なますの保存方法と賞味期限は？

なますが余ってしまった場合や作り置きしたい場合に、
保存が必要になってくるかと思います。
その場合どのように保存すれば良いのでしょうか？
こちらでは、なますの保存方法と賞味期限について紹介致します。

酢の物とはいえ、常温保存はしない方が良いでしょう。
ただし、おせちに入っているなますは、なますだけを冷蔵庫に
入れる訳にもいかないため、その場合は、
暖房の効いていない室温が低い部屋で保存するようにしましょう。
室温が5度以下の場合は、何日かは日持ちします。

季節関係なしになますを保存する場合は、
冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。

ただし、お弁当に入れる場合もあるかと思います。
その場合、アルミ製の使い捨ての入れ物に入れると
酢の酸が反応して微量ですが、アルミが溶け出てしまうため、
アルミ製の物は使用しないでください。

お弁当を保管する場所は、直射日光の当たらない
できるだけ涼しい場所で保管し、
夏場などの暑い時期は、保冷剤などでお弁当箱を冷やすようにしましょう。

保存時間を書くと、
夏場の暑い時期は6時間程度。
冬場の寒い時期は12～24時間程度。（ただし室温が低い場合はそれ以上日持ちします）
それ以外の季節は、6～12時間程度。

ただし、なますに出汁を入れていたり、お住まいの地域、室温、季節などによって変化しますので、
上記の時間はあくまでも参考程度にとどめてください。

冷蔵保存する場合は、タッパーなどのプラスチックの容器に入れると、
容器に酢のにおいが移ることがありますので、
気になる場合は、プラスチック製の容器には入れずに、
陶器製の容器などに入れて、上からラップをして保存するようにしましょう。

また、量が多い場合は、ジップ付袋に入れてしっかりと空気を抜いて保存すると良いでしょう。

保存期間の目安は1週間程度。
出汁などが入っている場合は、3日程度。

それ以上保存すると、野菜から出た水分により薄くなってしまいますし、
冷蔵庫の中とはいえ、菌は繁殖しますので、
腐る可能性もあります。

冷凍保存する場合は、フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて
保存すると良いでしょう。

小分けに保存したい場合は、1食分ずつラップに包んで、
フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて保存すると良いでしょう。
フリーザーバッグに日付を記入しておくと、いつ作った物なのかわかるので、便利です。

解凍は、食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍すると良いでしょう。
急いでいる場合は、常温で自然解凍しても構いません。

小分けにしている場合で、お弁当に入れる場合は、
解凍せずにそのままお弁当箱に入れることができます。
凍ったまま入れるため、保冷剤の役割になりますし、
食べる頃には溶けているので、そのまま食べることができます。

保存期間は1ヶ月程度。
それ以上保存すると冷凍焼けなどによって
風味が劣化してしまう可能性がありますので、注意が必要です。

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このような状態になっている場合は、食べない方が良いでしょう。
長時間常温で置いておいた場合や、
長期間冷蔵庫で保存していた場合は、見た目、におい、味をしっかりと
確認してから、食べるようにしてください。
少しでも違和感がある場合は食べない方が良いでしょう。

いかがでしたでしょうか？
なますは冷蔵保存だけでなく、冷凍保存も出来ますので、
作り置きに最適です。
正月だけでなく、いろんな季節の食事の一品としても
最適ですし、お弁当にも入れることが出来ますので、
なますは重宝します。