バナナの保存温度は、15℃と言われており、
25℃以上になると傷みやすくなり、
13℃以下になると成熟が止まってしまいます。
ですので、夏場30℃を超す時期だと
冷暗所での保存もしくは、熟してから冷蔵庫で保存。
冬場だとリビングなど人のいる場所での
保存が良いでしょう。
何もしない状態での保存期間(賞味期限)の目安
[check_list image=”check1-b”]
- 夏場だと2~3日程度
- 冬場だと7~10日程度
[/check_list]
そのままの状態のバナナの保存は?
バナナを袋から取り出します。
バナナの房の根元をラップでしっかりと包み常温保存します。
バナナを1本取るごとにラップは新しく包みなおしてください。
こうすることで、保存期間が3~5日程度長くなります。
バナナは地面に接地しているとその部分から傷んできますので、
バナナハンガーなどで吊るすことによりさらに保存期間は長くなります。
バナナハンガーとはこういうものになります。
[楽天]バナナハンガー
房からばらすと保存が長くなる?
バナナは、エチレンガスを出しており、
自分で追熟を始めてしまいます。
特に房に付いた状態ですと、お互いが近く
エチレンガスを出すため追熟が促進されます。
長く保存させたい場合は、バナナを房から取り外して
1本1本ラップに包むか1本1本袋に入れて
保存すれば、長く保存することができます。
バナナは冷蔵保存できる?
バナナは冷蔵保存することができます。
ただし条件があります。
いったん冷蔵庫に入れてしまうと、追熟が進まなくなってしまいます。
ですので、はじめは常温保存で追熟を促し、
シュガースポット(黒い斑点)がでる少し前くらいに
1本1本ラップに包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。
色は黒くなりますが、皮を剥けば白いままなので、
美味しくいただけます。
この方法は、夏場など暑い時期に有効です。
[illust_bubble subhead=”冷蔵保存で黒くならない方法” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]バナナを冷蔵保存すると、皮が
黒くなりますが、次のことを行うと黒くなりにくくなります。
冷蔵保存する前に40~50℃のお湯に5分程度浸けておきます。
その後1時間程度常温に置いた後
ラップかポリ袋に入れて野菜室で保存します。
この方法は、さらにバナナの甘みも増しますので、
一石二鳥の方法と言えるでしょう。[/illust_bubble]
保存期間(賞味期限)の目安は?
野菜室に入れてから10日程度
切ったバナナの保存は?
切ったバナナは、そのまま保存すると、切り口が酸化し
変色してしまいます。
ですので、切り口にレモン汁を付けるか、薄い酢水に
くぐらせて、冷蔵保存すると良いでしょう。
また、切ったバナナの皮を剥いて、酢水にくぐらすか
レモン汁に浸して密封して保存すると
変色を防ぐことができます。
ただし、切っていない、皮を剥いていないバナナと比べて
保存はあまりできませんので、早めに使うようにしましょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
切ったバナナの賞味期限は、1~2日程度
冷凍保存で長期保存
バナナの皮を剥いてラップに包んで冷凍保存します。
冷凍する前にレモン汁をかけておけば、変色を防ぐことが
できます。
食べるときは、全解凍してしまうと、水分がでてしまい
べちょべちょになりますので、そのまま食べるか
半解凍して食べるようにしましょう。
また、凍った状態で飲み物と一緒にミキサーに
かけると、美味しくいただけます。
ミキサーにかける場合は、バナナを一口大状にしてから
凍らせると、ミキサーにかけやすくなります。
[illust_bubble subhead=”バナナスムージーがおすすめ!” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]凍らせたバナナ1本に
バニラアイス100ccとオレンジジュース100ccを
ミキサーにかけると、バナナスムージーの出来上がり♪♪
シェイクのようで美味しいですよ!![/illust_bubble]
保存期間(賞味期限)の目安は?
冷凍バナナの賞味期限は、1か月程度
[quads id=1]
腐るとどうなる?どうなったら食べない方がいいの?
[check_list image=”check1-r”]
- 異臭がする
- 変な汁が出ている
- 皮がむけないくらいドロドロになっている
- カビが生えている
[/check_list]
このような状態になっていた場合食べない方が良いでしょう。
カビが軸の部分だけなら、その部分を切る捨ててしまえば食べることが
できますが、カビが多いようならやめた方が良いかと思います。
バナナは黒く変色しますしふにゃふにゃになりますが、
腐っていない場合が多く
異臭がしなければ、食べても問題ないかと思います。
そのような状態になったバナナを好む人もおられます。
ですので、あなたが食べれるかどうかで判断すると良いかと思います。
新鮮なバナナの選び方は?
[check_list image=”check1-o”]
- 全体的に黄色く、青い部分が残っていないもの
- 軸がしっかりとついているもの
- 黒ずみやキズ、へこみがないもの
- 皮が硬くなく、ある程度柔らかいもの
- 縦に入っている角が角ばっていないもの
[/check_list]
青い部分が残っているものは、まだ熟していないため
追熟する必要があります。
また、皮が硬い物も早熟状態ですので、追熟する必要があります。
皮の表面に黒い茶色い斑点が出てきたころが
一番甘く美味しくいただけます。
まとめ
[check_list image=”check1-g”]
- バナナは、基本常温保存に適している
- 夏場は熟し方が早く、冬場は遅い
- バナナは吊るして保存すると傷まない
- 軸の根元をラップで包むと保存が長くなる
- 1本1本房から取って、ラップやポリ袋に入れると長く保存できる
- シュガースポットが出てきはじめると、冷蔵保存ができる
- 40~50℃のお湯に浸けてから1時間常温に置くと甘みが増す。
また、冷蔵保存しても黒く変色しにくくなる - 切ったり皮を剥いたバナナはレモン汁をかけると変色しにくくなる
- 冷凍する場合は、皮を剥いてラップに包み保存する
[/check_list]
バナナの保存は様々な方法がありますが、
長く保存するためには、房から取りバラバラにしておくことが
最も良い方法だと思います。
常温や冷蔵、冷凍保存は時期や食べ方などを考え
調節しましょう。