カレーパンをたくさん買ってきた場合や
その日に食べない場合、あるいは手作りでカレーパンを作った場合などに
保存が必要になってくるかと思います。
その場合、どのように保存すれば良いのでしょうか?
こちらではカレーパンの保存方法と賞味期限について紹介致します。
常温保存は?
カレーパンの常温保存は基本的にNGです。
たいていの場合、常温では菌が繁殖しやすい温度ですので
あら熱が取れたら冷蔵庫で保存した方が良いでしょう。
ただし、朝購入したカレーパンを昼に食べるというときも
あるかと思います。
その場合、どのくらいの時間もつのでしょうか。
コンビニやスーパーなどで販売しているカレーパンは
消費期限を見てみると2~3日程度になっていることが多いです。
ですが、パン屋さんのカレーパンは消費期限を当日と設定しているところが多いようです。
手作りのカレーパンも当日中といったところでしょうか。
この違いは、保存料を使用しているかどうか、袋詰めされているかどうかで
変わってきます。
では、具体的にどの程度の時間もつのか書いてみると、
夏場などの暑い時期(35℃前後)に空気に触れる状態で置いておくと6時間程度。
冬場の寒い時期で室内が10℃以下の場合は1日程度。
それ以外の季節(10~25℃程度)は、6~12時間程度でしょうか。
ただし、保存料の有無、お住まいの地域、室温や湿度により
保存できる時間は変化しますので、上記の時間は参考程度にとどめておいてください。
冷蔵保存は?
冷蔵保存で保存することもできますが、デンプン質が劣化する温度が
2~4℃程度となっているので、ちょうど冷蔵庫の温度くらいになりますので、
冷蔵庫での保存はあまりおすすめではありません。
冷蔵庫の機能種類使い方にもよりますが、野菜室(6℃程度)で保存した方がいいかもしれません。
ですが、どうしても冷蔵庫で保存する場合は
あら熱が取れてからラップでしっかりと包んで
できればジップ付袋に入れるか、そのままタッパーに入れて
保存する方が良いでしょう。
食べる際は、電子レンジで加熱してから
オーブントースターで軽く加熱するとサクサク感が戻ってきます。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間は2~3日程度。
スーパーなどで購入した袋に入っているカレーパンの場合は
記載されている消費期限に従ってください。
冷凍保存は?
カレーパンは冷凍保存することもできます。
その場合、あら熱が取れてからラップにしっかりと包んで
フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて保存します。
できれば、金属トレーの上にのせて凍らせるか、
急速冷凍機能がある場合は、その機能を使用して凍らせると
劣化がある程度抑えられます。
ただし、具材がしっかりとしているカレーパンの場合、
ジャガイモの食感が変わってしまいますので、
できれば、具材がごろっと入っているものではなく、
刻まれたものを冷凍した方が良いです。
解凍は?
自然解凍をすると、パンのデンプン質が劣化してしまいますので、
解凍はせずに、そのまま電子レンジで加熱します。
そのままオーブントースターで加熱すると温まるより先に
パンの部分が焦げてしまいますので、
オーブントースターで加熱するときは、
アルミホイルに包んでから加熱すると良いでしょう。
電子レンジで加熱後、軽くオーブントースターで焼くと
サクサクとした食感が戻ってきます。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間の目安はおよそ1ヶ月程度。
それ以上保存すると冷凍焼けなどにより
風味が劣化してしまうことがあるので、
長期保存はしないようにしましょう。
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腐ったらどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
- 糸を引いている
- カビが生えている
- ネバネバしている
- 油がまわっている臭いや味がする
- すっぱい味がする
- すっぱいにおいがする
- 変な味がする
- 変なにおいがする
このような状態になっている場合は食べないようにしましょう。
特に常温で長時間置いておくと見た目やにおい味に変化がなくても
あたることがありますので、注意してください。
※手作りカレーパンを数日置いておいたなど
また、市販の袋に入っているカレーパンも
消費期限が切れた物は注意が必要です。
少しでも違和感がある場合や心配な場合は
食べないに越したことはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
カレーパンは常温では真夏などを除いて当日中には
食べた方が良いですが、食べられない場合は
冷蔵保存ではなく冷凍保存すると良いでしょう。
冷蔵保存するとパンの部分が劣化してしまいますので、注意してくださいね。