端午の節句などで食べる機会があるちまきですが、
たくさんもらったり、買ってきたり、作ったりした場合に
保存が必要になってくるかと思います。
では、どのように保存すれば良いのでしょうか?
こちらではちまきの保存方法と賞味期限について紹介致します。
常温保存は?
ちまきは砂糖が結構入っていますし、笹の葉に抗菌作用がありますので、腐りにくく
季節にもよりますが、常温でも1~2日程度は日持ちします。
ただし、夏場などの暑い時期の場合は常温保存せずに
冷蔵庫などで保存した方が良いでしょう。
冷蔵保存は?
ちまきをそのまま冷蔵庫で保存すると乾燥によって
かちかちになってしまいます。
ですので、ラップなどに包んで保存した方がいいでしょう。
ラップに包む際は、笹の葉を剥がしてからラップに包み、
できればタッパーやジップ付袋など密閉できるものに入れて保存すると良いでしょう。
食べる際は、電子レンジでお好みの温かさになるまで加熱するとよいでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間は5日程度。
それ以上保存すると、たとえ冷蔵庫の中とはいえ
菌は繁殖しますので、腐る可能性があります。
冷凍保存は?
ちまきは冷凍保存することも出来ます。
保存する場合は、笹の葉を剥がしてからラップに包んで、
フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて保存します。
解凍は?
解凍する際は、電子レンジで加熱すると良いでしょう。
もしくは、少々面倒ではありますが、
茹でることでカチカチになったちまきを柔らかく戻すことができます。
また、蒸し器で蒸すという方法もあります。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間はおよそ1ヶ月程度。
それ以上保存することも可能なのですが、
冷凍焼けなどによって冷凍庫のにおいが移ったり
風味が劣化する可能性があるため、
こちらでは1ヶ月としておきます。
腐ったらどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
- 糸を引いている
- カビが生えている
- 素材のネバネバではなく明らかにネバネバしている
- すっぱい味がする
- すっぱいにおいがする
- 変な味がする
- 変なにおいがする
このような状態になっている場合は、食べない方が良いでしょう。
長期間常温保存していた場合や長期間冷蔵庫で保存していた場合は、
注意が必要です。
なお、冷凍庫内では菌は繁殖しませんので腐ることはありません。
見た目やにおい、味を確認して大丈夫なようなら
中心部が75℃以上で1分以上加熱してから食べるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちまきは砂糖が入っているのと笹の葉の抗菌作用によって
保存食として重宝されています。
常温での保存でも構いませんが、暑い時期などは
冷蔵庫で保存するようにして、
長期保存する際は冷凍庫で保存すると良いでしょう。