炊き込みご飯が余ってしまった場合は、作り置きしたい場合、
保存が必要になってきます。
しかし、炊き込みご飯はどのようにして保存すれば良いのでしょうか。
こちらでは炊き込みご飯の保存方法と賞味期限について紹介致します。
常温保存は?
常温での保存は基本的にはしないでください。
しかし、常温で置いておかなければならない、あるいは放置してしまった。などが考えられますので、
常温での保存方法を紹介します。
常温で保存する場合、保存容器(タッパーなど)に入れるか、器にラップをかけて保存します。
ただし、夏場など暑い時期は具材がダメになる可能性があるので基本的には冷蔵庫での保存が望ましいです。
また、お弁当に入れる場合、お弁当の上に保冷剤をのせるなどしてできるだけ温度が上がらないように工夫しましょう。
※魚介類が入っている炊き込みご飯は傷みやすいのでお弁当に入れない方が無難です。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間は夏場の場合、4時間程度。
春秋の場合、6~12時間程度。
冬場の場合、寒い部屋で1日程度。
ただし、魚介類が入っている炊き込みご飯の場合は、魚介類が傷みやすいので
具材によって保存できる時間は変化します。
炊飯器での保温は?
炊飯器の保温を利用して保存する場合、そのまま入れておくだけでOKです。
ただし、あまり長く保存してしまうと、ご飯が乾燥していき劣化していきます。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間は炊飯器の機種によっても異なりますが、
おおまかに5時間程度を目安に食べるか容器に移して冷蔵庫で保存する方が望ましいでしょう。
冷蔵保存は?
冷蔵庫で保存する場合、器にラップをして保存するか、保存容器(タッパーなど)に移して保存します。
冷蔵庫に入れる際は、あら熱が取れてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
ただし、ご飯が劣化しやすい温度は0~3℃。
それに近い冷蔵庫に入れると、翌日にはご飯の弾力が失われるなど劣化してしまいます。
劣化するといっても食感が変わるだけで食べれます。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間の目安は入っている具材によって異なりますが、
おおまかに2日程度。
それ以上保存できる具材もありますが、長くても3日以内には食べた方が良いでしょう。
また、牡蠣やサンマなど魚介類が入っていた場合、1日程度で食べた方が良いでしょう。
冷凍保存は?
冷凍保存する場合は、ラップに平らになるようにやさしく炊き込みご飯を1食分ずつ包み、
フリーザーバッグに重ならないように入れてしっかりと空気を抜いて保存します。
保存の際、金属トレーにのせて保存すると急速冷凍になり炊き込みご飯の劣化が防げます。
冷凍保存の注意点
具材にこんにゃくが入っていた場合、こんにゃくを冷凍させると食感がゴムのようになってしまいます。
気にならない方はいいのですが、気になる場合は、冷凍前にこんにゃくを取り除くことをおすすめします。
また、冷凍することが決まっているのであれば、
食感が気にならなくなる程度まであらかじめこんにゃくを刻んでおくか、
下味を付けたこんにゃくを後からご飯に入れるなど工夫が必要でしょう。
解凍は?
解凍は自然解凍はしないでください。
自然解凍をすると炊き込みご飯がぱさついたり、傷む原因になります。
電子レンジに1食分ずつ入れて加熱してください。
加熱後、器に移してほぐしたら、さらに加熱を少々加えて軽くかき混ぜると美味しくいただけます。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間の目安は2週間~1ヶ月程度。
具材に魚介類が入っている場合は、傷みやすいので早めに食べた方が良いでしょう。
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腐ったらどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
- 異臭がする
- カビが生えている
- 酸っぱい臭いがする
- 酸っぱい味がする
- ねばねばしている
- 糸を引いている
- 味が変わっている
このような状態の場合は食べない方が良いでしょう。
また、炊飯器の保温を長時間行なうとご飯がカピカピになったり、色が変色したりして
劣化してしまいますので、長時間保温は避けてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
保存方法としては、冷凍保存が望ましいでしょう。
ただし、こんにゃくだけは食感が変わってしまうため、うまく工夫してください。
普通の白ご飯と比べて炊き込みご飯は傷みやすいため、
常温での保存は控えて冷蔵庫に入れるか冷凍庫に入れて保存するようにしましょう。