きな粉の賞味期限は製造から6~12ヶ月となっています。
これを過ぎると賞味期限切れになるのですが、そこからいつまで食べられるのでしょうか?
開封後の賞味期限についても紹介致します。
きな粉の賞味期限切れはいつまで食べられるの?
賞味期限は消費期限と異なり、美味しく食べられる期間を指しています。
これを過ぎたからと言ってすぐに食べられなくなるわけではありません。
賞味期限は余裕を持って設定されていますので、
きな粉の場合、賞味期限が6ヶ月だと1~2ヶ月程度
賞味期限が12ヶ月だと2~3ヶ月程度は美味しく食べることができます。
ただし未開封に限ります。
また、直射日光の当たるところや高温多湿のところで保存していると
賞味期限内であっても品質は劣化する可能性があります。
賞味期限を大幅に過ぎた場合、例えば半年や1年など、
きな粉の性質上腐敗するとは考えにくいので、
湿気っていなければ、また変色など異常が見られなければ
食べることが出来るかと思います。
ただし、酸化により風味が劣化する可能性はあります。
大幅に賞味期限が過ぎている場合は
見た目やにおい、味を確認の上食べるかどうか判断してください。
開封後の賞味期限は?
開封後は記載されている賞味期限は無効になってしまいます。
空気や雑菌に触れることになりますので、なるべく早めに食べるようにしましょう。
保存方法としては高温多湿でなければ、
封をしっかりとしていれば冷暗所にて保存は可能ですが、
湿気の心配があるので、冷蔵庫にて保存することをおすすめします。
この状態で2週間から1ヶ月程度は日持ちするでしょう。
保存の仕方としては袋をしっかりと折り込んで輪ゴムで封をするか、
タッパーに入れてしっかりと蓋を閉めると良いでしょう。
湿気防止のためにシリカゲルなどを入れておくと長持ちします。
開封後の長期保存は虫が湧く?
開封後常温で長期保存していると、ダニが湧いたり
シバンムシなどの幼虫が湧いたり等、虫が湧く可能性があります。
ですので、長期保存するのであれば、しっかりと密封した状態で
冷蔵庫にて保存しましょう。
冷凍庫でも保存することが可能で、
空気が入らないように密封してください。
この状態で1ヶ月は日持ちします。
それ以上保存すると風味が劣化する可能性がありますが、
劣化を気にしないのであれば、菌や虫は繁殖できませんので、
何ヶ月でも保存することは可能です。
腐るとどうなるの?どうなったら食べない方が良いの?
- 湿気っている
- カビが生えている
- 変色している
- 開封後常温で何ヶ月も保存している
このような状態になっているものは食べない方が良いでしょう。
湿気が来ると雑菌が繁殖しますので、
食中毒の原因になりますし、開封したものを常温で長く保存していると
目には見えませんがダニが湧くことやシバンムシなどの幼虫が湧くこともあります。
ダニはアレルギーの原因になりますが、シバンムシの幼虫ですと
万が一食べたとしても特に害はありませんが、精神的に気持ち悪いかと思います。
まとめ
きな粉の賞味期限は未開封の状態で6~12ヶ月程度設けられています。
賞味期限は余裕を持って設定されていますので、
過ぎたとしても食べることができます。
大幅に賞味期限が過ぎたものはきな粉の香ばしい香りが消えたりする可能性はありますが、
食べることはできます。
開封後はしっかりと密封した状態で冷蔵庫にて保存することにより
2週間から1ヶ月程度は日持ちします。
それ以上保存することもできますが、あまり長いと風味が劣化しますので、
なるべくなら早めに食べた方が良いでしょう。
開封後に常温で保存すると虫が湧く可能性があるため、
冷蔵庫か冷凍庫にて保存するようにしましょう。