パスタの賞味期限は乾燥パスタの場合、未開封の状態で製造より約3年程度設けられております。
これを過ぎると賞味期限切れになるのですが、そこからいつまで食べることができるのでしょうか?
また、開封後の賞味期限や茹でた後のパスタの日持ちはどうなのかについても紹介致します。
パスタの賞味期限切れはいつまで食べられる?
賞味期限は消費期限と異なり美味しく食べられる期間を指しています。
これを過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。
賞味期限は余裕を持って設定されていますので、
パスタの場合賞味期限を過ぎてから7~8ヶ月程度は
品質などの劣化なく食べることが出来るでしょう。
ただし、未開封のものに限ります。
これをさらに過ぎてしまった場合、乾燥パスタの場合
菌が繁殖するだけの水分を含んでいませんので、
湿気にやられない限り腐ることはありませんし、
風味が劣化するようなものでもありませんので、
湿気なければ賞味期限が1年や2年過ぎても基本的には食べることは出来るでしょう。
ただし、見た目やにおいなどに変化がある場合は
食べないでください。
もしこれが生パスタの場合、未開封の状態で10日程度(冷蔵庫保存)。
開封後はしっかりと封をして2~3日程度しか日持ちはしませんので、
生パスタの場合は早めに消費するようにしてください。
開封後の賞味期限は?
実は乾燥パスタについては開封後の日持ちについては明確な基準というものが設定されていません。
保存が的確であれば、記載されている賞味期限程度は日持ちするかと思います。
つまり開封後の賞味期限はそんなに気にしなくても良いと言うことになります。
ただし、開封後湿気の多いところで保存していると
湿気を吸って柔らかくなったりカビが生えたり、
ダニなどの虫が湧くことがありますので、
長期間使わない場合は、冷蔵庫にて保存されると
湿気や虫の心配なく保存できるかと思います。
封の締め方としては中に空気が入らなければ
どのような封の仕方でも良いのですが、
パスタの性質上(通常スパゲティと呼ばれる種類)輪ゴムだけではしっかりと封ができないかと思われます。
ですので、長期間使用しないのであれば、
パスタケースなどに入れて保存されると良いでしょう。
茹でた後の賞味期限は?
茹でた後は賞味期限ではなく消費期限になります。
数時間も置いておくとパスタが延びてしまって食感や風味などが
著しく低下しますが、それを気にしないと言うことであれば、
あら熱が取れたら皿に盛ったパスタの上からラップをかけて
冷蔵庫で保存することにより、2~3に程度は日持ちします。
それ以上保存すると菌が繁殖して腐敗が進行してしまう可能性がありますので、
なるべく早めに消費するようにしましょう。
腐るとどうなるの?どうなったら食べない方が良いの?
乾燥パスタの場合だと
- カビが生えている
- 虫が湧いている
- 湿気て柔らかくなっている
このような状態になっている場合は食べるのは控えた方が良いでしょう。
茹でた後のパスタの場合だと
- 糸を引いている
- ネバネバとしている
- カビが生えている
- 酸っぱいにおいや味がする
- 変なにおいや味がする
このような状態になっている場合は
腐敗していますので、食べないでください。
まとめ
乾燥パスタは未開封の状態で保存が正しければ
3年あるいは3年半程度賞味期限が設けられていますが、
賞味期限が7~8ヶ月過ぎても品質の劣化等なく食べることが出来るでしょう。
これが1年や2年になったとしても湿気に侵されていなければ
普通に食べることが出来るかと思います。
開封後も保存がしっかりとしていれば
記載の賞味期限程度は日持ちしますので、
そこまで賞味期限の心配はする必要はありませんが、
長期間おいておくのであれば、パスタケースなど密閉できる容器に入れて
保存した方が湿気や虫などの心配は減ります。
冷蔵庫で保存すると中は比較的乾燥していますし、
虫も侵入してこないため、冷蔵庫保存は安心できます。
茹でたパスタは賞味期限で言うと数時間程度で
食感などが変わってしまいますので、
数時間が限度でしょうが、気にしないのであれば、
しっかりと封をして冷蔵庫保存にて2~3日程度は日持ちするでしょう。