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パナップの賞味期限は?どれくらいの期間保存できるの?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

パナップは1978年から発売されているロングセラー商品ですが、
賞味期限はあるのでしょうか?どれくらいの期間保存できるのでしょうか?
こちらではパナップの賞味期限について紹介致します。

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パナップの賞味期限は?

パナップには賞味期限が設けられておりません。

というのも農林水産省によると、

アイスクリーム類は、食品衛生法の規定に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する 省令」(以下「乳等省令」という。)や景品表示法の規定に基づく「アイスクリーム類及 び氷菓の表示に関する公正競争規約」により、期限表示の省略が以下の理由で認められています。

*アイスクリーム類は通常-18℃以下(倉庫では-20℃以下)で保存されるため、保存中の 変化は極めてわずかであり、人の健康を損なうような危害の発生は考えにくい。
*原料の品質基準が乳等省令で厳しく規定されているため、安全で、長期間、品質が劣化 しにくい。

引用:農林水産省

となっているため、賞味期限が省略されているのです。

どれくらいの期間保存できるの?

-18℃以下が保たれており、未開封であれば
基本的には何年でも保存することができます。

極端なことを言うと、冷凍庫が壊れない前提であれば
10年経っても美味しく食べることができます。

開封したものはどうなの?

パナップが残った場合、食べさしの場合でも
保存することは可能です。

空気に触れないようにしっかりとラップをして保存するか、
フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて封をして保存することにより、
大幅に品質の劣化が抑えられます。

とはいえ、一度開封したものは空気に触れていますので、
遅くても1週間以内には食べた方が良いでしょう。

なお、マイナスの環境では食べさしであっても菌は繁殖できませんので、
食中毒になることはありません。

溶けてしまったパナップは再冷凍できるの?

溶けてしまったパナップを再冷凍しても元の状態に戻ることはありません。

冷凍すると氷の塊のような食感になりとても食べられた物ではありません。

それに、溶けてから常温で長時間放置しておくと
菌が繁殖する恐れがあり、食中毒になる恐れもありますので、
溶けてしまったものは食べないようにした方が良いでしょう。

なお、溶けて間もなければ菌はまだ繁殖していませんので、
再冷凍することは可能です。

その場合、食べ方としてはそのままでは食べられませんので、
サイダーに氷の代わりに入れて飲むなどの方法を取れば
おいしくいただけるかと思います。

長期間保存するデメリットはあるの?

-18℃以下が保たれているのであれば、
多少冷凍庫がかさばるくらいでデメリットはありません。

しかし、頻繁に冷凍庫を開閉したり、開けっ放しの状態があったりした場合、
パナップの表面が溶けて再び凍りますので、氷の結晶が大きくなり
もとの食感には戻りません。つまり品質が劣化してしまいます。

食べられないということはないのですが、
元の美味しさのまま食べようと思うと、購入後なるべく早めに食べた方が良いでしょう。

まとめ

パナップには賞味期限が設けられておりません。
これは-18℃以下の環境であれば品質が劣化しにくいと科学的にも証明されているため、
農林水産省より賞味期限の省略が許されているからです。

ですので、-18℃以下が保たれているのであれば、基本的に何年でも保存することが可能です。

ただし、冷凍庫を頻繁に開け閉めしたり、開けっ放しの状態があったりする場合は、
品質は劣化しますので、そのような使い方をしている場合は、
購入後なるべく早めに食べるようにしましょう。

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