モナ王は1996年に登場したモナカアイスですが、
賞味期限はあるのでしょうか?また、どれくらいの期間保存できるのでしょうか?
こちらではモナ王の賞味期限について紹介致します。
モナ王の賞味期限は?
モナ王には賞味期限がありません。
それは農林水産省によると
アイスクリーム類は、食品衛生法の規定に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する 省令」(以下「乳等省令」という。)や景品表示法の規定に基づく「アイスクリーム類及 び氷菓の表示に関する公正競争規約」により、期限表示の省略が以下の理由で認められています。
*アイスクリーム類は通常-18℃以下(倉庫では-20℃以下)で保存されるため、保存中の 変化は極めてわずかであり、人の健康を損なうような危害の発生は考えにくい。
*原料の品質基準が乳等省令で厳しく規定されているため、安全で、長期間、品質が劣化 しにくい。
引用:農林水産省
となっているため、賞味期限が省略されています。
どれくらい期間保存できるの?
-18℃以下が保たれているのであれば、
基本的には何年でも保存することが可能です。
冷凍庫の中では菌は繁殖しないため腐ることもありません。
また品質が劣化しにくいと科学的にも証明されていますので、
品質が劣化することもほぼありません。
仮に冷凍庫が壊れないのであれば、
10年でも保存することは可能でしょう。
味についても購入した時のような味わいが楽しめるかと思います。
開封後はどうなるの?
開封後は空気に触れますので、保存は出来ても
モナ王の特性上、モナカの部分の食感が落ちる可能性があります。
どうしても1つ食べきれない場合は、
食べさしでも構いませんので、しっかりとラップに包んで冷凍庫で保存するようにしてください。
または、フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて封をして保存することも可能です。
ただし、一度開けたもので食べさしとなるとしばらくの間常温で置いておくことになりますので、
アイスの表面が溶けて、冷凍庫で再び凍りますので、品質は少し劣化することをご了承ください。
溶けたモナ王は再冷凍できるの?
溶けたモナ王を再冷凍しても元の状態には戻りません。
モナカはふやけて冷凍されるためモナカ自体が硬くなりますし、
アイスも氷の塊のようになるため、硬くて食べれないと思います。
モナ王が溶けて常温に戻りその状態で長時間放置していると
菌が繁殖する可能性があり、菌が繁殖すると食中毒の原因になりますので、
そのような状態のものは食べないようにしてください。
溶けて間もない状態のものでしたら食べることはできるでしょうが、
再冷凍しても氷の塊のような状態になりますので、
アイスクリームとして食べることは出来ません。
サイダーに氷の代わりに入れて食べるということは可能かも知れませんが、
モナカの部分がどうなるかはわかりません。
長期間保存することのデメリットは?
-18℃以下が保たれているのであれば、
庫内が多少かさばる程度でデメリットはありません。
ただし、冷凍庫を頻繁に開閉したり開けっ放しの時間があった場合は、
庫内の温度が上昇してアイスの表面が溶ける可能性があります。
そうなるとモナカはふやけますし、アイスの表面も再冷凍するような状態になり
氷の結晶が大きくなり食感が変わる可能性があります。
そのような品質の劣化をきにしなければ、いつまででも保存することはできますが、
品質の劣化が気になる場合は、購入後なるべく早めに食べることをおすすめします。
まとめ
モナ王には賞味期限がありません。
それは-18℃以下が保たれていれば、品質が劣化しにくいことから
農林水産省より賞味期限を省略しても良いとなっているからです。
基本的には何年でも保存することは可能ですが、
庫内の温度が上昇するような使い方をしている場合は、
購入後なるべく早めに食べるようにしましょう。