焼き鳥のたれを手作りした場合やたれが余った場合などに保存が必要になるかと思います。
そこでこちらでは焼き鳥のたれの保存方法と賞味期限について紹介いたします。
常温保存は?
焼き鳥のたれは醤油・酒・砂糖で出来ており、塩分濃度が高く、pH値が低いため
腐りにくいことで知られています。
もちろん常温での保存も可能なのですが、
常温保存は衛生上あまりよろしくありませんので、できるだけしないようにしてください。
保存する場合、家庭だと耐熱用のタッパーなどに入れて保存する形になると思いますが、
2~3週間置くと中が蒸れてしまい醗酵してしまう場合があるので注意が必要です。
また、焼いた焼き鳥を直接たれに浸けた場合、
腐敗の原因となりますので、焼き鳥を浸けた日は75℃以上15分以上の加熱が必要となります。
保存場所としては、夏場や湿度の高い時期を除いて直射日光を避けてできるだけ涼しい場所で保存するのが好ましいでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間は1週間程度とさせていただきます。
冷蔵保存は?
冷蔵保存の場合、上記でも書きましたが、焼き鳥をたれに浸けた場合は、たれを加熱する必要があります。
あら熱が取れたらしっかりとふたをして冷蔵庫で保存します。
保存期間(賞味期限)の目安は?
塩分濃度やpH値にもよりますが、
およそ2~6ヶ月程度は持つようです。
もっと日持ちするという意見もありますが、こちらでは上記に設定させていただきます。
冷凍保存は?
冷蔵保存でも長期保存ができますので、冷凍保存しなくてもいいのですが、
一応紹介しますと、あら熱が取れたら冷凍可能なタッパーやフリーザーバッグなどに移して
しっかりと空気を抜いて冷凍保存します。
解凍は?
解凍は使う前の日に冷蔵庫に移して自然解凍するか、常温で自然解凍するとよいでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間の目安はおよそ6~12ヶ月程度。
寝かせて置いたからといって美味しくなるわけではありませんので、
風味が落ちないうちに早めに使用した方が良いでしょう。
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余った焼き鳥のたれのアレンジレシピ
余った焼き鳥のたれは焼き鳥に使うだけでなくいろいろな料理に使えます。
例えば、チャーハンの味付けに焼き鳥のたれを使用したり、
焼き鳥のたれを使用した炊き込みご飯、焼き鳥のたれを使用した味付け卵、
ハンバーグのソースとして使ったり、親子丼のたれとしても使用できます。
詳しくはこちらをご覧ください。
腐ったらどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
- 焼き鳥を浸けたたれを加熱せずに常温で長期間置いておいた
- カビが生えている
- 異臭がする
- 変な味がする
このような状態になっている場合は食べない方が良いでしょう。
基本的に焼き鳥のたれは長期保存可能なものなので、なかなかこのような状態になることはないと思いますが、
焼き鳥を浸けたたれを加熱せずに置いておくと、肉汁などから菌が入り込み繁殖する可能性がありますので、
焼き鳥をたれに直接浸けた場合は、必ずたれを加熱しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
長期保存が可能なのでいろんなアレンジをしてもいいですし、
焼き鳥が食べたくなったときに使っても良いでしょう。
ちょっと面倒ではありますが、焼き鳥をたれに直接浸けると、焼き鳥の旨み成分がたれに混ざります。
加熱してあら熱を取り冷蔵保存して、再び焼き鳥をたれに直接浸けて・・と繰り返し行なうとたれが次第に美味しくなるかと思います。
焼き鳥が好きなら是非チャレンジしてみてください。