餅の賞味期限は未開封の状態で製造から2年程度設けられています。
これを過ぎると賞味期限切れになるのですが、そこからいつまで食べることが出来るのでしょうか?
こちらでは餅の賞味期限切れについて紹介致します。
餅の賞味期限切れはいつまで食べられるの?
賞味期限は消費期限と異なり美味しく食べられる期間を指しています。
これを過ぎたからと言ってすぐにたべられなくなるわけではありません。
賞味期限は余裕を持って設定されていますので、
市販の餅の場合、賞味期限が過ぎてから5ヶ月程度は美味しく食べることができます。
ただし、餅の場合は風味の劣化というものが起こりにくいため、
カビが生えたり結露が発生したりというような異常が見られない限り
美味しく食べることが出来るかと思います。
大幅に賞味期限が切れているものは見た目やにおいで
食べられるかどうか判断してください。
高温多湿は避ける
例えば、サトウの切り餅の場合だと直射日光、高温多湿は避けるように表記されており、
これはどの餅であっても同じかと思います。
夏場は室内が30度を超えるような高温の日も出てきますので、
そういった場合は、冷暗所が涼しければ良いのですが、
そのような場所がない場合は冷蔵庫で保存するのも良いでしょう。
ただし、冷蔵庫で保存していたものを再び常温で保存しないでください。
温度差が激しいと内部に結露が発生し、腐敗の原因となります。
なお、保存するのは冷蔵庫でも冷凍庫でもどちらでも構いません。
冷凍庫の場合だと、菌は繁殖できませんので、
基本的には賞味期限に関わらず、数年保存することが可能です。
腐るとどうなるの?どうなったら食べない方が良いの?
- カビが生えている
- ピンク色などに変色している
- 発酵したようなにおいがする
- 包装の内部に結露が発生している
このような状態になっている場合は食べないでください。
腐敗が進行している状態(結露は別)ですので、焼いて加熱したとしても
食中毒の原因になります。
まとめ
市販の餅の賞味期限は2年程度設けられております。
これを過ぎても5ヶ月程度であれば品質の劣化等なく食べることができます。
保存が正しければ、おそらく賞味期限が切れてから1年でも2年でも食べることができるでしょう。
夏場は高温になりますので、冷暗所がなければ、
冷蔵庫や冷凍庫で保存すると良いでしょう。
冷凍庫で保存すると賞味期限に関わらず数年経っても
腐ることはありませんので、食べることができます。