豆板醤の賞味期限は未開封の状態で製造から180日に設定されているものが多いです。
これを過ぎると賞味期限切れになるのですが、そこからいつまで食べることが出来るのでしょうか?
また、開封後はどれくらい日持ちするのかについても紹介致します。
豆板醤の賞味期限切れはいつまで食べられるの?
賞味期限は消費期限と異なり、美味しく食べられる期間を指しています。
これを過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。
賞味期限は余裕を持って設定されていますので、
豆板醤の場合、賞味期限が過ぎてから1~2ヶ月程度は
品質の劣化等なく食べることができます。
ただし、未開封のものに限ります。
これを大幅に例えば半年や1年過ぎた場合
おそらく何の変化もなく食べられるかと思います。
ただし、大幅に賞味期限が過ぎたものは
見た目やにおい、味を確認した上で
異常がなければ使用するかどうか決めていただければと思います。
開封後の賞味期限は?
開封すると記載されている賞味期限は無効になってしまいます。
開封後は冷蔵庫で保存の上、2~3ヶ月を目安に使い切ってください。
それ以上保存すると風味の劣化等が発生する可能性があります。
豆板醤の性質上腐るということはあまりないかと思いますので、
経験談となってしまうのですが、
開封後半年過ぎても何の変化もなく使用できました。
ネット上では冷蔵庫保存であれば、1年でも2年でも使いますという
猛者もおられました。
ただし、保存する環境や免疫力なども人によって異なりますので、
見た目やにおい、味などを確認の上使用するかどうか判断してください。
冷凍すれば長持ちする
豆板醤は冷凍することで長期保存が可能になります。
冷凍しても冷蔵保存の時よりも多少固くなりますが、
カチコチに凍ったりはせず、スプーンですくえますので、
瓶のまま冷凍保存して構いません。
冷凍保存であれば菌は繁殖できませんので、
基本的には何年でも保存することが可能ですが、
こちらでは風味の観点から冷凍庫に入れた日より1年保存が可能としておきます。
腐るとどうなる?どうなったら食べない方が良いの?
- カビが生えている
- 変色している
- 分離している
- 風味が完全になくなっている
- 変なにおいや味がする
このような状態になっている場合は使用しない方がよいでしょう。
豆板醤は冷蔵庫で保存していればそうそう腐る物ではありませんので、
あまり、カビ等が生えるということは考えにくいですが、
あまりにも長期間保存していたものに関しては、
異変がないかよくチェックしてください。
稀に白い斑点のようなものができますが、
これは原料に含まれるタンパク質が熟成して、チロシンというアミノ酸の一種に分解され、
白く結晶化したものですので、食べても問題ありません。
なお、豆板醤に生えるカビはふわふわとした綿のような形状をしているのが特徴です。
まとめ
豆板醤の賞味期限は未開封の状態で半年に設定されているものが多いです。
開封後は記載されている賞味期限は無効となりますので、
冷蔵庫保存にて2~3ヶ月以内には使い切るようにしましょう。
ただし、これは一般的な見解で冷蔵庫で保存していれば、
半年過ぎようが使える可能性は高いです。
ただし、使う前に見た目やにおい、味などを確認して
腐敗していないかどうかみてください。
冷凍保存すると腐敗することはありませんので、
理論上は何年でも保存することは可能です。
長期間冷凍すると冷凍焼けによって風味が劣化する可能性がありますので、
当サイトでは冷凍庫に入れた日より1年間とさせていただきます。