魚の煮付けが余った場合や作り置きしたい場合に、
保存が必要になってきます。
では、魚の煮付けはどのように保存すれば良いのでしょうか?
こちらでは、魚の煮付けの保存方法と賞味期限について紹介致します。
常温保存は?
煮魚の種類、だしの濃さ、生姜を入れたか、
お住まいの地域や季節、室温などによっても変わってきますが、
基本的には常温での保存や放置はしないようにしましょう。
晩に作って、翌日の朝まで忘れていた場合、
夏場の暑い時期以外は、こってりとした煮付けであれば、
おそらく問題はないかと思いますが、
白身魚などでだしが薄いものは少々心配かと思います。
味付けの濃さなど上記の問題もありますが、
どれくらいもつのか書いてみると、
夏場でしたら、4~6時間程度。(薄味のもの)
冬場でしたら、12~24時間程度(寒い部屋で)
それ以外の季節でしたら、6~12時間程度といったところでしょうか。
ただし、これらはあくまでも参考値なので、
においや味を確かめて大丈夫かどうか確認した上で、
火を通して食べるようにしましょう。
冷蔵保存は?
冷蔵庫で保存する場合、お皿に盛った物ならあら熱が取れたら上からラップをして
冷蔵庫で保存すると良いでしょう。
あるいは、タッパーに入れて保存しても良いですし、
におい移りが気になるようでしたら、ジップ付袋にだしごと入れて
しっかりと空気を抜いて保存すると良いでしょう。
冷蔵庫で保存すると、だしがゼリー状に固まることがありますが、
これは、煮こごりといって魚のゼラチン質が煮汁に溶け出て固まった物ですので、
そのままでも食べれますし、加熱すれば普通の煮汁に戻ります。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間は、薄味のものなら2~3日程度。
味付けが濃いもの(しっかりとした味、いわしの梅煮など)なら4~5日程度は日持ちするかと思います。
食べる際は、電子レンジで加熱するか、
鍋に入れて火を通すかして食べると良いでしょう。
冷凍保存は?
冷凍保存する場合は、あら熱が取れたらだしごとフリーザーバッグに
できるだけ平らになるように入れてしっかりと空気を抜いて保存します。
カレイの煮付けであってもタイの煮付けであっても同様です。
できれば、金属トレーの上において冷凍するか
急速冷凍機能が付いている場合は、その機能を使用して冷凍することにより
劣化が多少抑えられます。
解凍は?
解凍する場合は、食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍するか、
電子レンジで加熱しても良いでしょう。
ただし、電子レンジでは解凍ムラが出る可能性があるため、
注意してください。
解凍後、電子レンジで温めて食べると良いでしょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
保存期間は1ヶ月程度。
それ以上保存すると冷凍焼けなどによって風味が失われる可能性があります。
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腐ったらどうなるの?どうなったら食べない方がいいの?
- 糸を引いている
- ネバネバしている
- 酸っぱいにおいがする
- 酸っぱい味がする
- 変なにおいがする
- 変な味がする
このような状態になっている場合は、食べない方がいいでしょう。
なお、常温で長い時間置いておいた物はにおいや味に変化がないか確認して
変化がなければ、必ず火を通すようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
魚の煮付けは、魚の種類や味付けの濃さなどによって保存期間が変化します。
いずれにしても常温で放置することはせずに、
冷蔵庫か冷凍庫で保存するようにしましょう。
冷蔵庫でも長期間保存すると菌が繁殖して腐ることがありますので、
あまり長い期間保存することは避けてください。