潮干狩りでとってきたあさりはもちろん
スーパーで購入してきたあさりも
砂が気になることってありますよね?
砂抜きの適切な方法や
短時間でできる砂抜きの方法を
ご紹介いたします。
あさりの砂抜き方法
あさりの砂抜きにいくつか要点がありますので、
それぞれ紹介していきます。
砂抜きに使う容器は?
砂抜きに使う容器は、できれば平らなバットを
使用します。さらにあさりが吐き出した砂を
再び吸い上げないために網付のバットを使用すると
良いでしょう。
網付バットは100均でも販売されていますが、
自宅にない場合は、ボウルにざるを重ねて
使用すると良いでしょう。
塩水の作り方は?
水道水で作るよりも、海水が良いので
できれば潮干狩りに行った際などは
ペットボトルに海水を汲んで持って帰ってくるのが
一番良いです。
もし難しい場合、ない場合などは
水道水を一度沸騰させたり、1日外で置き
カルキを飛ばした水1Lに対して塩35g程度を入れて
塩水を作ります。
海水は3~4%の濃度と言われているためです。
あさりをどのように入れるのか?
あさりの頭がほんの少しだけ出るくらいの水に
浸して、あさりは重ならないように並べます。
暗い場所で砂抜きをする
あさりの修正として暗くした方が
活発に動きますので、ボウルやバットの上に
新聞紙などを置いて暗くしてあげましょう。
また、新聞紙を置くことは
あさりがピューピューと吹いた潮で
床が濡れないようにする効果もあります。
暑い時期の砂抜きは?
あさりは20℃くらいの温度で砂抜きをすると
よく砂を吐くのですが、25℃くらいになると
弱ってしまいますので、砂抜きをする場所は
冷暗所が好ましいでしょう。
夏場など暑い時期で涼しいところがない場合、
温度が高くならないために、
ビニール袋に氷を2~3個程度入れて、
水温を冷やすという方法をとると良いかと思います。
また、砂抜きに時間はかかりますが、
野菜室(7℃程度)に入れて砂抜きをする
という方法もあります。
この場合、1晩程度を見ておくと良いかと思います。
砂抜きにかかる時間は?
最低でも1時間。
気温が上がる時期だと3時間程度。
平均的に4時間程度砂抜きすると安心かと思います。
1晩程度砂抜きをするというものもありますが、
1晩置くと時期と砂抜き環境によっては
あさりが弱ったり腐敗する可能性が出てきますので、
注意してください。
一般的には3~4時間程度を目安に
考えると良いかと思います。
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[illust_bubble subhead=”鉄を入れるのは効果的?” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]古釘などの錆びた鉄を
入れると良いというのは、本当かどうか
調べてみたところ、迷信であるという説が
有力的でした。
鉄イオンを出すため海水に近づくという
説もありましたが、
この方法が昭和30年頃に普及しだしたことを
考えると迷信が有力的でしょう。[/illust_bubble]
こちらの動画でイメージができるかと思います。
あさりの砂抜きを短時間で行う方法は?
ここではあさりの砂抜きを短時間で行う
裏技的な方法をご紹介いたします。
お湯を使って砂抜きをする
ボウルに45~50℃くらいのお湯を入れて
あさりを浸けます。するとあさりがするすると水管を出してきます。
あさりの殻をお湯の中でこすり合わせるようにして洗い、
5~10分程度浸け置きます。
※洗うときはゴム手袋するとやけどしません。
するとお湯が白く濁り砂も一緒に出てきます。
このときお湯の温度が下がらないように注意してください。
この方法は時短だけでなくあさりの身も引き締まり
ぷりぷりとした食感が味わえる他、
塩を入れませんので、塩抜きにもなります。
あさりを洗う
ナイフなどであさりの殻を少しだけこじ開けて、
そこにホースなどで直接水を流すだけで
砂抜きが完了してしまうという方法です。
ホースなどで流したらすぐに料理できます。
なお、ナイフなどを使いますので、手を切らないように注意してください。
まとめ
あさりの砂抜きは、塩水で行なってもいいですし、
50℃程度のお湯で行なってもどちらでも構いません。
行ないやすい方で行うと良いでしょう。
個人的にはお湯を使う方が短時間で砂抜きが
できるのでお勧めですが。
裏技的な方法は、やけどや手を切らないように
注意してくださいね。
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