チキンカツの保存方法と賞味期限は？

チキンカツの揚げる前の物や揚げた後の物は
どのように保存すれば良いのでしょうか？
こちらでは、チキンカツの保存方法と賞味期限について紹介致します。

チキンカツの常温保存は揚げていても揚げる前の物でも
基本的にNGです。

揚げる前のものを常温で置いておくと、生卵などから菌が繁殖しやすく
すぐに傷んでしまいます。
また、揚げたチキンカツも菌が繁殖してしまうので、
保存するなら冷蔵庫保存か冷凍庫で保存しましょう。

もし揚げた物を常温で置いておく場合は、
空気に触れさせないようにしっかりとラップをして
直射日光の当たらないできるだけ涼しい場所で保存します。

お弁当に入れる場合は、あら熱が取れてからフタをして
直射日光の当たらないできるだけ涼しい場所で保管してください。
また、暑い夏場などの場合は、お弁当箱を保冷剤などで
冷やすようにしましょう。

常温で置いておける時間を書くと、
暑い夏場などの場合は4～6時間程度。
寒い冬場の場合で、室温が10℃以下の場合は1日程度。
それ以外の季節（10～20℃程度）の場合は、6～12時間程度でしょうか。

ただし、味付けの濃さやお住まいの地域、室温、湿度などによって
置いておける時間は変化しますので、上記の時間は
あくまでも参考程度にとどめてください。

冷蔵保存する場合は、揚げる前の物であっても、
揚げた後の物であっても、空気に触れさせないように
しっかりとラップをして、できればジップ付袋などに入れて
保存した方が良いでしょう。

揚げた後の物は、あら熱が取れてからラップに包むようにしましょう。
熱い状態でラップをすると、結露が出てその水分により、
衣がべちゃべちゃになることがありますし、水分から菌が繁殖する可能性もあります。

揚げる前のものは、冷蔵庫から取り出してそのまま揚げていただいて問題ありません。

揚げた後の物は、食べる時は電子レンジで加熱（できれば中心部が75℃以上で1分以上加熱）してから
好みに応じてオーブントースターで加熱することにより
サクサク感が戻ってきます。

保存期間は、揚げる前の物で1日程度。
揚げた後のものは、2～3日程度。

それ以上保存すると、たとえ冷蔵庫の中とはいえ
菌が繁殖して傷んでしまう可能性があります。

冷凍保存する場合は、
揚げる前の物でしたら、ひとつずつラップに包んでから
フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて保存します。

揚げた後のものは、あら熱が取れたらラップに包んで、
フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて保存します。

どちらの場合も、できれば金属トレーの上にのせて
凍らせるか、急速冷凍機能が付いている場合は、その機能を使用して
凍らせることによりある程度劣化が防げます。

揚げる前のチキンカツは解凍せずにそのまま揚げていただいて構いません。
ただし、中が凍っていますので、低温から揚げていくようにしましょう。

揚げた後のものは、食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍を行ないます。
ゆっくりと解凍した方が劣化が防げます。

急いでいる場合は、流水に浸して解凍を行なっても構いません。
ただし、中に水が入らないようにしてください。

保存期間は、いずれも1ヶ月程度。
それ以上保存すると冷凍焼けなどによって
風味が劣化してしまう可能性があります。

[quads id=1]

揚げる前のチキンカツは、常温で長時間置いておいたり、
冷蔵庫で長期間保存していた物は、なんの変化がなくても、生卵が傷みやすいため
調理しない方が良いかもしれません。

揚げた後のものは、見た目やにおい、味で傷んでいるかどうか確認し、
大丈夫なようでしたら、中心部が75℃以上で1分以上加熱してから
食べるようにしましょう。

いかがでしたでしょうか？
チキンカツは、揚げる前のものでも揚げた後の物でも
保存することが出来ます。

ただし、揚げる前の物は、冷凍庫での保存だけにし、
数日程度の保存なら揚げてから保存した方が良いでしょう。