炭酸飲料って1回開けてしまうと日に日に炭酸が抜けていってしまいますよね?
どうやったら炭酸が抜けにくくなるのか?保存方法はどうしたらいいのか?について紹介致します。
炭酸って具体的に何なの?
炭酸飲料に含まれている、あのシュワシュワ。
これは水に二酸化炭素を溶かした「炭酸水」のことを指します。
これに甘味料や酸味料、フレーバリングなどを加えた飲料のことを指します。
炭酸水は圧力を加えて水に二酸化炭素を溶かすカーボネーションという工程を通り炭酸水ができあがります。
これを口に入れたときに口の中の酵素と反応してできる「炭酸」そのもので、
口内から感覚神経を通じて脳に伝わることで、刺激として認識されます。
これが炭酸のシュワシュワの正体です。
参考:コカコーラ
炭酸が抜けるのはなぜ?
炭酸は圧力を加えて水に二酸化炭素を溶かした物を指します。
私たちの生活の中では圧力が弱いため、一度栓を開けてしまうと、二酸化炭素は積極的に外に出ようとします。
このことにより徐々に炭酸が抜けていくのです。
つまり、私たちの生活環境ではどうしても炭酸が抜けないようにすることはできず、
徐々に炭酸が抜けていくのは止められません。
しかし、炭酸を抜けにくくする方法はあります。
炭酸が抜けないテクニック6選
・しっかりと栓をする
炭酸は外へ出ようとしますので、しっかりと栓をすることが大切です。
また、飲んでいる最中もこまめに栓を閉めると、多少炭酸が抜けにくくなります。
栓がゆるいと隙間から炭酸が抜けていくので、栓は強く閉めましょう。
・しっかりと冷やす
砂糖や塩などは温度が高いと溶けやすくなりますが、炭酸は温度が低いと溶けやすくなります。
つまり炭酸が抜けにくくなるということですね。
ですので、炭酸飲料を飲む分だけコップなどに移して、ペットボトルはしっかりと栓をして冷蔵庫で保存することで炭酸が抜けにくくなります。
・ペットボトルは横向きに保存しない
一度開けたペットボトルは、横向きに保存せず立てて保存するようにしましょう。
飲みかけのペットボトルを横向きに置くと、液体と空気が接する面が広くなり、炭酸が抜けやすくなります。
対して、立てて保存すると、液体と空気が接する面は少なくて済みますので、その分炭酸が抜けにくくなります。
・空気を出来るだけ抜く
炭酸飲料を半分くらい飲んだら、ペットボトルを炭酸で元に戻らないくらいまでつぶしてしっかりと栓を閉めて
冷蔵庫で保存します。
こうすることで、液体と空気に接する面が少なくなりますので、炭酸が抜けにくくなります。
注意点としては、中途半端にペットボトルをつぶすと炭酸の外に逃げようとする圧力で元に戻ってしまい、
結果栓を開けたときにプシューっと炭酸が抜け出てしまいますので、つぶすときはしっかりとつぶすようにしましょう。
・逆さにして保存する
栓を開けてしまうといくら強く閉めたとしても隙間から炭酸が抜け出ていってしまいます。
ですので、ふたの部分が逆さになるようにして保存すると、液体が栓をふさぐ形になるため、
密封状態を作り出すことが出来、炭酸が抜ける可能性が低くなります。
ただし、逆さまにして立てて保存するのは少し難しそうではあります。
冷蔵庫の壁に立てかけたりと少し工夫が必要になるでしょう。
・1.5Lのペットボトルの場合は、炭酸飲料を小分けにする
1.5Lのペットボトルは中の空間が500mlのペットボトルと比べて大きくなります。
一度栓を開けてしまうと中の圧力は増しますので、体積が大きいと炭酸の逃げ道が大きくなると言うわけです。
ですので、1.5Lのペットボトルの場合は、500mlのペットボトルなどに小分けに入れ替えることで
多少炭酸が抜けにくくなります。
ただし、移し替える際はなるべく振動を与えずそっと速やかに移し替えるようにしましょう。
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炭酸が抜けないアイテムがある!
炭酸を抜けにくくする栓というものが販売されています。
ただ、栓を閉める物からペットボトル内に空気を入れて栓をするものなど、いくつか種類がありますが、
どれも炭酸の抜けを抑えることができます。
まとめ
まとめると、
- 栓をしっかりと閉める
- 冷蔵庫でその都度保存する
- ペットボトルは立てて保存する
- ペットボトルをつぶして圧縮して栓をする
- 1.5Lのペットボトルの場合、500mlなどのペットボトルに移し替える
- 炭酸が抜けにくくなる栓を購入する
という感じになります。
飲みかけの炭酸飲料はペットボトルをつぶして栓をしっかりと閉めて、
逆さまにして冷蔵庫で立てて保存するという形ですね。
なかなか難しいですが、これである程度炭酸が抜けにくくなるかと思います。