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肉じゃがの保存は4日目でも食べられる?どうなの?

執筆者:食品衛生責任者 牟田 元気(むた もとき)

肉じゃがは作り置きすることが多々ある料理ですが、
冷蔵庫で4日目の肉じゃがは食べることが出来るのでしょうか?
こちらでは4日目の肉じゃがについて紹介致します。

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肉じゃがの保存は4日目でも食べられる?

これはどれだけ常温に置いておいたか、冷蔵庫の開閉は頻繁に行なっていないか
季節などによって変わってきますが、あら熱が取れた段階でしっかりとラップをする、
タッパに入れるなどして空気に触れない状態にして冷蔵庫で保存した場合でも
3日以内には食べたいところです。

4日目でもあら熱が取れて空気に触れない状態にしてすぐに冷蔵庫で保存したら
味や見た目に変化がない限りおそらく大丈夫かとは思いますが、食べるとしても自己判断で食べてください。
なお、食べる場合は中心部が75℃以上で1分以上加熱してください。

こちらのサイトでは3日以内が妥当と判断します。

冷蔵庫でも入れる場所によって保存期間が変わる

冷蔵庫の種類にもよるかと思いますが、
冷蔵庫にチルド室が付いている場合、チルド室の温度はおよそ0℃なので、
冷蔵庫に中心あたりで保存するより温度が低いため保存期間が延びます。

チルド室で保存した場合4~5日程度は問題なく食べることが出来るでしょう。

こんな方はいないかと思いますが、一応記載しておくと
ドアポケットで保存するとそれほど日持ちしません。
冷蔵庫の温度が2~5℃なのに対してドアポケットの温度は6~9℃ほどあります。

菌は温度が低ければ低いほど繁殖しにくく温度が高ければ高いほど繁殖するため、
ドアポケットで肉じゃがなど料理を保存するのは適切ではありません。

傷んだ肉じゃがは加熱しても食べないで

冷蔵庫の中でも菌は少しずつ繁殖します。
繁殖が進むと菌は毒素を出します。

この毒素が食中毒の原因となるのですが、
加熱しても菌は死滅しますが毒素は壊れないため、
毒素が出ている肉じゃがは加熱しても食べないようにしてください。

毒素が出ているかどうかはわかりませんので、
味に変化が出ている場合は加熱しても食べないようにしてください。

食べられる食べられないの目安が3日以内というわけです。

毎日加熱すれば保存期間が延びる

肉じゃがを毎日中心部が75℃以上で1分以上加熱した場合、
菌は死滅して保存期間がリセットされます。

ですので、中心部が75℃以上で1分以上加熱した場合、
保存0日目になるため、保存期間を延ばすことができます。

この場合だと、作ってから4日目だったとしても
菌は毎日殺菌されますので、安全に食べることができます。

ただし、あまり加熱しすぎると食感が変化したり、
汁がなくなったりしますので、ずっと同じ状態で保存が出来るというわけではありません。

長期間保存したいなら冷凍して!

冷蔵庫での保存は基本的に3日以内ですが、
それ以上保存したいなら冷凍庫での保存をおすすめします。

冷凍庫で保存する場合、1食ずつラップに包んでから
フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いてから封をして
保存します。

あるいはタッパーに入れて保存しても構いません。

空気に触れない状態で保存することでにおい移りや乾燥を防ぐことができます。

この場合、1ヶ月程度は保存することが可能です。

まとめ

肉じゃがの冷蔵庫保存は基本的に3日以内が良いですが、
4日目になった場合、加熱してから少しだけ味見をして
酸っぱくなければ、あるいはカビが生えていなければ、ネバネバしていなければ
おそらく食べることができます。

ただし、4日目となるとチルド室にでも保存していない限り
ギリギリ食べられるかどうかのラインなので、(もちろん5日保存して食べて問題がなかったという方もおられますが)
見た目や味の変化を見逃さないようにしましょう。

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食べれるかどうかの最終判断は自己責任でお願い致します。