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ボルシチの保存方法と賞味期限は?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

ロシア料理であるビーツの赤い色のした鮮やかなスープ「ボルシチ」ですが、
保存方法はどのように行なうのでしょうか?また、賞味期限はどれくらい日持ちするのでしょうか?
こちらではボルシチの保存方法と賞味期限について紹介致します。

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常温保存は?

ボルシチ

ボルシチを常温で放置するのはやめてください。
また、鍋の中に入れっぱなしにして放置しておくのもやめてください。

常温で置いておける時間としては、
お住まいの地域や温度、環境などにより変化しますが、
夏の暑い時期ですと6時間程度。
冬の寒い時期で室温が10℃以下の場合は1日程度。
それ以外の季節については6~12時間程度。

ただし、これはあくまでも参考程度にとどめてください。
もし、常温で置いておかなければいけない状態でしたら、
3時間置き程度に火を通してください。
一度沸騰するまで火を通すと、入ってきた菌は死滅しますので、
そこからさらに上記の時間程度は持ちます。

冷蔵保存は?

冷蔵庫で保存する場合、皿やタッパーなどに入れた後
あら熱が取れてからラップや蓋をして冷蔵庫で保存します。

熱い状態で冷蔵庫に入れてしまうと庫内の温度が上昇してしまい、
他の食品などが劣化してしまう可能性がありますので、あら熱が取れてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。

保存期間(賞味期限)の目安は?

賞味期限の目安としては3~4日程度
それ以上日持ちするかもしれませんが、
冷蔵庫の中でも菌は少しずつ繁殖しますので、
こちらでは3日程度としておきます。

なお、上記で書いたように中心部が75℃以上1分以上加熱すれば、
繁殖した菌は死滅しますので、再び冷蔵庫で保存することは可能です。

冷凍保存できるの?

冷凍保存できることはできるのですが、
ボルシチにはジャガイモが含まれていますので、
ジャガイモの食感が変わる恐れがあります。
とはいえ、スープに入っているジャガイモはしっかりと火が通っていますので、
あまり気になる変化はないと思いますが、通常カレーなどに入っているジャガイモの場合は
食感が変化してしまうため、ボルシチのジャガイモも食感が変化する可能性があります。

もし、気になるようであればジャガイモをマッシュ状にすれば、食感の変化は出ませんので、
潰してから冷凍保存すると良いでしょう。

なお、冷凍保存する際は、タッパーに入れるかフリーザーバッグに入れて
できるだけ空気を抜いてからチャックをし、平らにしてから保存すると良いでしょう。

解凍は?

解凍は食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍でも構いませんし、
常温化で数時間置いて自然解凍しても良いです。
また、凍った状態で電子レンジで加熱するのも良いでしょう。

保存期間(賞味期限)の目安は?

賞味期限の目安としては1ヶ月程度
それ以上保存することもできますが、
保存期間が長くなると冷凍焼けなどにより
風味が劣化してしまう恐れがあるため、できれば早めに食べた方が良いです。

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腐るとどうなるの?どうなったら食べない方が良いの?

  • 酸っぱい味がする
  • 酸っぱいにおいがする
  • カビが生えている
  • ネバネバしている
  • 糸を引いている

このような状態になっていれば、腐っていますので
食べないようにしてください。
なお、腐ってから加熱をしても菌は殺菌できますが、
菌が出した毒素までは失活できないため、食べると食中毒を起こす可能性がありますので、
食べないようにしてください。

まとめ

ボルシチをまとめて作った場合や作り置きしたい場合は、
基本的には冷蔵庫で保存することをおすすめします。
長期保存したい場合は、冷凍保存もできますが、
ジャガイモの食感が変わる可能性があります。
気になる場合は、ジャガイモを潰してから保存するようにしましょう。

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