大根の収穫時期にたくさんもらったり、
大根の安売りで、買ってみたものの使う予定がなかったり、
半分使ったけど、もう半分はどうやって保存するんだろうか?
ということで、大根の保存方法について徹底的に調べてみました。
そのままの大根の保存方法
保存方法は、葉が付いている場合は
葉の部分を切り落とします。
その際大根本体のギリギリで切り落とすのではなく、
2cm程度上で切ると保存しやすくなります。
葉がついたままにしていると、葉から水分が抜けたり、
大根の栄養をどんどん葉が吸収してしまい、
大根本体がシワシワになっていきます。
次に、新聞紙で包んで、風通しの良い冷暗所にて
立てて保存します。
ただし、大根は低温化での保存に適していますので、
夏場などは、冷蔵庫の野菜室で保存が良いでしょう。
野菜室で保存の場合は、
- 泥が付いている場合は、ちゃんと洗い落とします。
- 葉っぱを切り離す
- 軽く湿らせた新聞紙で大根を包んで、ポリ袋に入れる
- 立てて保存が好ましいが、入らないと思うので、横にして野菜室で保存
このように保存すると良いでしょう。
常温保存の場合は、泥は洗い落とさずそのままにしていたほうが、
保存が長持ちします。
[illust_bubble subhead=”葉っぱは捨てちゃダメ” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]大根の葉も食べれます。
洗ってから刻んで、フリーザーバッグやタッパーなどに
入れて、冷凍保存しましょう。
おみそ汁の具にしたり、ごま油で炒めたりして食べると良いでしょう。[/illust_bubble]
畑があるようなら、冬場は葉っぱを切り落とした大根を新聞紙に包み
立てて土に埋めておくと、
一冬越せるくらい長期保存が可能です。
保存期間(賞味期限)の目安は?
[check_list image=”check1-b”]
- 冬場ですと、賞味期限は1か月程度
- 暖かい時期ですと、賞味期限は1週間以内
- 冬場土に埋めると、賞味期限は数か月
- 冷蔵保存の場合、賞味期限は7~10日程度
[/check_list]
暖かい時期に1週間置いておくと、大根がシワシワになってきます。
食べれないことはないですが、味の質はかなり落ちることになります。
長く置いておくと、どんどんシワシワになってくるので、
なるべくなら早目に食べた方が良いでしょう。
切った大根の保存方法は?
半分にあるいは、2/3や1/4に切った大根は、
軽く湿らせた新聞紙に包んで保存するか、
全体をラップで包んだ状態で、
切り口を上にして、立てて野菜室で保存します。
[illust_bubble subhead=”ラップは切った部分だけではダメ” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]切った部分にだけラップをすると、
ラップをしていないところから乾燥していきます。
ですので、ラップで全体を包みましょう。[/illust_bubble]
千切り大根の保存方法は?
大根を千切り(刺身のつま)にした場合、空気の触れる部分が
多くなり、劣化が激しくなりますので賞味期限は、もって1日が限度でしょう。
しかし、1日置くと色が変色し鮮度も落ちるため
作ったその日に食べるのがベストです。
大根おろしの保存方法は?
大根おろしは時間が経つにつれ旨味辛みが消えていきます。
翌日には、もう両方が失われています。
賞味期限として言えば、おろしてから数十分。
おろしたてが一番良いです!
ただし、たくさん作って余ってしまった場合は、
風味がなくなりますが、冷蔵庫で保存しておいて、
翌日に味噌汁に入れたり鍋に入れるなど、
みぞれ風にして食べると良いかと思います。
[colored_bg color=”light‐yellow” corner=”r”]■あわせて読みたい記事
⇒大根おろしの保存方法と賞味期限は?[/colored_bg]
保存期間(賞味期限)の目安は?
[check_list image=”check1-b”]
- 半分程度に切った場合の賞味期限は、4~5日程度
- 千切り大根の場合の賞味期限は、1日程度
- すりおろした場合の賞味期限は、数十分
[/check_list]
[illust_bubble subhead=”切干大根もgood” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]大根がたくさんあるときは、切干大根にしてみては?
栄養価がグッと増す上に、保存も何か月ももちます。[/illust_bubble]
冷凍保存方法は?
保存方法は、大根をよく洗ってから
皮を厚めに剥いて、3~4cmほどの厚さの輪切りにします。
そして、一つ一つを空気を外に出すようにしっかりとラップで
包んでから、ジップ付きの冷凍用袋に入れて冷凍します。
使用するときは解凍してしまうとぐしゃぐしゃになってしまいますので、
半解凍にして切って、そのまま煮物などに使用してください。
冷凍するときの切り方は、使用するときの調理方法に
合わせて切ると便利です。
輪切りや半月切りにして、おでんの具や煮物にするのも良し、
いちょう切りにしてみそ汁の具にするのも良し、
大根おろしにして、味噌汁やお鍋に入れるも良し、
使い方によって切り方を変えてください。
千切りにして冷凍したとき、解凍せずにそのまま炒めると
切干大根のような感じになります。
生のままでも、さっと下茹でしてからでも冷凍は可能です。
解凍するとどちらも中身がスカスカになってしまいますが、
下茹でした方が、味や色の変化を抑えることができます。
冷凍すると、食感も味も落ちる場合が多く、
調理法が限定されてしまいますので、
できることなら冷凍せずに早めに食べた方が大根を美味しく
食べられるかと思います。
ただし、煮物に使う場合に限り、味がすぐに滲みこむという
メリットがあります。
保存期間(賞味期限)の目安は?
冷凍した場合の賞味期限は、およそ1か月程度
[quads id=1]
腐るとどうなる?どうなったら食べない方がいいの?
大根を食べない方が良い目安は、
[check_list image=”check1-r”]
- 中がブヨブヨしているとき
- ふにゃふにゃになったとき
- においが臭いとき
- ぬめぬめしているとき
- カビが生えているとき
- 切ったとき断面に空洞があるとき(すが入った状態)
- 切ったとき、中が透明や紫色に変色しているとき
[/check_list]
などがあげられます。
ただし、腐っていたりカビが生えていたりしていなく、
しなびていたり、変色しているくらいなら
加熱したり、そのまま干して切干大根にしたり、
塩もみしてナマスにして食べると美味しくなったりします。
まとめ
[check_list image=”check1-g”]
- そのまま保存する場合は、新聞紙に包んで立てて保存する
- 常温保存は、温度が高くなる季節は避ける
- 葉は早めに切り落として保存する
- 葉は食べれるので捨てないようにする
- 切った大根は、軽く湿らせた新聞紙、もしくは全体をラップで包んで
切り口を立てて保存する - 千切り大根や大根おろしは、その日に食べる様にする
- 冷凍保存や切干大根にすると長期保存が可能になる
[/check_list]
大根は、比較的長く保存できる食材なので、
保存方法を的確に行い、長く美味しく食べていきましょう。