チャプチェは韓国春雨を使用し甘辛く炒めた韓国料理ですが、
常温では？冷蔵では？冷凍はできるのか？と様々な保存方法と
賞味期限について紹介致します。
常温保存は？
チャプチェを常温で置いておく場合、空気に触れないように
ラップをかけておいておくようにしましょう。
保存期間は季節や室温によって変化しますが、
なつの暑い時期ですと4～6時間程度。
冬の寒い時期で室温が10℃以下の場合は1日程度。
それ以外の季節（大体20℃前後）では6～12時間ほどは日持ちするでしょう。
お弁当に入れる場合はあら熱が取れてから蓋をして
夏場など暑い時期であればお弁当箱を保冷剤などで冷やすようにしてください。
基本的に常温で置いておくと菌が繁殖し腐りやすいため、
常温で保存することは考えないでください。
冷蔵保存は？
チャプチェに使う春雨は冷蔵庫に入れるとでん粉が劣化してしまい固まってしまったり食感が変化する可能性があります。
ですので、チャプチェは冷蔵庫で保存することはおすすめしません。
どうしても冷蔵庫で保存しなければならない場合は、
ラップをして空気が入らないようにする、タッパーに入れて空気が入らないようにして保存するようにしてください。
賞味期限は？
賞味期限（保存期間）は2～3日程度。
それ以上保存すると冷蔵庫の中とはいえ菌は繁殖しますので、
腐る可能性があります。
冷凍保存は？
チャプチェを保存する場合は冷凍保存が適しています。
冷凍方法としては、でん粉が劣化する温度である2～4℃を早く通り抜けたいため、
あら熱が取れたらラップに1食分ずつ包んで、さらにフリーザーバッグに入れて
できるだけ平らに並べてから空気をしっかりと抜いてチャックをして
金属トレーの上に乗せて保存します。
瞬間冷凍機能が付いている冷凍庫であれば、金属トレーはいりません。
解凍は？
解凍はせずに食べる分だけを電子レンジで加熱してください。
解凍をしてしまうと、でん粉が劣化する温度である2～4℃をゆっくりと通り抜けていきますので、
春雨が劣化してしまいます。
賞味期限は？
賞味期限（保存期間）は2週間から1ヶ月程度。
1ヶ月も保存すると春雨がパサパサになる可能性があるため、
出来れば2週間程度で食べるようにした方が良いでしょう。
春雨が固まったら？
韓国春雨を戻しすぎた場合や冷蔵庫で保存して
チャプチェが固まったら、電子レンジで温め直しするだけで作りたてのような状態に戻るようです。
電子レンジで加熱しても良いですし、下記の動画では解凍モードを使用して温め直しを行なっています。
他に、フライパンで炒め直すという方法もあります。
腐るとどうなるの？どうなったら食べない方が良いの？
どうなったら食べない方が良いかというと、
- ネバネバしている
- 糸を引いている
- 妙に酸っぱいにおいや味がする
- カビが生えている
- 長時間常温で放置していた
このような状態になっていたら食べない方が良いです。
また、菌が繁殖して菌が毒素を出すと加熱しても菌は死滅するものの
毒素は壊れませんので、食中毒の原因となりますので、加熱しても食べないでください。
まとめ
チャプチェに使われている韓国春雨はでん粉で出来ていますので、
冷蔵庫で保存するとちょうどでん粉が劣化する温度ですので、
固まったり、食感が変わる恐れがあります。
ですので、保存するのであれば冷凍保存の方が適しています。
冷蔵保存でも問題ないという方は冷蔵保存をして、
温め直しは電子レンジで2分ほど加熱すると良いでしょう。
もしくはフライパンで炒め直すのも良いです。
