黒豆は乾燥しているものが
多く出回っているので、年中ありますが
特にお正月に備えて年末に調理することが
多いですね。
こちらでは、乾燥黒豆の保存方法や
水に戻した黒豆、黒豆煮の保存方法を
紹介いたします。
乾燥黒豆の保存は?
乾燥黒豆は湿気を嫌います。
ですので、保存する場合はビニール袋よりも
通気性の良い紙袋などに入れて、
冷蔵庫で保存します。
または、タッパーに入れたり、
瓶詰にしても良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
乾燥黒豆の賞味期限は、半年程度。
ただし、カビたり虫に食われてなければ、
1年やそれ以上保存はできます。
ですが、1年ほど経った豆は豆の風味が
損なわれたり、煮るのに時間がかかったりするため、
できるだけ早く使用した方が良いでしょう。
水に戻した黒豆の保存は?
黒豆を煮るために水に戻したはいいが
多く戻しすぎたてしまったり、
すぐには煮ないということもあるかと思います。
水に戻した状態の黒豆は、1~2日程度ならタッパーや
ジップ付袋に入れて冷蔵保存で良いですが、
長期保存するのであれば、冷凍保存が良いでしょう。
いずれの保存方法もしっかりと水気を切って
フリーザーバッグやジップ付袋に入れて、
しっかりと空気を抜いて冷蔵庫や冷凍庫で保存します。
戻し汁の方は、2~3日程度なら冷蔵庫で保存が可能ですが、
長期にわたって保存したいのであれば、冷凍保存してください。
たくさん戻しすぎた黒豆の場合は、
そのまま冷凍保存するのではなく、
一度柔らかくなるまで煮てから
フリーザーバッグに入れて冷凍保存した方が
後々使い勝手が良いです。
この場合は使用するときに味付けを行います。
保存期間(賞味期限)の目安は?
水に戻した黒豆の冷凍保存期間は、1か月程度
黒豆煮の常温保存は?
煮た黒豆は、タッパーに入れた状態で
直射日光の当たらない冷暗所(室温10℃以下)で
保存します。
※冬以外は常温保存しないでください。
おせち料理の場合なら重箱に入れた状態でも
かまいません。
ですが、お勧めとしては、
冷蔵庫での保存が良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
上記の条件を満たし、砂糖の加減が
少なくなければ1週間程度
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黒豆煮の冷蔵保存は?
常温保存と同じように、
重箱に入れた状態か、タッパーに入れた
状態で、冷蔵庫で保存します。
できれば、空気に極力触れない方が良いので
タッパーに移して保存した方が長持ちします。
タッパーで保存する場合は、煮汁ごと保存してください。
黒豆だけを保存するとしわがよります。
保存期間(賞味期限)の目安は?
黒豆煮の冷蔵保存期間は、1週間程度
甘く煮た場合は2週間程度もちます。
※冬以外の季節は、1週間以内に食べてしまいましょう。
保存期間が長くなると冷蔵庫で保存していても
少しずつ菌が繁殖していきます。
そこで、一度火を通すことにより殺菌すると
賞味期限がリセットされます。
ですので、冷蔵庫で保存しているだけの
ものと比べて、保存期間が長くなります。
ですが、繰り返し行うと、どんどん汁気が
なくなってしまいますし、
汁がない場合は、豆が固くなっていってしまいますので、
ほどほどに行いましょう。
冬の場合は、1~2週間程度に1度火を通すと良いでしょう。[/illust_bubble]
黒豆煮の冷凍保存は?
黒豆煮を小分けにして
フリーザーバッグに入れて、
しっかりと空気を抜いて冷凍保存します。
煮汁は、捨てるともったいないので、
小分けの際にラップでも小さいタッパーでも
黒豆と一緒に入れて冷凍しましょう。
ただし、黒豆は冷凍すると
風味や味が落ちますので、
長期に保存する場合でない限り
冷蔵保存で時々火を通す方法が
良いかと思います。
解凍方法は?
解凍は自然解凍です。
できれば食べる前日に冷蔵庫に
移して解凍しましょう。
忙しい場合は、電子レンジで加熱して
解凍を行なっても構いません。
保存期間(賞味期限)の目安は?
黒豆煮の冷凍保存期間は、1か月程度
味などの劣化を気にしないのであれば、
数か月保存可能です。
腐るとどうなる?どうなったら食べない方がいいの?
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- カビが生えている
- 虫に食われている
- 糸を引いている
- 異臭がする
- 酸っぱい味がする
- 変な味がする
[/check_list]
このような状態になっていたら、食べない方が良いでしょう。
なお、乾燥した黒豆にカビが生えた場合、
洗ったら食べれそうな気もしますが、
カビが見えるということは、たいてい仲間で根を伸ばしていますので、
食べないようにしましょう。
まとめ
乾燥黒豆は半年~1年程度は保存できますが、
湿気を嫌うため、梅雨時期までには使用した方が
良いでしょう。
水に戻した黒豆は冷凍しない限り日持ちは
しないので、できるだけ早く調理した方が
良いでしょう。
黒豆の煮豆は、しょうゆや砂糖で煮てありますので、
比較的日持ちする料理ですが、
菌の繁殖は進行しますので、
時折火を通して殺菌してください。
そうすることで保存期間が延びます。