執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)
みたらし団子の保存方法と賞味期限は?
みたらし団子を買ってきた場合や手作りした場合などに
保存が必要になってくるかと思います。
その場合、どのように保存すれば良いのでしょうか?
こちらではみたらし団子の保存方法と賞味期限について紹介致します。
目次
常温保存は?
買ってきたみたらし団子の場合、記載に何も書かれていなければ
常温保存で、記載に要冷蔵と書かれていれば冷蔵庫での保存となります。
どちらも開封前の賞味期限になるので、その辺りは注意しましょう。
開封後、どうすれば良いかというと、乾燥を抑えるためしっかりとラップに包んで
保存してください。
手作りみたらし団子の場合も同様で、乾燥を防ぐためしっかりとラップをしましょう。
保存は、高温多湿を避けて直射日光を避けて保存します。
ですので、夏場の暑い時期は常温保存は避けて冷蔵保存した方が良いでしょう。
それ以外の季節(25℃以下)は、常温で1~2日程度は日持ちするかと思います。
心配なようでしたら冷蔵保存の方が日持ちしますので、
冷蔵庫で保存すると良いでしょう。
手作りみたらし団子(タレが付いた状態)の保存時間を書くと
夏場の暑い時期は6時間程度。
冬の寒い時期で室温が10℃以下の場合は、1~2日程度。
それ以外の季節(25℃以下)の場合は、12~24時間程度でしょうか。
乾燥などを防ぐためにタレはかけておきましょう。
なお、市販の開封したみたらし団子も同様の時間で考えて問題ないかと思います。
冷蔵保存は?
冷蔵保存する場合は、乾燥を防ぐためにしっかりとラップに包んで
できればジップ付袋やタッパーなどに入れて保存すると良いでしょう。
冷蔵庫で保存すると団子が固くなりますが、
常温で置いておくか、電子レンジで人肌程度まで温めると
柔らかくなります。
また、オーブントースターで焼いても美味しくいただけます。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間は、開封前のみたらし団子は記載通りに従ってください。
開封後や手作りのみたらし団子は3~4日程度。
冷凍保存は?
みたらし団子は冷凍保存も出来ます。
未開封の物はそのまま冷凍保存して構いません。
開封した物、あるいは手作りしたみたらし団子は、
しっかりとラップに包んでからフリーザーバッグに入れて
しっかりと空気を抜いて保存します。
できれば、金属トレーの上にのせて凍らせるか
急速冷凍機能が付いているなら、その機能を使用して保存すると
ある程度劣化が抑えられます。
タレは付いてても、別々に保存しても構いません。
解凍は?
解凍する場合は、食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍を行ないます。
解凍が終わったら、常温に置いておくか、電子レンジで人肌程度に温めてから
食べると良いでしょう。
急いでいる場合は、湯煎という方法もあります。
フリーザーバッグに入れたまま、お湯の中に浸しておくと
解凍され、また温かい状態で食べることが出来ます。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間の目安は1ヶ月程度。
それ以上保存すると冷凍焼けなどによって
風味が劣化する可能性があります。
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腐ったらどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
- カビが生えている
- 糸を引いている
- ネバネバしている
- 作った時よりもヌメヌメしている
- 変な味がする
- 変なにおいがする
このような状態になっている場合は食べない方が良いでしょう。
特に、常温で長く置いておいたものや冷蔵庫で長期間保存していた物は
傷んでいる可能性がありますの注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
みたらし団子は市販の物も手作りの物も
常温保存か冷蔵保存、あるいは冷凍保存ができます。
ただし、常温の場合は夏の暑い時期は避けてください。
冷蔵庫などで保存すると団子が固くなりますが、
温めると柔らかくなりますので、温めるようにしましょう。