ぶどうは、早めに食べる場合は、常温保存し
保存する場合は、冷蔵保存か冷凍保存が良いでしょう。
保存方法は、マスカット、デラウエア、巨峰、ベリーAなど
基本的にどの品種でも変わりありませんので、
試していきましょう。
ぶどうの常温保存は?
ぶどうは、直売所などでは常温で販売されていますので、
常温保存は可能ですが、あまり日持ちしません。
また、温度が高いほど傷みやすいです。
保存方法は新聞紙やポリ袋などで包み、
直射日光は避け、冷暗所で保存するようにしましょう。
なお、デラウエアは特にそうなのですが、
新聞紙で包む際は、新聞紙を事前に
クシャクシャとしておかないと、紙の硬さに
負けてしまい、ぽろぽろと取れやすくなります。
保存期間(賞味期限)の目安は?
常温保存の賞味期限は、2~3日程度
葡萄の冷蔵保存は?
葡萄の冷蔵保存方法は、房をつけた状態と
房から外した状態があります。
房をつけたままの場合は、
1房ずつ新聞紙やポリ袋、ラップなどで包んで、
冷蔵庫の野菜室で保存します。
房から外す場合は、
1粒ずつ房から外すとき、2~3mm程度枝を
残してキッチンばさみなどで切って取り外します。
こうすることで、ぶどうに穴が開かず果汁が漏れないため、
傷みを抑えることができます。
取り外したぶどうは、タッパーやジップ付袋に入れて
野菜室で保存します。
食べる際は、食べる20~30分前に冷蔵庫から出して
常温においてから食べると良いでしょう。
冷えた状態でもおいしいのですが、
ある程度常温に戻したほうが、甘みがわかりやすくなります。
食べる直前に洗うようにしましょう。
ぶどうの皮には、ブルームといって
白い粉のようなものが付いています。
これは、ぶどう自身が分泌している成分で
鮮度を保つ役割を果たしますので、
洗ったり擦ったりして取らないように
保存してください。[/illust_bubble]
保存期間(賞味期限)の目安は?
[check_list image=”check1-b”]
- 房付きの場合の賞味期限は、3~5日程度
- 房から外した場合の賞味期限は、1週間程度
[/check_list]
ぶどうの冷凍保存は?
冷凍保存は、房から枝を2~3mm残して
切ってはずし、流水で洗いキッチンペーパーなどで
水分をとってから
タッパーやフリーザーバッグに入れて、
できるだけ重ならないように入れて、冷凍保存します。
解凍は、全解凍でもいいですし、
半解凍してシャーベットとして食べても美味しいです。
冷凍庫からだして、軽く水でぬらすことにより、
皮をツルンと剥くことができます。
保存期間(賞味期限)の目安は?
冷凍保存の賞味期限は、2~3週間
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腐るとどうなる?どうなったら食べない方がいいの?
[check_list image=”check1-r”]
- 異臭がする
- カビが生えている
- 変な酸味(普通ではない)がある
- 変な汁が出てきている
- ぶよぶよ(ぐにゃぐにゃ)になっている
[/check_list]
このような場合は、食べない方が良いでしょう。
ぶどうは古くなってくると、軸の部分が緑から
茶色に変色していきますので、
そうなったら早めに食べるようにしましょう。
ぶどうの皮を剥いて冷蔵庫などで保存すると、
酸化してしまい、色が紫色などに変色してしまうことが
あります。こうなると美味しくなくなりますので、
できれば皮付きのまま保存した方が良いでしょう。
新鮮なぶどうの選び方は?
[check_list image=”check1-o”]
- 白い粉が吹いているものを選ぶ
- 軸が褐色していなく、太いものを選ぶ
- 粒がそろっていてハリがあり、
割れたりつぶれたりしていないものを選ぶ - 皮が黒や赤の品種のものは、濃い色のものを選ぶ
皮が黄緑系のものは、やや黄色いものを選ぶ - 軸を持ち上げてポロポロと実が落ちないもの
[/check_list]
まとめ
[check_list image=”check1-g”]
- ぶどうを早く食べる場合は、常温保存が良い
- 保存する場合は、冷蔵保存が良い
- 長期保存する場合は、冷凍保存する
- 房から取り外して保存する場合は、枝を2~3mm残して
はさみで切って取り外す - 冷蔵保存した場合、食べる際は20~30分前に冷蔵庫から
出しておいて食べたほうが、甘みが感じられる - ぶどうを冷蔵保存するときは、洗わず保存し食べる直前に洗う
- 冷凍すると皮がツルンと剥けやすくなる
[/check_list]
ぶどうは、水分が多く皮も薄いため
傷みやすい果物です。また、房をつけたままですと
房に水分が奪われて、しわしわにもなりやすいです。
ですので、できるだけ早く食べることをお勧めしますが、
保存期間を長くする場合は、
房から取り外して保存するようにしましょう。