ケチャップの賞味期限は未開封の状態でメーカーによって違いはありますが、
1年から1年半程度設けられています。
これを過ぎると賞味期限切れになるのですが、そこからいつまで使用することができるのでしょうか?
開封後の賞味期限についても紹介致します。
ケチャップの賞味期限切れはいつまで使用できるの?
賞味期限は消費期限と異なり、美味しく食べられる期間を指しています。
これを過ぎたからと言ってすぐに食べられなくなるわけではありません。
賞味期限は余裕を持って設定されていますので、
ケチャップの場合、賞味期限が切れてから2~4ヶ月程度は
品質の劣化などなく食べられます。
これが1年や2年過ぎてしまうと品質の劣化だけでなく
カビが生えたりと腐敗する可能性が出てきます。
賞味期限が大幅に過ぎた場合
見た目やにおい、味に異常がないか確認の上
使用するかどうか判断してください。
開封後はどうなるの?
開封すると記載されている賞味期限は無効になってしまいます。
ですので、記載されている日にちよりも持たないと思ってください。
開封後はしっかりと栓をして冷蔵庫にて保存します。
この状態で一般的には1ヶ月程度日持ちします。
ここから体験談となるのですが、
我が家では1ヶ月なんかで到底使い切ることは出来ないため、
何ヶ月も冷蔵庫で保存しており、都度使用しています。
少なくとも3ヶ月以上は使っています。
開封後は菌が繁殖しやすいので、
見た目やにおい、味に異常がないか確かめた上で
使用するか判断してください。
ここで商品安全検査センターが面白い実験を行なっていますので、
紹介致します。
開封後5ヶ月経ったケチャップの微生物検査です。
結論を言うと、5ヶ月経っても菌の繁殖は見られなかったとのことです。
一番雑菌が付きやすい口の部分にもです。
ですので、市販のケチャップは腐敗しにくいことがわかります。
ただし、空気に触れますので、酸化や乾燥、変色などで味や色、香りなどは変質、劣化が
進むのでできるだけ早く使用した方が良いとのこと。
参照:生活協同組合コープぎふ
このことから風味などを気にしなければ、
開封後半年経過しても使用することはできそうです。
ケチャップは逆さまにして保存しないこと
ケチャップは立てて保存する方もいると思いますが、
口の部分を下にして保存すると、
成分が分離して口の部分に黄色がかった透明の液体が溜まります。
食べれないことはないのですが、分離しますので
味などが変化してしまいます。
ですので、保存する際は容器の底の部分が下になるように保存してください。
腐るとどうなるの?どうなったら食べない方が良いの?
- カビが生えている
- 妙に酸っぱいにおいや味がする
- 変色している
- 変な味やにおいがする
このような状態になっている場合は使用しないようにしましょう。
酸化して美味しくないか腐敗が進行しています。
まとめ
ケチャップは未開封の状態で約1年から1年半程度の賞味期限が設けられており、
賞味期限切れ後2~4ヶ月程度は品質の劣化などなく使用出来るかと思います。
ただし、直射日光の当たる場所や高温多湿の場所で保管しないでください。
冷暗所で保管するようにしてください。
開封後は、蓋をして冷蔵庫にて保存した状態で
1ヶ月程度を目安に使うようにしましょう。
とはいえ、1ヶ月で使い切るのは難しいかと思います。
微生物の検査では開封後5ヶ月経ったケチャップからは
菌の繁殖が見られなかったという結果が出ていますので、
風味は劣化するかもしれませんが、使用することはできます。
少なくとも数ヶ月は日持ちしますので、
そこまで急いで使い切る必要はないかと思います。