ホワイトソースを事前に作り置きしておきたい。
あるいは、作りすぎちゃったってことがあるかと思います。
そんなとき、どのようにして保存すると良いのでしょうか?
こちらではホワイトソースの保存方法と賞味期限を紹介いたします。
冷蔵保存の場合は?
数日間保存したいという場合は、冷蔵保存が良いでしょう。
その場合、粗熱が取れたらタッパーやジップ付き袋など密閉できる容器に
入れて保存すると良いのですが、器に入れて上からラップをかぶせる
という方法でも構いません。
ラップをかぶせる場合は、できるだけ空気に触れさせない方が良いので、
ホワイトソースに密着させるような形で、包んでください。
におい移りが気になる場合は、密閉できるものに入れた方が好ましいです。
保存期間(賞味期限)の目安は?
目安としては3~4日程度。
ただし、牛乳など材料が古い場合はこの限りではありません。
冷凍保存の場合は?
長期保存されたい場合は、冷凍保存が向いています。
保存方法としては、粗熱が取れたらフリーザーバッグに入れて
しっかりと空気を抜いてできるだけ平ら(板状)になるようにして保存します。
なお、平らにならした後、箸などで1回分ごとに型を入れておくと
パキパキと割れやすくなり、使用するときに便利です。
タッパーに入れる場合は、小さめのタッパーに小分けにすると使いやすいかと思います。
ふたつきの製氷皿をソース保存用として使うと、
ブロックとしてホワイトソースを使用することが可能になります。
凍ったら、フリーザーバッグに移してできるだけ空気を抜いて保存すると良いでしょう。
弁当や付け合わせなどちょっとしたときに便利です。
解凍は?
解凍は、使用する前日に冷蔵庫に移して自然解凍か
フリーザーバッグごと湯煎する、あるいは常温で自然解凍、
電子レンジで解凍後、鍋に移して加熱します。
必要に応じて水や牛乳を足して、のばしてください。
解凍すると、水分が分離しますが、鍋で加熱しながら
かき混ぜると元に戻りますので、気にしないでください。
冷凍したホワイトソースを割って解凍せずに直接鍋に入れて
加熱することも可能です。
保存期間(賞味期限)の目安は?
目安としては、1~2か月程度。
ですが、半年など長期保存も可能です。
ただし、保存期間が長くなればなるほど、冷凍焼けを起こす可能性が
増えたり、風味が劣化しますので、なるべく早めに使用するようにしましょう。
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作り置きする場合のポイントは?
作り置きする場合は、ホワイトソースはさらさらよりも
どろどろとする濃いものを作ってください。
そうすることによって、グラタンなどの料理に使用することができますし、
のばせば様々な料理に使用することができるといったバリエーションを
持たせることができます。
また、中に具材は入れないようにした方が良いでしょう。
特にジャガイモなどは冷凍してしまうと解凍したときに
スカスカになってしまいます。
腐るとどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
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- カビが生えている
- 変なにおいがしている
- 酸っぱい味やにおいがする
[/check_list]
このような場合は食べない方が良いでしょう。
冷凍すると、ホワイトソースが稀に黄色くなることがあります。
これは、バターの成分が上に浮き出て凍ったものと思われます。
その場合、解凍して加熱しかき混ぜると元に戻るかと思います。
ただし、加熱後も黄色いままだとか、味がかなり落ちているような場合は、
あきらめた方が良いかもしれません。
まとめ
ホワイトソースは、冷蔵保存だと数日間。
冷凍保存の場合は、かなり長く保存できますし、
保存形態によっては、ちょっとした時にも使えるので、
作り置きしておくと、いつでも使用することができます。
あまりにも保存が長くなると風味の劣化につながりますので、
半年や1年などの保存はできるなら避けてくださいね。