サクレの賞味期限は？どのくらいの期間保存できるの？

サクレは1985年より発売されているロングセラー商品ですが
賞味期限はあるのでしょうか？また、どのくらいの期間保存できるのでしょうか？
こちらではサクレの賞味期限について紹介致します。

サクレの賞味期限は？

アイスクリームコーナーはサクレしか認めない強い意思を感じた
グランドサンピア さわ里の湯 pic.twitter.com/3ffkNVuD1X

— taka2525 (@taka_smile2525) January 28, 2024

サクレの賞味期限は製造日より1年以上となっており、
かなりアバウトな感じですが、これには理由があります。

農林水産省によると、

アイスクリーム類は、食品衛生法の規定に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する 省令」（以下「乳等省令」という。）や景品表示法の規定に基づく「アイスクリーム類及 び氷菓の表示に関する公正競争規約」により、期限表示の省略が以下の理由で認められています。

＊アイスクリーム類は通常-18℃以下（倉庫では-20℃以下）で保存されるため、保存中の 変化は極めてわずかであり、人の健康を損なうような危害の発生は考えにくい。
＊原料の品質基準が乳等省令で厳しく規定されているため、安全で、長期間、品質が劣化 しにくい。

引用：農林水産省

と、賞味期限を省略しても良いというルールがあるため
サクレの賞味期限はアバウトにつけられています。

どれくらいの期間保存できるの？

冷凍庫が-18℃以下を保っているのであれば、
何年でも保存することが可能で、基本的には何年経っても
美味しくいただくことができます。

冷凍庫が壊れなければ理論的には10年経過しようが
保存することは可能で、美味しくいただくことができます。

残ったサクレは保存できるの？

サクレが多くて食べ残してしまった場合、
冷凍庫で食べさしを保存することができます。

氷菓子なので、蓋をするだけで十分だと思いますが、
ラップに包んで保存するとにおい移りなどを防ぐことができます。

食べさしであってもマイナスの環境下では菌は繁殖できませんので、
食中毒になる心配はありません。

また、アイスと違って氷状なので品質の劣化もよりしにくいため、
食べさしでも数ヶ月以上は保存できます。

溶けてしまったサクレは再冷凍できるの？

溶けてしまったサクレを再冷凍すると大きな氷の塊になります。
ですので、砕いて食べることになるかと思います。

それに溶けてからサクレの温度が常温になってから
そのまま放置していると菌が繁殖します。
菌が繁殖すると毒素を出してしまいますので、
食中毒になる恐れが出てきますので、常温で長時間放置していたサクレは
食べないようにしてください。

仮に菌が毒素を出していた場合、加熱しても毒素は壊れませんので、
食べないでください。

サクレが溶けて間もない状態であれば、
再冷凍しても構いません。

食べ方としては何かしらのジュースや炭酸飲料に氷の代わりに入れて
飲むと美味しくいただけるかと思います。

長期間保存してデメリットはあるの？

冷凍庫が-18℃以下に保たれているのであれば、
庫内が少々かさばる程度で大きなデメリットはありません。

しかし、冷凍庫を頻繁に開け閉めしていたり、
開けっ放しにすることがあると、
冷凍庫の温度は上昇します。

そうするとサクレの表面が少し溶けて再び固まりますので、
そうなると品質が劣化してしまいます。

表面のジャリジャリ感がなくなるような感じです。
味に変化はありませんが、そのような冷凍庫の使い方をするご家庭の場合は、
購入後なるべく早めに食べた方が良いでしょう。

まとめ

サクレの賞味期限は製造後1年以上になっています。
基本的には-18℃以下で保たれているのであれば、
賞味期限は省略できるのですが、サクレには賞味期限がついているのは
良心的ですね。

ですので、基本的には何年経過しても美味しく食べることができます。

ただし、冷凍庫の温度が上昇するような使い方をしていると、
食感が変わることがありますので、その場合はなるべく早めに食べるようにしましょう。