市販のジャムの賞味期限は長いもので1~2年ほどあります(未開封)。
これをすぎると賞味期限切れになるのですが、そこからいつまで食べることが出来るのでしょうか?
また、開封後の賞味期限はどのくらい日持ちするのでしょうか?
こちらでは市販のジャムの賞味期限切れについて紹介致します。
市販のジャムの賞味期限切れはいつまで食べられるの?
賞味期限は消費期限と異なり、美味しく食べられる期間を指しています。
これを過ぎたからと言ってすぐに食べられなくなるわけではありません。
賞味期限は余裕を持って設定されていますので、
市販のジャムの場合、賞味期限が1年のものですと、
過ぎてから2~3ヶ月程度は品質の劣化などなく食べることができます。
賞味期限が2年のものになると、過ぎてから5ヶ月程度は美味しく食べることができます。
これが1年や2年過ぎてしまうと、風味の劣化がみられるかも知れません。
開封しなければ、中に菌が入ることは基本的にありませんので、
蓋が劣化しなければ腐ることはないと思いますが、
賞味期限が大幅に過ぎたものは見た目やにおい、味を確認の上
食べるかどうか判断してください。
開封後の賞味期限は?
開封すると記載されている賞味期限は無効になってしまいます。
開封後はしっかりと蓋をして冷蔵庫で保存します。
この状態で、約2週間程度日持ちします。
保存料が入っていなかったり保存方法が正しくなければ
もっと早く傷んでしまう可能性はあります。
例えば、開封後1ヶ月過ぎたとすると
可能性としては風味の劣化だけでなくカビが生えたりすることがあるので、
気をつけてください。
また、ジャムの中にパンくずなど異物が入ると
それがカビの原因となりますので、注意して使うようにしましょう。
冷凍保存も一応出来る
ジャムが多い場合消費しきれない可能性があります。
その場合、冷凍庫での保存が良いかもしれません。
通常の果物を砂糖で煮つめたジャムであれば、
多少風味が変化するかもしれませんが、冷凍することが可能です。
冷凍方法としてはラップに1回分ずつ分けて包み、
フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いてチャックをして
保存します。
この状態で冷凍庫に入れた日より約半年ほど日持ちします。
ジャムの中にクリームなどが入っているものは
冷凍すると風味が劣化しますので、クリーム等入っているジャムは
冷凍しないようにしましょう。
腐るとどうなる?どうなったら食べない方が良いの?
- 未開封なのに、蓋がパカパカしている
- カビが生えている(白カビ)
- ジャムが乾いている
- 変色している
- 変なにおいや味がする
このような状態になっている場合は食べない方が良いでしょう。
カビが生えるとジャムの風味よりもかび臭さが勝ってしまうため、
見分けは付くかと思います。
まとめ
市販のジャムの賞味期限は長いもので1~2年ほどあり、
それを過ぎてから2~5ヶ月程度は品質の劣化等なく食べることができます。
ただし、未開封の状態で直射日光や高温多湿を避けた場所で保管していたものに限ります。
それ以上経過すると鎖はしないでしょうが、風味が劣化して美味しく食べられない可能性が出てきます。
見た目やにおい、味を確認の上食べるかどうか判断してください。
開封後は開けてから約2週間程度しか日持ちしません。
常温ではなく冷蔵庫で保存してください。
大瓶などでたくさんジャムがある場合は、
冷凍保存することも可能で、適切に保存すれば半年ほど日持ちします。