板チョコアイスは森永から1995年より発売されているヒット商品ですが、
賞味期限はあるのでしょうか?どれくらいの期間保存できるのでしょうか?
こちらでは板チョコアイスの賞味期限について紹介致します。
板チョコアイスの賞味期限は?
板チョコアイス!
ホワイトチョコver.はもう販売されてないのかな?
好きだったのに。・*・:≡( ε:) pic.twitter.com/Q6R8DMj5yF— えみ (@bumplovemi) January 27, 2024
板チョコアイスには賞味期限が設定されていません。
というのもアイスクリームは農林水産省によると
-18℃以下で保存すると品質が劣化しにくいため、賞味期限を省略できるのです。
アイスクリーム類は、食品衛生法の規定に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する 省令」(以下「乳等省令」という。)や景品表示法の規定に基づく「アイスクリーム類及 び氷菓の表示に関する公正競争規約」により、期限表示の省略が以下の理由で認められています。
*アイスクリーム類は通常-18℃以下(倉庫では-20℃以下)で保存されるため、保存中の 変化は極めてわずかであり、人の健康を損なうような危害の発生は考えにくい。
*原料の品質基準が乳等省令で厳しく規定されているため、安全で、長期間、品質が劣化 しにくい。
引用:農林水産省
品質が劣化しにくいのは科学的にも証明されており、
さらにマイナスの環境下では菌は繁殖できないため
腐ることもありません。
どれくらいの期間保存できるの?
冷凍庫の温度が-18℃以下を保ち続けているのであれば、
基本的に何年でも保存することが可能で、
美味しく食べることができます。
冷蔵庫が壊れなかったとした場合、
仮に10年保存しても理論的には美味しく食べることができます。
開封した板チョコアイスの場合は?
開封すると空気に触れてしまいますので、
そのまま冷凍してしまうと、冷凍庫のにおいがアイスについてしまい
品質が劣化してしまいます。
もし食べきれなかった場合は、食べかけでも良いので
しっかりとラップに包むか、フリーザーバッグに入れて
しっかりと空気を抜いてから封をして保存するようにすると
品質の劣化を大幅に防ぐことができます。
ただし、1週間以内には食べきった方が品質の観点からは無難でしょう。
品質を気にしないのであれば、
マイナスの環境下では菌は繁殖できないため、
例え食べさしであっても、冷凍しておけば食べることができます。
溶けた板チョコアイスを再冷凍することはできるの?
溶けた板チョコアイスを再冷凍してももとの状態には戻りません。
食べると氷をたべているような食感になるでしょう。
板チョコアイスを常温で長い間放置していると
溶けて間もない頃であれば、冷凍しても構いませんが、
溶けて時間がかなり経過している場合、
菌が繁殖している恐れがあります。
菌が繁殖すると菌は毒素を出します。
毒素は加熱しても壊れませんので、口にすると食中毒の原因になりますので、
溶けてから時間が経っているものは口にしないでください。
長期間保存することのデメリットはあるの?
-18℃以下が保たれているのであれば、
多少冷凍庫内がかさばる程度で、他にデメリットはありませんが、
冷凍庫を頻繁に開閉したり開けっ放しにすると
庫内の温度は上昇しますので、
板チョコアイスの表面が溶ける可能性があります。
溶けて再び凍ることで氷の結晶が大きくなり
通常の食感は味わえなくなります。
さらに、そのような状態を繰り返すと霜がつく原因にもなり、
品質は劣化してしまいます。
ですので、冷凍庫の使い方によってはアイスには賞味期限がないとはいえ、
購入後早めに食べることをおすすめします。
まとめ
板チョコアイスには賞味期限がありません。
-18℃以下で保存されていると品質が劣化しにくいことから
賞味期限を省略することができるからです。
ですので、この状態で保存しているのであれば、
何ヶ月、何年経っても美味しく食べることができます。
ただし、頻繁に冷凍庫を開けたり、開けっ放しにしていると
庫内の温度が上昇して一部溶けてしまい再び凍りますので、
品質が劣化してしまいます。
ですので、このような使い方をされている場合は、
購入してからなるべく早めに食べるようにしましょう。