豆ご飯は足がはやいと言いますが、作った場合保存はどのようにすれば良いのでしょうか。
こちらでは豆ご飯の保存方法と賞味期限について紹介致します。
常温保存は?
常温で保存するのはあまり得策ではありません。
が、お弁当に入れたりすることもあるかと思います。
お弁当に入れた場合、季節にもよりますが、出来るだけ涼しい場所に置いておいてください。
また、夏場などは保冷剤をお弁当箱の上に置いたりして対策するとよいでしょう。
その他、タッパーに入れたり容器に入れたりする場合は、あら熱が取れたらラップをして少しの間置いておくという方法もあります。
ただし、夏場はクーラーの効いた涼しい部屋で保存。
冬場は暖房のついていない寒い部屋で保存してください。
とはいえ、常温で置いておくのはやはり避けたいところです。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間は夏場の涼しい部屋の場合、5時間程度。
春秋の常温保存は6~12時間程度。(温度が高くないことが前提)
冬場の寒い部屋での保存は1日程度はもつでしょう。
炊飯器での保温は?
炊飯器の保温機能の温度は機種によっても違いはありますが、
およそ60~70℃程度です。
この温度なら菌は繁殖しませんので、しばらくの間は保存が可能です。
ですが、あまり長くなると水分が蒸発して豆ご飯が黄ばんだり硬くなったり、
においが出てくることがありますので、長期保存には向いていません。
なお、保温機能をOFFにすると、菌が繁殖しやすい温度帯を通過することになりますので、
夏場の場合ですと腐りやすいです。
また、蒸れた上記で炊飯器のフタに水滴がたまり、それがご飯に落ちるとやはり菌の繁殖のもとになってしまいます。
電源を切った状態での保存はしないようにしてください。
保存期間(賞味期限)の目安は?
賞味期限の目安は3時間~6時間程度。(炊飯器での保存は5時間以上しない方が良いでしょう)
機種によっては3時間あたりから味が落ちる傾向にある物。
6時間の保存も可能な機種もあったりとばらつきがありますが、
5時間以内に食べるか別の保存をした方が良いでしょう。
冷蔵保存は?
冷蔵庫で保存する場合、タッパーや器に入れてふたやラップをしてあら熱が取れたら冷蔵保存します。
ふたやラップをしないで保存するとご飯が乾燥してしまいます。
しかし冷蔵保存は、あまりおすすめではありません。
ご飯が劣化(食感が悪くなる)しやすい温度は0~3℃と言われており、
冷蔵庫はこの温度に近いです。
ですので、1日保存して置いただけでも炊きあがりの時と比べて食感が変わってしまいます。
我が家では気にせず冷蔵庫で保存していますが。。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間の目安は2日程度。
それ以上保存すると腐る可能性があります。
冷凍保存は?
冷凍保存の場合、ラップに1食分ずつ平らにご飯をつぶさないようにして小分けに包み、あら熱が取れたら
フリーザーバッグに出来るだけ重ならないように入れてしっかりと空気を抜いて保存します。
できれば、金属トレーなどに置いて冷凍すると急速冷凍になり劣化を防ぐことが出来ます。
解凍は?
解凍は電子レンジで温めると良いでしょう。
温めているときに稀にラップが熱でやぶけることがあるので、
心配なようでしたらラップのままお皿にのせて温めると良いかと思います。
もっと良い方法としては、ラップから出して容器に移してから温めると
ふっくらとした仕上がりになります。
注意点としては、1食分ずつ温めること。
いっぺんに温めてしまうとムラができてしまい、冷たいところが残ってしまうことがあります。
また、解凍機能を使ったり自然解凍をしてしまうとご飯がべちゃべちゃになりますので、
必ず加熱をしてください。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間の目安は2週間~1ヶ月程度。
それ以上保存すると冷凍焼けなどにより美味しくなくなる可能性があります。
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腐るとどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
- 糸を引いている
- 妙にネバネバしている
- カビが生えている
- 異臭がする
- 酸っぱい臭いがする
- 酸っぱい味がする
このような状態になっている場合は、食べない方が良いでしょう。
また、炊飯器の保温機能により長時間保存しているとご飯がカピカピになってしまうので、
炊飯器の保温機能による保存は数時間程度にとどめましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
常温保存はできるだけ控えて、翌日食べる場合でも冷蔵保存ではなく
できれば冷凍保存した方が豆ご飯の劣化を防ぐことが出来ます。