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かまぼこの保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

何かと使用する頻度の高いかまぼこ。
特にお正月には欠かせませんよね。

そこでかまぼこのあらゆる保存方法を
調べてみました。
たくさんあるときに重宝するかと思います。

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常温保存の場合は?

高温殺菌された真空パック以外は
常温保存はしない方が良いでしょう。

冬場で室内の温度が常に10℃以下の
場合で日の当たらないところならば
数日程度日持ちはするでしょうが、
基本的には冷蔵保存してください。

※パックから出していないものは、
その指示に従ってください。

どうしても常温保存するという場合は、
乾燥を防止するために
ラップでしっかりと包むかタッパーなどの
密閉できる容器にいれて保存してください。

ラップの場合は、さらにジップ付の袋に入れると
なお良いでしょう。

保存期間(賞味期限)の目安は?

常温保存の賞味期限は、
上記の条件であれば、1~3日程度

お弁当に入れる場合は?
お弁当に入れる場合は、
冬場ならあまり気にしなくても良いのですが、
暑い時期の場合は、生のままだと
傷みやすいため、フライパンなどで
両面を焼いたり、茹でたりなど
一度火を通してから入れるように
すると保存性が高まります。
茹でる際は、お酢を少し入れたお湯で
茹でるとさらに保存性がたかまります。
かまぼこ

冷蔵保存の場合は?

たとえば、お重に入れた状態で
冷蔵保存すると、乾燥を招いてしまいます。
ですので、美味しくいただきたいのであれば、
ラップで包んでさらにジップ付袋に入れて
保存するか、タッパーなど密閉できる容器に
入れて保存した方が良いでしょう。
冷蔵庫でもチルド室で保存した方が鮮度は
保たれます。

1日2日程度でしたら、
ラップだけでも十分かと思います。

かまぼこ板がついていた場合は、
取らずにそれごとラップに包んで保存しましょう。

かまぼこの板は、
かまぼこから出る余分な水分を吸収してくれる
だけでなく、乾燥してきた際に
水分をかまぼこへ戻してくれる働きがあります。
ですので、板があった方が長持ちします。

保存期間(賞味期限)の目安は?

冷蔵庫での賞味期限は、およそ1週間程度
かまぼこの中に入ってる具材や種類によって変動します。

なお、パックから出していないものは、
2週間や1か月ほどもつものもあります。

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冷凍保存の場合は?

かまぼこは冷凍できるのですが、
解凍した際に、すが入ったような
状態になり食感が変わってしまいます。
ですので、解凍してそのまま食べるというのは
難しいかもしれません。

※すが入る = ぽこぽこと穴ぼこができるような感じ

冷凍かまぼこでお勧めできるのは、
すが入ることを利用して
煮物にしたり、スープに入れることによって
よく味がしみ込むということでしょうか。

冷凍する場合は、
かまぼこについている板は外して、
なるべく薄く切って、(賽の目状でも可)
金属製のトレーに並べて置いて
冷凍します。
金属製のものに置いて冷凍すると熱伝導が
良いため、急速に冷凍することで
食材の変質をある程度防ぐことができます。

凍ったらフリーザーバッグに入れて
しっかりと空気を抜いて再び冷凍保存します。

すが入ることを目的とした場合は、
薄く切らなくても問題ないです。

解凍方法は?

解凍するときは、使用する前日に
冷蔵庫に移して自然解凍します。
急いでいる場合は、電子レンジで
解凍してもかまいませんが、
ゆっくりと解凍することで劣化を
抑えられますので、できるなら
前日に冷蔵庫へ移した方が良いでしょう。

煮物などに使用される場合は、
凍ったまま料理に使用して問題ありません。

保存期間(賞味期限)の目安は?

冷凍保存の賞味期限は、1か月程度
それ以上も冷凍は可能ですが、
冷凍やけなどにより風味が損なわれるため、
早めに使用した方がよいでしょう。

腐るとどうなる?どうなったら食べない方がいいの?

  • 異臭がする
  • ねばねばしている
  • 糸を引いている
  • カビが生えている
  • 酸っぱい味がする


このような場合は、食べない方が良いでしょう。
特に夏場は常温で置いておくと、数時間でこのような
状態になることもありますので、注意してください。
冬場でも暖房の効いた暖かい部屋に置いておくのは厳禁です。

まとめ

かまぼこは、生ものですので保存方法としては、
冷蔵庫が適しています。
板がついているものは板を取らないようにして、
できればチルド室で保存するようにしましょう。

冷凍すると食感が変わってしまいますので、
そのまま食べるには適していませんが、
調理をするのであれば、あまり気にならないかと思います。

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