がないようでしたら、
お湯に軽くくぐらせると、
皮が剥きやすくなります。

保存期間(賞味期限)の目安は?

賞味期限の目安は、1~3か月程度

美味しく食べるのでしたら1か月程度で
食べるのが好ましいですが、
保存だけなら3か月~長い方では
1年近く保存される方もおられます。

腐ったらどうなる?どうなったら食べない方がいいの?

  • カビが生えている
  • 乾燥しすぎている
  • 異臭がする
  • ふにゃふにゃになっている
  • 変な汁が出てきている


このような状態になっている場合は、食べない方が良いでしょう。
みかんのカビは、アオカビ、緑カビ、灰色カビなどが付きますが、
灰色のカビは周りのみかんにもうつりやすい傾向にあります。

乾燥しすぎているみかんは、食べれないことはないのですが、
パサパサしていて美味しくありません。
捨てるのももったいないので、湯船に浮かべてみるのも
いいかもしれません。みかんの皮に含まれている油分が
保温性を高めてくれて、ポカポカ状態が続きますよ。

まとめ

みかんは、基本的には常温保存に適しており、
涼しい時期は冷蔵庫に入れるよりも
保存が効きます。

気温、湿度、圧迫(圧力)に気を付けて
保存すると、保存期間が結構伸びますので、
傷ませないようにカビさせないように
最後ま美味しく食べたいものですね。

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