アボカドの保存温度は、8~12℃。
温度が27℃以上になると追熟障害が出ますし、
4.5℃以下になると、低温障害を起こしてしまいますので、
保存温度には気を付けましょう。
熟していないものは、常温で保存。
熟してからは冷蔵庫や野菜室で保存すると良いでしょう。
そのままのアボカドの保存は?
アボカドが触ってみて硬かったり皮が青いような
熟していないときは、追熟させます。
保存は、冷蔵庫に入れてしまうと追熟が止まってしまいます。
低温障害を起こし追熟が止まったアボカドは、
常温においても追熟されなくなりますので注意してください。
熟すまでは風通しの良い冷暗所でむき出しのまま保存します。
熟してから保存したい場合は、野菜室や冷蔵庫で保存します。
熟す前の固い物を使用したいときは、そのまま冷蔵庫で保存します。
熟した後、熟しすぎないようにする場合は、
冷蔵庫で保存すると良いでしょう。
[illust_bubble subhead=”夏場と冬場の追熟スピード” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]冬場は、常温でも温度が低いため
なかなか追熟されませんが、
夏場は、すぐに追熟されますので、
過熟にならないように気を付けてください。
冬場、早く成熟させたい場合は、
暖房の効いている暖かい部屋に置き、
バナナやリンゴなどのエチレンガスを出すものと
一緒に置くことで早く熟します。[/illust_bubble]
保存期間(賞味期限)の目安は?
[check_list image=”check1-b”]
- 常温保存の場合、熟すまで
- 冷蔵保存の場合、4~5日程度
[/check_list]
切ったアボカドの保存は?
切ったアボカドは、半分保存する場合は、
種付きの方を保存します。
空気に触れるとすぐに酸化して変色してしまいますので、
切り口にレモン汁をかけて空気に触れないように、
ぴっちりとラップをして冷蔵保存します。
スライスしたものも同様、酸化を防ぐためにレモン汁を
かけて、ラップをするかタッパーに入れて、
冷蔵保存すると良いでしょう。
レモンがない場合は、電子レンジで1分程度加熱すると
変色を抑えることができます。
保存期間(賞味期限)の目安は?
切ったアボカドの賞味期限は、2日程度
冷凍保存で長期保存
アボカドをペースト状にして、フリーザーバッグや
タッパーなど密閉できる容器に入れて、
できるだけ空気を抜いて冷凍保存します。
ペースト状にしたものにレモン汁を混ぜておくと
酸化が防げて保存が長持ちするようになります。
使用する際は、自然解凍してソースやディップなどに
使用すると良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
冷凍アボカドの賞味期限は、1か月~数か月
アボカドの食べごろの見分け方とは?
アボカドをどう使うかによって変わってきます。
天ぷらにする場合は、固い物を使用しますし、
ソースやディップに使う場合は、熟し切っていたほうが良いでしょう。
そのままサラダとして食べる場合は、ほどよく熟しているものが良いです。
では、程よく熟しているアボカドの見分け方を見ていきましょう。
皮が緑から黒に変わった頃で、軽く押してみると少し柔らかいけど
弾力がある状態が食べ頃です。
皮がしわしわになっていたり、押してみて弾力がなく
柔らかい状態のものは、熟しすぎています。
軟らかく弾力があるときにヘタを取って、中がクリーム色の場合は
食べ頃。茶褐色になっているようなら、熟しすぎています。
切ってみて、まだ固いときは対策として電子レンジで1分程度加熱すると
軟らかくなります。
固い状態のものを調理する場合は、天ぷらにしたり、
焼いたり炒めたりするような調理法が良いでしょう。
なお、上手な切り方の動画を見つけましたので、参照してください。
[quads id=1]
腐るとどうなる?どうなったら食べない方がいいの?
[check_list image=”check1-r”]
- 触っただけで崩れて中身が黒っぽく変色している
- 中身が茶色あるいは黒く変色している
- 中身が筋張っている(茶色っぽい筋がたくさんでてきている)
- カビが生えている
[/check_list]
このような時は食べない方が良いでしょう。
黒い斑点のようなものが出ている場合は、食べても問題はないのですが、
食べてみて筋っぽかったら、過熟している状態で、美味しくない場合があります。
その時は、食べるか食べないか判断されると良いかと思います。
新鮮なアボカドの選び方は?
[check_list image=”check1-o”]
- キレイな涙型になっているもの
- 皮がしわしわになっていないもの
- 触ってみて程よく柔らかく弾力があるもの
- 皮にツヤとハリがあるもの
- 皮の色が黒と緑の中間くらいのもの
- ヘタが取れているものは、中が黒や茶色に変色していないもの
- ヘタの実に隙間がないもの
- ヘタの部分を押してみて、ぷよぷよとしていないもの
[/check_list]
その日に食べるのであれば、皮は黒っぽく、
触ってみて程よく柔らかく弾力があるものを選びましょう。
保存したいのであれば、皮が緑色でまだ成熟していないものを選びましょう。
ヘタの周辺を押してみて、柔らかいものは中身が変色している恐れがあるので、
避けた方が良いでしょう。
まとめ
[check_list image=”check1-g”]
- アボカドは4.5℃以下で低温障害、27℃以上で追熟障害を起こす
- 未成熟のものは、常温保存
- 熟したものは、冷蔵庫化野菜室で保存する
- 半分に切ったものは、種のある方をラップに包み保存する
レモン汁をかけると、変色が防げる - 冷凍する際は、ペースト状にしてから保存する
- 切ってみて硬かった場合は、電子レンジで加熱すると柔らかくなる
- 固いものは天ぷらや炒め物によく合う
[/check_list]
アボカドは季節や温度によって追熟の早さが変わりますので、
熟すタイミングを逃さないように、しっかりと管理しましょう。
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