水飴は常温で販売されていますが自宅での保存方法は
どのような保存が適しているのでしょうか?
また、開封後の保存方法と賞味期限はどのようになっているのでしょうか?
こちらでは水飴の保存方法と賞味期限について紹介致します。
常温保存の場合
水飴は未開封の状態であれば
常温保存が可能です。
しかし、直射日光の当たるところや高温多湿のところで
保存するのは避けてください。
できるだけ冷暗所で保存するようにしましょう。
賞味期限は記載されている賞味期限に従えば良いのですが、
目安として製造から1年の賞味期限が設けられています。
開封後は常温で保存しないでください。
冷蔵保存の場合
開封後は冷蔵保存するようにしましょう。
冷蔵保存する際はしっかりと蓋をして冷蔵庫で保存します。
使用時はきれいなスプーンなどですくって取るようにしてください。
一度舐めたスプーンで取ると雑菌が混入して腐敗の原因になりますので、
きれいなスプーンを使用するようにしましょう。
冷蔵庫内であれば、どこに保存しても構いません。
賞味期限の目安は?
一度開封すると記載されている賞味期限は無効になってしまいます。
一般的に言われている使い切る目安としては、
早めに食べることとなっており、明確な目安は存在しません。
これは空気に触れることによって風味の劣化が進行するためで、
腐敗するからという意味ではありません。
あえて目安を付けるとすると、開封後は3ヶ月以内に使い切るように
すると良いかと思います。
冷蔵庫で保存すると硬くなる
冷蔵庫で保存すると水飴は硬くなってしまいます。
ですので、使う時はぬるま湯や湯煎で温めると柔らかくなり
使いやすくなります。
湯煎後は水滴をしっかりと拭いてから冷蔵庫で保存するようにしましょう。
冷凍保存はできるの?
水飴は冷凍保存もできるのですが、
水飴は腐敗しにくいものですので、あえて冷凍庫で保存する必要はありません。
もし保存するのであれば、冷えて硬くなりますので、
棒などに巻いた状態でラップをして冷凍すると、
凍るか凍らないかくらいの状態になります。
それをアイスのように食べるという方法があります。
腐るとどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
- カビが生えている
- 変色している
- 酸っぱいにおいや味がする
- 変なにおいや味がする
このような状態になっている場合は食べない方が良いでしょう。
めったに腐ることはないのですが、
内部に水滴がついたりすると、
その水滴に菌が繁殖してカビが生えることがあります。
ですので、保存するときは縁などをキレイな状態にしてから
保存するようにしてください。
なお、何年も長期保存していると変色する可能性があります。
変色すると味も変化しますので、食べない方が無難です。
腐りにくいなら長期間保存できる?
水飴は腐りにくいです。
ですが、長期保存をすると徐々にですが風味が劣化していきます。
ですので、上記で書いたように開封後は3ヶ月を目安に使い切るように
書いたのですが、
風味を気にしないのであれば、
おそらく1年程度は保存できるかと思います。
また、水飴の味は甘いので、風味が多少落ちたところで
おそらく味の違いはわかりにくいかと思います。
水飴を上手に使う方法
水飴の使い道としては砂糖の代わりに使用することができます。
特に水飴の性質を活かすのであれば、大学芋のタレに使ったり、
酢豚などの中華料理に加えることで味に深みがでます。
その他、デミグラスソースに使用したり、
焼き鳥のタレを作るのに使用したり、
煮ものに使ったりと様々な使い方ができます。
もし水飴が余るようでしたら砂糖の代わりに使うことで
また違った味わいが楽しめるかと思います。
まとめ
水飴は未開封の状態であれば冷暗所にて常温で
保存することができます。
通常水飴は未開封の状態で1年程度の賞味期限が設けられています。
開封後は記載されている賞味期限は無効になりますので、
早めに使い切るようにしましょう。
目安としては蓋をしっかりと閉めた状態で
冷蔵庫保存にて3ヶ月程度で使い切るとよいでしょう。
水飴は腐りにくいため冷凍庫であえて保存する意味は
あまりありませんので、基本的には冷蔵庫での保存で問題ありません。