メロンの保存温度は、7~10℃と言われています。
まだ熟していないメロンですと、追熟させないといけませんので、
冷蔵庫には入れない方がよいでしょう。
熟したら、冷やして食べると良いでしょう。
こちらでは、メロンのいろんな状態での
保存と賞味期限について紹介いたします。
そのままの状態のメロンの保存は?
丸のままの状態のメロンは、
基本的には、常温保存が良いとされています。
メロンは冷蔵庫に入れてしまうと、
追熟が止まってしまいます。
※一旦冷蔵庫に入れたメロンは、常温に戻しても、追熟はしません。
販売されている多くのメロンは、保存期間の観点から
完全には熟してない状態で売っていますので、
食べる前に冷蔵庫に入れて冷やす程度で構いません。
ありましたので、紹介します。
[/illust_bubble]
保存方法ですが、
追熟するまでは、風通しの良い冷暗所で保存し、
食べ頃になったら、食べる数時間前に
ポリ袋に入れて、封をして冷蔵庫で冷やしましょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
収穫後7~10日程度、食べ頃より2~3日程度
メロンの食べ頃時期は、とても短いです。
食べ頃を過ぎると、発酵してきて、やがて腐っていきます。
食べ頃になったらできるだけ早めに食べるようにしましょう。
切ったメロンの保存は?
半分に切ったメロンは、種を取り除き、空気に触れないよう
しっかりとラップをし、冷蔵庫の野菜室で保存します。
1/4や1/6、1/8にカットしたメロンも上記同様
ラップをしっかりとして、空気に出来るだけ触れないようにします。
一口大に切ったメロンは、タッパーに入れるか、
ジップ付き袋に入れて冷蔵保存します。
ない場合は、お皿に盛ってラップをして冷蔵保存して
構いませんが、できるならタッパーやジップ付き袋の方が良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
切ったメロンの賞味期限は、2~3日程度
あの部分は甘く美味しいので捨てるのはもったいない。
これをジュースに変えてしまいましょう。
作り方は、綿と種と氷をミキサーに入れて
混ぜるだけ!!
【材料】
綿と種・・・2個分(1個分でも可)
氷・・・適量[/illust_bubble]
冷凍保存で長期保存
メロンを冷凍して解凍すると、ベチャベチャになって、
元の食感には戻りません。
ですが、シャーベットの様にして食べる分には、
冷凍保存が可能です。
冷凍保存方法は、皮と種を取って、
ミキサーにかけるか、一口大の大きさに
切ってから、フリーザーバッグに入れて、
出来るだけ平らになるようにして、空気を抜いて
冷凍保存します。
出来れば、金属トレーの上に、クッキングシートや
シリコンペーパーなどを敷いて、そこにメロンを
くっつかないように並べて冷凍した方が、良い状態で
冷凍することができます。
食べる際は、半解凍にして食べるか、
スムージーにして食べる、
あるいはジュースにすると良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
冷凍メロンの賞味期限は、1か月程度
追熟する前に冷蔵庫に入れたり、切ったりした場合は?
追熟する前に、切ったり冷蔵庫に入れたりすると、
そこで追熟は止まってしまいます。
置いておいても、追熟しません。
固さの度合にもよりますが、
固くて甘くないという場合は、
キュウリのように、浅漬けにして食べるか
ピクルスにしてしまうという方法があります。
また、砂糖や水飴で煮込んでジャムにする
という方法もあります。
他には、ヨーグルトと混ぜて食べたり
シロップ漬けにしたり、
切ったメロンをタッパーに入れて、
上からハチミツをかけて、1晩置くというのも、
美味しくいただけるかと思います。
[quads id=1]
腐ったらどうなる?どうなったら食べない方がいいの?
[check_list image=”check1-r”]
- 色が黒くなっている
- 中心部分が苦い
- 異臭を放っている
- カビが生えている
- 中身がドロドロになっている、液状化している
[/check_list]
このような状態でしたら、食べないようにしましょう。
メロンを食べてみて、苦いというのは、熟しすぎて
甘みが苦味へと変化したものと思われます。
食べても害はないのですが、美味しくないので、
食べない方が良いでしょう。
また、メロンは、特に熟しすぎていると、
舌がピリピリすることもあります。
もう一つの例としては、熟れなさすぎている場合です。
ウリ科の植物には、ククルビタシンという
苦味を感じる成分が含まれており、
熟れていない内は、この成分が多く、苦味を感じることがあります。
新鮮なメロンの選び方は?
[check_list image=”check1-o”]
- キレイな均整のとれた形のものを選ぶ
- 網メロンの場合は、網が盛り上がっているもの
- 網梨の場合は、黒っぽい筋や斑点が入っていないもの
- 枝から実までの果こうの高さが短く太いもの
- お尻が飛び出していないもの
- 同じ大きさなら重いものを選ぶ
- 均等に色がついている
[/check_list]
果こうの高さが短く太いものは、それだけ栄養が行き届いている証拠。
肉厚のメロンと言えるでしょう。
ずっしりと重いメロンは、身が詰まっていて栄養のあるメロンです。
お尻の出っ張りが少ないほど良いメロンとされています。
出っ張りが1cmを超えるようなものは選ばないようにしましょう。
まとめ
[check_list image=”check1-g”]
- メロンは、固い状態の場合、常温保存が鉄則
- 熟してから、食べる数時間前に冷蔵庫に入れて冷やしましょう。
- 熟す前に冷蔵庫に入れたり切ったりすると、追熟は止まってしまう
- 切ったメロンは、冷蔵庫の野菜室で保存する
- メロンは冷凍できるが、元の状態には戻らない
- 追熟の止まった固い、甘くないメロンは、一工夫する必要がある
- メロンは熟しすぎると苦くなる
[/check_list]
メロンは熟す前に冷蔵庫に入れるのは厳禁。
必ず常温で追熟させましょう。
食べ頃になると、日持ちしないので、早めに食べるようにしましょう。
コメント