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奈良漬けの保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

奈良漬けをもらったり買ってきた場合に、
保存が必要になってくるかと思います。
その場合、どのように保存すれば良いのでしょうか?
こちらでは奈良漬けの保存方法と賞味期限について紹介致します。

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常温保存は?

奈良漬け

奈良漬けは酒粕に包まれている物なら常温保存が可能な物もありますが、
基本的に要冷蔵なので、常温で置きっぱなしというのはNGです。
ですので、常温でずっと置いておくことはやめましょう。

置いておくと発酵が進み、色も黒っぽく変色していきます。
その後、腐敗していきます。

もし常温で置いておく場合は、1~15℃程度の直射日光の当たらない暗い場所が
適しています。つまりは冷暗所ですね。
また、湿気にも注意が必要ですので、なるべく風通しの良い場所で置いておくようにしましょう。

常温に置いておける時間を書くと、
開封する前なら菌はつきませんので、冷蔵庫に入れるのを
半日あるいは1日忘れていたとしても、おそらく問題はないでしょうが、
開封したものを常温で置いておくと菌が付着し増殖していきますので問題です。

夏場の暑い時期だと6時間程度。
冬場の寒い時期で室温が10℃以下だと数日程度。
それ以外の季節(10~20℃程度)の場合だと12時間程度。

それ以上持つかもしれませんが、こちらでは
上記の時間にしておきますが、参考程度にとどめてください。

冷蔵保存は?

奈良漬けの保存は基本は冷蔵保存で、
未開封のものなら3~4ヶ月程度賞味期限を設けている物もあります。

開封後は、タッパーなどの密閉できる物に入れて
空気に触れないようにして保存しましょう。

空気に触れる状態で保存すると、乾燥や発酵などにより風味が損なわれてしまいます。

なお、開封後は水で洗うことはせずにキッチンペーパーなどで軽く拭いて、
使用する分だけを切ってタッパーなどの密閉できる物に入れて保存します。

切らなかった分は、酒粕ごと密閉できる物に入れるのですが、
漬け物を酒粕で覆うようにして保存します。

なお、野菜室やチルド室などでの保存よりも冷蔵庫での保存の方が適しています。

保存期間(賞味期限)の目安は?

保存期間は、開封前の物や切っていない物でしっかりと保存している物であれば、
記載に従ってください。およそ数ヶ月は日持ちします。

開封して切ってタッパーに入れてある物は、1週間を目安に食べるようにしましょう。
元々保存食なので、1週間以上日持ちするかもしれませんが、
こちらでは風味などの観点より1週間と記載させていただきます。

冷凍保存は?

奈良漬けは冷凍保存に向いていません。
冷凍して解凍したときに野菜の細胞が壊れて水分が出てきてしまい、
奈良漬け本来の風味と食感が損なわれてしまいます。

冷蔵保存でも長期保存が可能なのであえて冷凍する必要はありません。

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腐ったらどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?

  • カビが生えている
  • 糸を引いている
  • 表面がネバネバしている
  • すっぱいにおいがする
  • すっぱい味がする

このような場合は食べない方が良いでしょう。
また、色が黒くなっている場合や酒の風味が薄くなっているような場合
食感が柔らかくなっている場合は、腐る一歩手前と考えて良いでしょう。
食べれないことはありませんが、風味食感が変化しているので、
美味しくいただけないかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
奈良漬けは基本的には冷蔵保存が適しています。
開封後は、空気に触れないように密閉できる物に入れて
保存するようにしてください。

また、冷凍保存には向いていないため冷凍庫に入れることは避けましょう。
開封して切ったものは、時間が経つにつれ風味が劣化していきますので、
できるだけ早めに食べるようにしましょう。

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食べれるかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。