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パン粉の保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

パン粉には2種類あり、一つは生パン粉。もう一つは乾燥パン粉があります。
どちらもパン粉なのですが、保存方法が異なります。
そこでこちらでは、生パン粉と乾燥パン粉の保存方法と賞味期限について紹介致します。

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常温保存は?

パン粉

未開封の状態であれば、生パン粉も乾燥パン粉も常温保存が可能です。
開封した物であれば、生パン粉は常温保存すると劣化していくので、常温保存は適しません。

乾燥パン粉は開封後も常温保存が可能で、
簡単に済ませたい人は、輪ゴムで止めて直射日光の当たらない湿気の少ないところで、また強いにおいのしない場所で保存してください。

しっかりと保存したい方は、密閉容器に移して直射日光の当たらない湿気の少ないところで、また強いにおいのしない場所で保存するとよいでしょう。

乾燥パン粉でも密閉容器で保存した方が良い理由があります。
それは、パン粉に虫が付くということを防ぐ効果があるからです。

ですので、少々面倒ではありますが、密閉容器に移して保存した方が良いでしょう。

保存期間(賞味期限)の目安は?

開封後生パン粉の場合、5日程度
開封後乾燥パン粉の場合、1ヶ月程度

生パン粉はあまり日持ちしませんので、開封したら早めに使用した方が良いでしょう。

冷蔵保存は?

生パン粉の場合、冷蔵保存してしまうとパン粉の劣化につながります。
0~3℃くらいの温度ではパン粉のでんぷんが劣化してしまうからです。

ですので、生パン粉を保存する場合は冷凍保存が望ましいでしょう。

 

乾燥パン粉の場合は、冷蔵保存が可能です。
タッパーに入れたり、ジップ付袋に入れてしっかりと空気を抜いて保存したり、
ペットボトルに入れて保存します。

ようは密閉できるものに入れれば良いというわけです。

ペットボトルの場合、使用するときに取り出しやすいというメリットがありますし、
寝かせて置いても立てて置いても良いので保存にも便利です。

使用する際は、冷蔵庫から取り出しなるべく早めに取り出し冷蔵庫にしまうようにしてください。
冷蔵庫と常温では温度差があり、結露ができてしまいカビが生える原因となります。

保存期間(賞味期限)の目安は?

保存期間は、乾燥パン粉の場合半年程度は保存可能でしょう。

冷凍保存は?

生パン粉も乾燥パン粉も冷凍保存ができます。
保存方法は、フリーザーバッグに入れて空気をしっかりと抜いて保存するか、
タッパーなどの密閉容器に入れて保存するとよいでしょう。

乾燥パン粉は水分がありませんので、凍ることはなくサラサラした状態なので、
取り出してすぐに使用することが出来ます。

生パン粉の場合は、冷凍庫から取り出して常温で5分ほど自然解凍すれば使用できるようになります。

保存期間(賞味期限)の目安は?

生パン粉の場合、およそ2週間程度
乾燥パン粉の場合、半年程度は保存可能でしょう。

生パン粉の場合、保存期間が長くなると冷凍焼けしてしまい
乾燥パン粉のようになることがあります。

一度使用したパン粉は保存できるのか?

一度使用したパン粉には、卵が付いたり水分が付いて腐りやすくかびやすい状態になっていますので、
あまり保存には適さないのですが、どうしても捨てるのがもったいないという場合は、
卵や水分が付いた場所はできるだけ取り除き、タッパーやフリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて
冷凍庫で保存します。

冷凍庫に入れることにより菌は繁殖できなくなりますので、
次回も使用することが出来るでしょう。

なお、保存期間は1ヶ月程度は日持ちするでしょう。
もっと日持ちするかもしれませんが、こちらでは上記の期間にさせていただきます。

腐ったらどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?

  • カビが生えている
  • 虫が湧いている
  • ねばねばしている
  • 変色している

このような状態になっている場合は、使用するのをやめましょう。

虫、おもにダニなどが湧くことがあるのですが、そのまま使用した場合
ダニは熱で死にますが、死骸を食べるとアレルギーの原因などになりますし、
精神的にもよくありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
乾燥パン粉は常温・冷蔵・冷凍保存どこでも保存が可能ですが、
湿気にだけは気をつけてください。

生パン粉はあまり日持ちがしませんので、おすすめの保存場所としては、
冷凍庫がおすすめになります。

ただし、保存期間が長くなると乾燥パン粉のようになることがありますので、
早めに使用するようにしましょう。

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