サラダの保存方法と賞味期限は？

2023年1月25日

サラダが余ったときや作り置きしたいときなどに
保存が必要になってくると思いますが、どのように保存すれば良いのでしょうか？
また、どれくらい日持ちするものなのでしょうか？
こちらではサラダの保存方法と賞味期限について紹介致します。

常温保存は？

基本的に常温で置いておくと、夏場などの暑い時期は傷んできますので、
常温保存はしないでください。

もし常温で置いておかなければいけない場合は、
ラップをして空気が入らないようにして直射日光の当たらない
できるだけ涼しいところで保存するようにしましょう。

賞味期限についてですが、
夏場の暑い時期などは4～6時間程度。
冬場の寒い時期で室温が10℃以下の場合は1日程度
それ以外の季節は6～12時間程度でしょうか。

ただし、ドレッシングの量や濃さ、室温、サラダの具材などによって
置いておける時間は変化しますので、あくまでも参考程度にとどめておいてください。

お弁当にサラダを入れる場合、
ドレッシングはかけた状態でお弁当に詰めて、
夏場などの場合は、蓋の上に保冷剤などを置いてできるだけ冷やした状態で
保存することで保存時間が長くなります。

冷蔵保存は？

どこで保存するにしてもそうなのですが、
時間が経つとレタスなど野菜の切り口あたりから酸化によって茶色く変色していきますので、
それを防ぐのであれば、ドレッシングをかけた状態で保存するか、
レモンやお酢をかけておけば変色を防ぐことができます。

冷蔵保存する場合、日持ちさせようと思うと
上記に書いたようにレモン汁やお酢をかけておくかドレッシングをかけて
混ぜ合わせた状態で、タッパーに入れるか、ラップをして空気が入らないようにして保存します。

また、野菜に水が付いていると、そこから雑菌が繁殖していきますので、
水が付いている場合は、よく切ってから保存するようにしましょう。

具材については、野菜以外にチーズや卵を使ったサラダもありますが、
基本的に保存方法は変わりません。

保存期間（賞味期限）の目安は？

賞味期限は2～3日程度。
それ以上日持ちするかもしれませんが、
保存期間が長くなるにつれ雑菌も冷蔵庫の中とはいえ繁殖していきますので、
こちらでは2～3日を限度とさせていただきます。

冷凍保存はできるの？

葉物野菜を使ったサラダを冷凍保存すると解凍したときに、野菜が茹でたような時の食感になってしまいます。
つまりへたってしまいます。
また、茹で卵を冷凍し解凍すると白身部分がスカスカとした食感になってしまいますので、
冷凍保存はしないでください。
なお、ゆで卵がフィリング状であれば冷凍保存は可能です。
野菜についてはどうやってもへたってしまいます。

サラダはサラダでもポテトサラダの場合は冷凍保存が可能です。
じゃがいもそのものを茹でた後に冷凍するとすが入ってしまいますが、
マッシュ状になったジャガイモは冷凍後解凍しても食感は変化しません。
また、きゅうりや人参などが入っている物もありますが、
きゅうりは塩に漬け置いたような歯ごたえになるくらいで、
そこまで変化はしませんので、冷凍保存が可能です。

ブロッコリーも冷凍保存が可能で、冷凍保存する予定で調理をするのでしたら、
軽く茹でてから（ちょっと芯が残るくらい）保存すると良いでしょう。
解凍したときに細胞壁が壊れて、ちょうど良い食感になります。

保存方法としては、1食分をラップに包んでできるだけ平らになるようにしてから
冷凍保存すると、すぐに凍りますので風味が損なわれにくいことと、
解凍にも時間がかかりません。
お弁当に入れる際は、そのままラップに包んだまま凍った状態で
入れると保冷剤代わりにもなりますので、お勧めです。