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淹れたコーヒー(作り置き)の保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

コーヒーをあらかじめ作っておいて、
冷蔵庫などで保存しておきたい、もしくは温かいコーヒーを
淹れて持っていきたいってことがあるかと思います。
そこで、どんな方法で保存するのが良いのか?
また、保存はどれくらいの期間可能なのか?
こちらでは淹れたコーヒーの保存方法と賞味期限について
紹介いたします。

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淹れて置いておくと酸化していく

酸化は、光、温度、空気によって酸化していくのですが、
淹れたコーヒーは、どんどん酸化していき
風味が落ちていきます。
そのため、お店などでは落として30分経過した
コーヒーは破棄するところも多いかと思います。

ただし、風味を気にしないのであれば、
保存は可能です。

淹れたコーヒー

お湯で作ってしまうと、熱ですぐに酸化が始まりますので、
作る際は、水出しで淹れて保存する方法が酸化しにくくなります。

インスタントコーヒーの場合だと、水では溶けにくいということもありますので、
その場合は、ぬるめのお湯で少し溶いてから水を加えて、氷を入れるなどして
できるだけ熱を早く冷ますように心がけましょう。

また、水出しコーヒーを作るポットや、水出しコーヒーバッグなども
販売されていますので、そういったものを使用すると便利かと思います。

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冷蔵庫保存が基本?

常温に置いておくと酸化に加え
雑菌の繁殖が出てくるので、基本的には冷蔵庫での
保存となります。

保存方法としては、水出しコーヒーポットで作りながら冷蔵庫で保存されるか、
水出しで作られたもの、もしくはぬるめのお湯で溶いて水を入れたり氷を入れて
冷ましたものを密閉できる容器に入れて、封をしっかりとして
冷蔵庫で保存という形になります。

保存期間(賞味期限)の目安は?

目安としては、24時間。
ですが、2~3日程度なら保存は可能かと思います。
ただし、時間が経つにつれ風味は損なわれていきますので、
できるだけお早めに飲まれることをお勧めします。

なお、2~3日以上保存することは可能で、
実際1週間保存されている方もおられます。

ですが、水の質やコーヒーの濃さなど様々な状態で劣化速度は変わってきますので、
目安としては、やはり2~3日が無難かと思います。

温かいコーヒーの場合は?

温かいコーヒーの場合、魔法瓶などで保存するという方法がありますが、
どんな入れ物に入れていても、熱によって酸化が進みます。

コーヒーメーカーの保温機能によって、保温されたコーヒーが
酸化して酸っぱくなったり、美味しくなくなるのと同じ原理です。

ですので、温かい状態で保存、持ち歩きたい場合でも
お勧めできる方法ではありません。

できれば、その都度淹れてコーヒーを飲まれることをお勧めします。
なので、持ち歩きたい場合は少々面倒ですが、お湯を魔法瓶に入れて
その都度作る、もしくは出先に電子レンジがあるのなら
アイスコーヒー(水出しコーヒーなど)を持っていき、
マグカップなどに移して温めるという方法をとられる方が良いかと思います。

保存期間(賞味期限)の目安は?

温かい状態での賞味期限は、風味という観点から
30分以内。1時間もするとかなり風味が落ちていて美味しくありませんし、
30分以内でも美味しくなくなっているかもしれません。

冷たいコーヒーの場合だと、保冷できる水筒が条件ですが
1日程度と考えてよいかと思います。

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どうなったら飲まない方がいいの?

酸化して「まずい」と感じるのであれば、
酸化してしまったコーヒーは飲まない方が良いでしょう。

酸化が問題にならない場合は、
腐るまでということになりますが、
冷蔵庫で保存していて、カビた臭いがしたり
7~10日保存していたようなコーヒーは飲まない方が良いと考えます。

まとめ

いろいろと紹介いたしましたが、
基本的にホットの状態での保存は酸化が進むため
お勧めできません。

保存される場合は、水出しコーヒーか、急速冷却した
コーヒーを保存された方が良いでしょう。

保存方法としては、冷蔵保存でなるべく早めに飲まれる方が
美味しく頂けると思います。

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