里芋は、温度や乾燥に弱い食材。
保存する際は、注意が必要ですが、
常温で長期保存できますし、
冷凍保存することでも長期保存ができますので、
使いやすい食材と言えるでしょう。
そのままの状態の里芋の保存は?
里芋の保存は、乾燥させないことがカギとなります。
泥つきのものは、洗わずにそのままの状態で、
新聞紙やキッチンペーパーで包んで
夏場は風通しの良い冷暗所(常温)で保存し、
冬場は、10℃以上25℃以下になる日の当たらない
場所で保存します。
温度が低かったり高かったりすると、
低温障害や高温障害を起こして腐りやすくなります。
傷があるものは、その部分より傷んできますので、
できるだけ早く使用するようにしましょう。
里芋は、洗ってしまうとカビやすくなり、保存があまりできない状態に
なりますので、使用する際に洗う様にしましょう。
洗ってある里芋の場合は、適度に乾かしてから新聞紙やキッチンペーパーに
包んで、冷暗所か野菜室で保存します。
保存期間(賞味期限)の目安は?
[check_list image=”check1-b”]
- 泥つきの里芋の賞味期限は、1か月程度
- 洗った里芋の賞味期限は、1週間程度
[/check_list]
皮を剥いた里芋の保存は?
皮を剥いた里芋は、下茹でしてから流水で冷まし、
タッパーやボールなどで水に浸した状態で
冷蔵保存するか、
そのまま水に浸して冷蔵保存します。
毎日水を変えた方が長持ちしますし、
下茹でした方が長持ちします。
長期保存したい場合は、冷凍保存します。
[illust_bubble subhead=”下茹での時に!” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]下茹での際に昆布などで煮ておくと
下味がついて、美味しくなります。
水に浸す前に、酢水に5分程度浸けておくと、
変色防止になります。[/illust_bubble]
保存期間(賞味期限)の目安は?
皮を剥いた里芋の賞味期限は、2~3日
鮮度を気にしないのであれば、1週間程度
冷凍保存で長期保存
里芋についている泥をキレイに洗い落としてから、
皮を剥きます。
皮を剥いたら固めに茹でてください。
(目安として、沸騰したお湯に3~5分程度)
この時に昆布などで下味をつけておくと、
調理したときに美味しくなります。
茹でたら、冷ましてから水気をしっかりとふき取って
フリーザーバッグに入れて、空気を抜いてから、冷凍保存します。
煮物などにご使用の際は、解凍せずに調理してください。
また、茹でる工程を飛ばして、生のままでも冷凍保存が可能です。
[illust_bubble subhead=”茹でてから皮を剥くと簡単” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]里芋は、泥をしっかりと洗い落とした後、
そのまま茹でてから皮を剥くと、ツルンと皮を剥くことができます。
ただし、剥くまでに時間がかかってしまうと、泥のにおいが
里芋に移ってしまうので注意してください。[/illust_bubble]
保存期間(賞味期限)の目安は?
冷凍保存の賞味期限は、3~4週間程度
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里芋の皮むきについて
里芋の皮を簡単に剥くには茹でてから剥いた方が
良いのですが、里芋をたくさん茹でた場合は、剥くのに
時間がかかってしまい、泥のにおいが里芋に移ってしまいます。
ですので、基本的には茹でる前に皮は剥いた方が良いのですが、
手が痒くなったり、ぬるぬるとして剥きにくかったりします。
そんなときは、皮むき手袋を使うと、簡単に剥くことができますよ。
[楽天]簡単皮むきグローブ【ムッキー】
腐るとどうなる?どうなったら食べない方が良い?
[check_list image=”check1-r”]
- 広範囲に変色している
- スが入っている
- 異臭がする
- カビが生えている
- ふにゃふにゃになっている
[/check_list]
赤く変色している場合は、ポリフェノールが酸化している状態です。
食べれるのですが、味は落ちています。
カビが生えると、その部分をとっても見えない部分で
菌が繁殖している場合があり、食べてみると
カビっぽい味がするということもありますので、
食べない方が無難かと思います。
新鮮な里芋の選び方
[check_list image=”check1-o”]
- 皮が付いている
- 中心部がふっくらとしているもの
- お尻の部分の皮が余っていないもの
- ビニール袋の中で蒸れていないもの
- 表面がほんのり湿っているもの
- 泥がしっかりとついているもの
- 固くて重いもの
- 茶色でひびの入っていないもの
- 皮がむかれているものは、表面が白いものを選ぶ
[/check_list]
里芋は、洗ってあるものより、泥が付いている方が
鮮度が高いです。
お尻を見て皮が余っていたり、ふわふわと柔らかいものは、
傷んでいる証拠。選ばないようにしましょう。
皮が茶色いものは比較的新鮮なものです。
古くなってくると、表面が黒っぽくなってきます。
まとめ
[check_list image=”check1-g”]
- 泥つきのものは、冷暗所で1か月程度保存できる
- 洗ったものは、保存が短くなる
- 里芋は温度に弱く10℃~25℃の間で保存しなければならない
- 一つ一つ新聞紙かキッチンペーパーに包んで保存する
- 皮を剥いた里芋は、水に浸けて冷蔵保存する
- 冷凍保存は、固めに下茹でしてから、フリーザーバッグに入れて保存する
- 冷凍保存は、生でもできる
- 茹でてから皮を剥いた方が簡単だが、早く剥かないと泥臭くなる
[/check_list]
里芋は、泥つきのものは長期保存が可能ですが、
湿度や温度に気を付けて保存してください。
洗ってある里芋は、冷凍保存すると良いでしょう。