そうめんは、基本的には風通しの良い
冷暗所で保存しますが、
冷蔵庫や冷凍庫での保存も可能です。
保存する際は、においが移りやすい食品ですので、
注意が必要です。
乾麺のそうめんの保存は?
そうめんの保存は、基本的に風通しの良い
冷暗所で保存します。
湿気がたまりやすかったり、
室温が高いところに置いておくと、
カビや虫が付く原因になるため、注意が必要です。
また、そうめんは他のにおいが移りやすい食品なので、
においの強いもの、例えば灯油や石鹸、
化粧品などと一緒に置かないようにしましょう。
保存方法は、
木箱に入っているものや紙箱に入っているものが
ありますが、それに限らず
基本的には、そのまま冷暗所で保存します。
定期的に箱から出して、
天気の良い日に数時間程度陰干しをすることにより
カビや虫が付きにくくなります。
もし、陰干しなどができないようでしたら、
ジップ付き袋やタッパーに移し替えるといった
方法もあります。
保存期間(賞味期限)の目安は?
乾そうめんの賞味期限は、2~3年程度
メーカーにより、賞味期限を製造日より
1年6か月で設定していることろもあれば、
2年6か月で設定しているところ、
3年6か月で設定しているところもあり、
ばらつきがあります。
また、保存状態が良くなければ、
賞味期限内であっても、
カビたり虫が湧いたりしますので、
注意が必要です。
※半生タイプのものは、2~3か月が賞味期限となります。
乾そうめんの冷蔵庫での保存は?
そうめんはにおいが移りやすい食品です。
冷蔵庫で保存する際も、においが強いものと
一緒に置かないこと。
タッパーやジップ付きの袋などの
密閉できる容器に入れて保存すると良いでしょう。
また、その状態で冷凍庫で保存することも可能です。
保存期間(賞味期限)の目安は?
乾そうめんの賞味期限は、1年6か月~3年程度
茹でたそうめんの保存は?
茹でたそうめんは、時間が経つと
伸びてしまい、パサパサな感じになるため、
保存には向いていないのですが、
茹ですぎた場合や残ってしまった場合など、
どうしても保存しなければいけないときが出てきます。
保存方法は、ラップに包むか、ジップ付き袋に入れて、
空気が入らないようにして冷蔵庫で保存します。
なお、1食分ずつに分けて保存すると、
使用する際に便利です。
長期保存するときは、
冷凍保存が良いかと思います。
保存方法は、
茹でたそうめんの水気をしっかりと切って、
フリーザーバッグに平らになるように入れて、
空気は抜かず、冷凍保存します。
ある程度凍ったら、一度冷凍庫からだして
今度は空気を完全に抜いて再度冷凍庫に入れて
保存します。
最初に空気を全部抜いてしまうと、そうめんがべチャッと
なってしまうので、このような方法を取っています。
自然解凍や電子レンジを使用すると、
ぼそぼそとしたようなもさもさとしたような
感じになってしまいますので、
使用するときは、凍った状態で調理し、
にゅうめんやチャンプルーにして食べると良いでしょう。
冷蔵庫で保存した場合も、汁物に入れたり、チャンプルーに
して食べた方が、美味しくいただけるかと思います。
保存期間(賞味期限)の目安は?
[check_list image=”check1-b”]
- 冷蔵保存の賞味期限は、2~3日程度
- 冷凍保存の賞味期限は、2~3週間程度
[/check_list]
とはいえ、そうめんは茹でたときが一番美味しいので、
残らないように工夫するようにしましょう。
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そうめんは寝かせると美味しいの?
そうめんは寝かせる(熟成)させると美味しいと
いいますが、これは本当でしょうか?
そもそも熟成というのは、湿度と温度がしっかりと
管理された状態で行われ、
「古物(ひねもの)」「土蔵囲い」などの名称で
販売されており、熟成させればさせるほど、
味わい深いものになっていきます。
ですが、これは販売前のお話し。
一般家庭では、湿度や温度の管理を厳重に
できないため、自宅で熟成させることは
非常に難しいかと思います。
でも、自宅で長期間保存しておいた方が
美味しいという方がおられるのは、
長期保存することにより、そうめんが乾燥し
歯ごたえが良くなるということがあげられます。
自宅で長期保存すると、
湿度や温度の調節が難しいため、
カビや虫が付く可能性が高くなりますし、
酸化して味が落ちることも考えられますので、
できることなら早目に食べた方が良いかと思います。
どうなったら食べない方がいいの?
[check_list image=”check1-r”]
- カビが生えている
- 虫が付いている
- 他のにおいが移ってしまっている
- 賞味期限が大幅に過ぎている
[/check_list]
このような場合は、食べない方が良いでしょう。
そうめんは、長期間保存しておくと、次第に色が
黄色く変色してくることがありますが、
上記のような問題がなければ、食べれます。
しっかりと湯がき、ざるに移して水洗いすれば、問題ないかと思います。
うまく油が抜けてくれれば良いのですが、
酸化してしまうと、味が落ちてしまいます。
そうめんは、賞味期限過ぎても食べれるの?
賞味期限は、未開封の状態で品質を保証する期間を
示しています。基本的には賞味期限を守って、
食べるべきなのでしょうが、賞味期限を過ぎても、
カビや虫が湧いておらず、酸化しておらず、
においが移っていなければ、
問題なく食べれるかと思います。
最終的判断は、見た目や味などで見てください。
まとめ
[check_list image=”check1-g”]
- そうめんは、風通しの良い冷暗所での保存が基本的
- 冷蔵庫や冷凍庫での保存も可能
- そうめんはにおいが移りやすいので、においが強いものと一緒に置かない
- そうめんは、定期的に陰干しすることで、カビや虫が湧きにくくなる
- そうめんを熟成させるのは、湿度や温度が管理された状態での話なので、
自宅で熟成させるのは難しい。 - 茹でたそうめんは、その日に食べないと味や食感が落ちてしまう
- そうめんは、賞味期限が過ぎても、カビや虫、においが付いていなく、
酸化していなければ、食べることができる
※基本的には、賞味期限内にお召し上がりください
[/check_list]
このようになります。
特に、そうめんはまとめて茹でて、時間を置いて食べるということが、
味が極端に落ちるためお勧めできません。
できたらその都度茹でるようにしましょう。
茹でる作業が面倒くさい場合は、
電子レンジ用のそうめんを茹でるグッズなども販売されていますので、
そういったものを使っていくと良いでしょう。