わらび餅が余った場合や作り置きしたい場合に、
保存が必要になってくるかと思います。
では、どのように保存すれば良いのでしょうか?
こちらでは、わらび餅の保存方法と賞味期限について紹介致します。
常温保存は?
わらび餅の常温保存は、手作りなのか?お店で売られている物なのか?で、
賞味期限が変わってきますが、
お店で売られているわらび餅の場合は、
記載されている賞味期限を目安に食べてください。
手作りわらび餅の場合、
直射日光を避けてできるだけ涼しいところで保管するようにします。
夏の暑い時期などは保冷剤などで冷やすと良いかもしれません。
また、氷水に浸けておくのも有効です。
保管できる時間ですが、
大まかに、夏場の暑い時期なら4~6時間程度。
冬場の寒い時期で室温が低い場合は、12~24時間程度。
それ以外は6~12時間程度でしょうか。
ただし、お住まいの地域や砂糖の量、室温によって変わってきますので、
あくまでも参考までにとどめておいてください。
常温で保管した後は、
冷蔵庫に20分程度入れて、食べると冷たくて美味しいです。
それ以上の時間は入れないでください。
冷蔵保存は?
わらび餅は冷蔵保存すると、デンプン質が劣化して、
白くなり固くなってしまいます。
ですので、わらび餅は冷蔵保存は向いていません。
かと言って、常温では保存期間が非常に短いので、
作り置きには向いていない食べ物といえるでしょう。
どうしても保存したい場合は、
保存した後に、お湯で茹でると、再び透明なわらび餅に戻ります。
浸けすぎると溶けてしまいますので、注意してください。
作りたてのようには戻りませんが、食べれる程度には戻ります。
また、茹でた後は氷水に浸けて冷やすと良いでしょう。
保存方法としては、ラップに包んで保存するか、
タッパーなどに入れて保存すると良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間の目安は、2~3日程度。
それ以上保存すると、たとえ冷蔵庫の中とはいえ
菌は繁殖しますので、腐る可能性があります。
冷凍保存は?
わらび餅は冷凍保存できるのか?ということですが、
実は冷凍保存できます。
冷凍保存方法としては、
できるだけ平らになるようにしてラップに包んで、
フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて保存します。
できれば、金属トレーの上に置いて凍らせるか、
急速冷凍機能が付いている場合は、その機能を使用して
凍らせることによって、劣化がある程度抑えられます。
解凍は
解凍は、常温で自然解凍するようにしましょう。
冷蔵庫に入れて解凍すると、デンプン質が劣化する可能性がありますので、
常温で解凍するようにしましょう。
なお、再冷凍は食感が悪くなりますので、しないでください。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間としては、およそ1ヶ月程度。
それ以上保存すると冷凍焼けなどによって
食感が変わってしまう可能性があります。
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腐ったらどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
- カビが生えている
- 糸を引いている
- ネバネバしている
- わらび餅が溶けている
- すっぱいにおいがする
- すっぱい味がする
このような状態になっている場合は、食べない方が良いでしょう。
特に常温で長時間置いておいた物や冷蔵庫で長期間保存していたものは、
見た目やにおい、味などを確認して大丈夫なようなら食べても大丈夫ですが、
少しでも違和感がある場合は、食べないようにしましょう。
上記のような状態になってから、
茹でなおしても、菌が出した毒素は消えませんので、
食べないようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
わらび餅は日持ちしない食べ物です。
メーカーによっても違いはありますが、
多くの場合は当日中だと思います。
手作りわらび餅の場合も当日中に食べないといけませんが、
夏場などの場合は、菌が繁殖しやすいので、
時間との勝負になりそうです。
冷蔵保存すると、白く固くなってしまい
食感が全く異なる物になってしまいますので、
冷蔵保存には向いていませんが、
冷蔵保存後に茹でなおしたら食べれるくらいには戻ります。
ですので、作りすぎた場合などは冷蔵保存もありかとおもいます。
冷凍保存もできるので、作りすぎた場合は
冷凍保存すると良いかと思います。
作りたてのような食感とまではいきませんが、
食べられるので、長期保存したい場合は、冷凍保存が良いでしょう。
とはいえ、作りたてが一番美味しいので、
作り置きはせずに、食べる分だけ作った方が良い、
あるいは食べる分だけ購入した方が良いでしょう。