しいたけは、湿気や水気に弱い食材です。
保存する際は、濡らさないようにしましょう。
また、生の状態で保存するよりも、
干したり凍らせたりしたほうが、
保存も栄養も味も高まります。
生のしいたけの保存は?
新聞紙やキッチンペーパーに包んで、ポリ袋にいれて
軸を上にして野菜室で保存します。
しいたけは湿気が苦手なので、直接ラップをしたり
ポリ袋に入れてしまうと水滴がついてしまい
傷んでしまいますので、やめましょう。
夏場などの暑い時期以外でしたら、常温で保存できます。
その場合も同じで、新聞紙に包んで冷暗所にて保存します。
ただし、常温よりも野菜室での保存の方が長持ちします。
保存期間(賞味期限)の目安は?
[check_list image=”check1-b”]
- 野菜室保存の賞味期限は、1週間程度
- 冬場の常温保存の賞味期限は、1週間程度
夏場は半日程度
[/check_list]
干しシイタケの保存は?
干しシイタケは、密封できる袋に入れて、
あれば乾燥剤をいれて冷蔵庫で保存します。
市販の干しシイタケは、そのような状態になっているかと思います。
なお、常温保存もできますが、高温多湿の場所は避けてください。
基本的には、風通しの良い冷暗所が良いでしょう。
干ししいたけを戻した場合、戻し汁および戻ししいたけは、
冷蔵庫で保存できますが、あまり保存はできないでしょう。
長く保存したい場合は、冷凍保存をお勧めします。
干しシイタケの作り方
干しシイタケは、切ったものあるいはそのままのものを
ざるに並べて、干し台などに吊るして(ひっかけて)
天日干しします。
新聞紙に並べて干すこともできます。
そのままのものは、かさが下になるように並べます。
夏場なら1日程度、冬場なら2~3日程度干すと
出来上がり。
干す前に決して洗ったりしないでください。
また、雨に当たらない風通しの良い場所で
干すのがおすすめです。
ガラス越しの日光でも干しシイタケを作ることができます。
裏ワザ的な方法ですが、購入してきた
生のしいたけを、むき出しのまま冷蔵保存すると、
乾燥してきて、干ししいたけになっていきます。
ただし、日光に当てないと出てこない成分がありますので、
天日干しが一番です。
長期保存させたい場合などに、この方法を試すと良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
[check_list image=”check1-b”]
- 干しシイタケの賞味期限は、保存状態により大幅に変化します。
目安は1年程度。カビが生えてなければ問題ありません。 - 戻したしいたけおよび戻し汁の冷蔵保存は、2~3日程度
冷凍すると1か月程度
[/check_list]
冷凍保存で長期保存
しいたけの軸を切り落として
適当な大きさにスライスしてフリーザーバッグに入れて
空気を抜いて冷凍保存します。
いしづきを切り落としたら、スライスしていない状態でも
冷凍保存することができます。
その際は、鍋に入れたりすると良いかもしれません。
残った軸は、下部分(いしづき)を切り落として、
細かく割いてあげると、食べることができます。
一緒に冷凍しても構いません。
使用の際は、解凍せずに調理してください。
解凍してしまうと、べちゃべちゃになってしまいます。
[illust_bubble subhead=”栄養価が上がるし” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]しいたけを冷凍すると生のものと比べて
栄養価が上がります。
冷凍よりも、天日干し下しいたけの方が、栄養価は
あがります。[/illust_bubble]
保存期間(賞味期限)の目安は?
冷凍しいたけの賞味期限は、1か月程度
[quads id=1]
腐るとどうなる?どうなったら食べない方がいいの?
[check_list image=”check1-r”]
- 傘の裏が黒くなっている、あるいは茶褐色に変色している
- ぬるぬるしている
- 切ると中がピンクになっている
- 変色した汁が出てくる
- 異臭がする、酸っぱいにおいがする
- カビが生えすぎている
[/check_list]
長く保存していると、白い綿のようなカビのようなものが出てきますが、
これはしいたけから出る菌糸。腐っているわけではないので
食べることができます。ですが、菌糸を出すのにも栄養を使いますので、
出来る事なら早目に食べた方が良いでしょう。
ただし、綿のようなものが出過ぎている場合やふわふわとしていない
菌糸ではないようなものは、食べない方が
良いかと思います。
新鮮なしいたけの選び方は?
[check_list image=”check1-o”]
- かさの裏が白く変色や傷がない
ひだがしっかりと張り薄く白い幕がはるもの - かさが開きすぎてなく厚みのあるもの
- かさが薄茶色のもの
- 軸が太く短いもの
- 触ってみて湿り気のないもの
- 袋に入っている場合は、水滴が付いていないもの
[/check_list]
美味しいしいたけを選ぶために欠かせないのが、
かさの裏を見る事。この部分が上記に当てはまるものは
良質な、しいたけと言っても良いでしょう。
まとめ
[check_list image=”check1-g”]
- 生シイタケは新聞紙やキッチンペーパーに包んでポリ袋に入れて野菜室で保存
- しいたけは、水気や湿気に弱い
- 干ししいたけは、長期保存できるうえに栄養価がグンと高まる
- 冷凍しいたけは、長期保存できるうえに、栄養価も高まり美味しくなる
使用する際は解凍せずにそのまま使う - 軸の部分も細かく割くと食べることができる
[/check_list]
しいたけは、生の状態で保存するよりも、
軽く天日干ししたり、冷凍した方が
栄養価も味も上がりますし、保存も長持ちするようになります。
調理法にもよるかと思いますが、多くの場合問題ないかと思います。
是非試してみましょう。