手作り生チョコを作った場合、どのように保存すれば良いのでしょうか?
またどのくらい日持ちするのでしょうか?
手渡しするときの注意点はあるのでしょうか?
こちらでは手作り生チョコの保存方法と賞味期限、手渡しするときの注意点などについて紹介致します。
常温保存は?
常温で保存することは基本的に避けた方が良いでしょう。
季節にもよりますが、生チョコを常温で置いておくと気温が28℃以上の場合は
溶けていきますし、通常のチョコレートと違い生クリームあるいはホイップクリームを
使用しているため、傷みやすいです。
ただし、プレゼントすることもあるかと思います。
その場合は、保冷剤や保冷バッグなどで出来るだけ温度が上昇しないようにしましょう。
常温で置いておける時間としては、
夏場の暑い時期の場合は28℃以上になると溶け出すため、常温で置いておくことが出来ません。
保冷剤などで冷やしている場合は、保冷剤の大きさなどにもよりますが、
6~12時間程度はもつでしょうか。ただし直射日光は避けて、できるだけ涼しい場所で保管してください。
冬場などの寒い時期の場合で、室温などが10℃以下の場合は
1~3日程度は置いておけるのですが、暖房などが付いていると
菌が繁殖してくるため、手渡しする時はやはり保冷剤などで冷やしておくことをおすすめします。
その場合、室温などによって置いておける時間は変化するため
一概には言えませんが、半日程度は大丈夫かと思います。
それ以外の季節も常温で置いておく場合は生チョコが傷まないように
保冷剤などで冷やしておくようにしましょう。
その場合、半日程度は大丈夫かと思います。保冷剤の大きさによっては1日程度は日持ちするかと思います。
冷蔵保存は?
手作り生チョコは保存料などが使用されていないため、
冷蔵保存することをおすすめします。
その場合、生チョコに空気が触れないようにラップに包んで
さらにジップ付袋などの密閉できるものに入れて保存すると良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間はおよそ2~4日程度。
ぎりぎり5日は日持ちするかもしれませんが、
手渡しするときは、常温で持ち歩くことになることもあるため、
作った次の日には渡したいところです。
渡した相手にその日中にもっても翌日まで(冷やした状態で)には食べるように言うことも大切です。
冷凍保存は?
手作り生チョコだけに限らずお店で売っている生チョコも
冷凍保存はしない方が良いでしょう。
というのも、急激な温度変化や常温に出したときの結露などにより、
味が劣化してしまう恐れがあるからです。
手作り生チョコを冷凍する場合は、
まず冷蔵庫で冷やしてから、フリーザーバッグに入れて
冷凍庫に移して保存すると温度変化が少なくなるため、
多少風味の劣化を防ぐことが出来ます。
解凍は?
凍ったまま食べるとせっかくの生チョコの食感が台無しになってしまうので、
解凍する必要があります。
解凍方法としては、食べる前日あるいは半日前に
冷蔵庫に移して自然解凍を行ないます。
ただし、温度変化や結露などにより、風味が劣化するかもしれませんので、
注意が必要です。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間は1ヶ月程度。
それ以上保存すると、今度は冷凍焼けなどによって
風味が劣化してしまう可能性が出てきます。
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腐ったらどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
- 気温の高い場所で長時間置いておいた
- 冷蔵庫で長期間保存していた
- 油臭くなっている
- 油の味がする
- 変なにおいがする
- 変な味がする
このようになっている場合は、食べない方が良いでしょう。
生チョコは急激な温度の変化や結露などで、
白いカビのようなものが現れることがあります。
これは、ブルーム現象というもので、チョコレートのココアバターが溶けて
固まった物なので、食べても問題ありませんが風味は落ちます。
生チョコは菌が繁殖しても見た目やにおいなどに変化が現れにくいため、
常温で長時間置いておいた物や冷蔵庫で長期間保存していた物は、
食べない方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
生チョコは基本的には冷蔵保存をし、
手渡しする場合は、保冷剤などを使ってなるべく冷やした状態で渡すようにしましょう。
また、あまり日持ちしませんので、その日中か冷やしているのなら翌日までには
食べるように伝えましょう。